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1987年度新人選手選択会議 (日本プロ野球)

プロ野球ドラフト会議 > 1987年度新人選手選択会議 (日本プロ野球)
 NPB 1987年度新人選手選択会議
ドラフト概要
開催日 1987年11月18日
開催地 東京都千代田区
会場 ホテルグランドパレス
司会 伊東一雄
制度 全巡目初回:重複くじ引き
くじ外れ:変則ウェーバー
指名数 70名
複数球団指名
3球団
川島堅(投手・東亜学園高広島交渉権獲得
2球団
立浪和義(内野手・PL学園高中日交渉権獲得
伊藤敦規(投手・熊谷組阪急交渉権獲得
長嶋一茂(内野手・立教大学ヤクルト交渉権獲得
2巡目3球団
岡本透(投手・川崎製鉄神戸大洋交渉権獲得
2巡目2球団
小川浩一(内野手・日本鋼管福山日本ハム交渉権獲得
3巡目3球団
鈴木平(投手・東海大学第一高ヤクルト交渉権獲得
4巡目2球団
清水義之(内野手・スリーボンド大洋交渉権獲得
小美濃武芳(投手・東洋大学中日交渉権獲得
水沢英樹(投手・秋田経済法科大学附属高広島交渉権獲得
5巡目2球団
吉永幸一郎(捕手・東海大学工業高南海交渉権獲得
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1987年度新人選手選択会議(1987ねんどしんじんせんしゅせんたくかいぎ)は1987年11月18日ホテルグランドパレスで行われた[1]第23回のプロ野球ドラフト会議である。

概要

  • 70選手の交渉権が確定した。
  • 長嶋茂雄の長男・長嶋一茂に注目が集まり、ヤクルトと大洋とのくじ引きの結果、ヤクルトが交渉権を獲得した。
  • 南海ホークス、阪急ブレーブスとして最後のドラフト会議となった。
  • この年春夏甲子園で連覇を飾ったPL学園からは立浪と橋本が1位指名、野村が3位指名された。
  • 抽選に外れた球団は奇数指名順位はウエーバー方式、偶数指名順位は折り返しウエーバー方式で希望選手を指名。
  • ウエーバー順位は阪神 - 近鉄 - 大洋 - ロッテ - ヤクルト - 南海 - 広島 - 日本ハム - 中日 - 阪急 - 巨人 - 西武
  • 日本プロ野球史上で初めて入団拒否選手が一人もいなかった年である(ただし、田辺学は翌年秋入団の為、指名選手全員が拒否せず、次年度に支配下登録された初の事例は1992年度新人選手選択会議になる)。

選択希望選手一覧

チーム 阪神 近鉄 大洋 ロッテ ヤクルト 南海 広島 日本ハム 中日 阪急 巨人 西武
1巡目 川島堅 川島堅 長嶋一茂 伊良部秀輝 長嶋一茂 立浪和義 川島堅 伊藤敦規 立浪和義 伊藤敦規 橋本清 鈴木健
外1巡目→ 野田浩司 高柳出己 盛田幸妃 --- --- 吉田豊彦 --- 武田一浩 --- --- --- ---
2巡目 高井一 岡本透 岡本透 里見祐輔 岡本透 小川浩一 石貫宏臣 小川浩一 鎌仲政昭 山内嘉弘 後藤孝次 上田浩明
外2巡目← --- 野林大樹 --- --- 忰田幸也 若井基安 --- --- --- --- --- ---
3巡目 山田勝彦 藤原清景 野村弘 堀幸一 鈴木平 柳田聖人 鈴木平 藤島誠剛 上原晃 鈴木平 磯貝公伸 城土大二郎
外3巡目→ --- --- --- --- --- --- 北原喜久男 --- --- 八木政義 --- ---
4巡目 宮脇則昭 松久保新吾 清水義之 小美濃武芳 清水義之 大道典良 水沢英樹 五十嵐明 小美濃武芳 伊藤隆偉 水沢英樹 加世田美智久
外4巡目← --- --- --- 小林茂生 池末和隆 --- --- --- --- --- 小沢浩一 ---
5巡目 武内淳二 長岡学 吉永幸一郎 山下徳人 中西親志 吉永幸一郎 塚本善之 平良吉照 音重鎮 --- 益田明典 前田俊郎
外5巡目→ --- --- 横谷彰将 --- --- --- --- --- --- --- --- ---
6巡目 牛山晃一 木下文信 田辺学 大村巌 城友博 村田勝喜 芦沢公一 芝草宇宙 高橋幸二 --- 杉山直樹 上中吉成
外6巡目← --- --- --- --- --- --- --- --- --- --- --- ---
  • 太字は、交渉権確定。色付きは指名重複。
  • 背景色が暗い選手は入団拒否。
  • 矢印の向きはウェーバー・逆ウェーバー制の指名順。

選択選手一覧

西武ライオンズ

順位 選手名 守備 所属 結果
1位 鈴木健 内野手 浦和学院高 入団
2位 上田浩明 内野手 北陽高 入団
3位 城土大二郎 内野手 九州産交 入団
4位 加世田美智久 投手 都城高 入団
5位 前田俊郎 内野手 新日本製鐵君津 入団
6位 上中吉成 外野手 泉州高 入団

阪急ブレーブス

順位 選手名 守備 所属 結果
1位 伊藤敦規 投手 熊谷組 入団
2位 山内嘉弘 投手 近畿大学 入団
3位 八木政義 投手 銚子商業高 入団
4位 伊藤隆偉 投手 東海理化 入団

日本ハムファイターズ

順位 選手名 守備 所属 結果
1位 武田一浩 投手 明治大学 入団
2位 小川浩一 内野手 日本鋼管福山 入団
3位 藤島誠剛 内野手 岩陽高 入団
4位 五十嵐明 投手 平工業高 入団
5位 平良吉照 捕手 八重山高 入団
6位 芝草宇宙 投手 帝京高 入団

南海ホークス

順位 選手名 守備 所属 結果
1位 吉田豊彦 投手 本田技研熊本 入団
2位 若井基安 内野手 日本石油 入団
3位 柳田聖人 内野手 延岡工業高 入団
4位 大道典良 外野手 明野高 入団
5位 吉永幸一郎 捕手 東海大学工業高 入団
6位 村田勝喜 投手 星稜高 入団

ロッテオリオンズ

順位 選手名 守備 所属 結果
1位 伊良部秀輝 投手 尽誠学園高 入団
2位 里見祐輔 投手 静岡市立高 入団
3位 堀幸一 内野手 長崎・海星高 入団
4位 小林茂生 投手 横芝敬愛高 入団
5位 山下徳人 内野手 東洋大学 入団
6位 大村巌 投手 東海大学付属第四高 入団

近鉄バファローズ

順位 選手名 守備 所属 結果
1位 高柳出己 投手 日本通運 入団
2位 野林大樹 内野手 日本大学第三高 入団
3位 藤原清景 捕手 大谷高 入団
4位 松久保新吾 外野手 愛知工業大学名電高 入団
5位 長岡学 外野手 市立川口高 入団
6位 木下文信 投手 大阪ガス 入団

読売ジャイアンツ

順位 選手名 守備 所属 結果
1位 橋本清 投手 PL学園高 入団
2位 後藤孝次 内野手 中京高 入団
3位 磯貝公伸 投手 宮崎南高 入団
4位 小沢浩一 内野手 三菱自動車水島 入団
5位 益田明典 投手 愛知学院大学 入団
6位 杉山直樹 捕手 沼津学園高 入団

中日ドラゴンズ

順位 選手名 守備 所属 結果
1位 立浪和義 内野手 PL学園高 入団
2位 鎌仲政昭 投手 神戸高 入団
3位 上原晃 投手 沖縄水産高 入団
4位 小美濃武芳 投手 東洋大学 入団
5位 音重鎮 外野手 新日本製鐵名古屋 入団
6位 高橋幸二 投手 盛岡工業高 入団

広島東洋カープ

順位 選手名 守備 所属 結果
1位 川島堅 投手 東亜学園高 入団
2位 石貫宏臣 投手 西日本短期大学附属高 入団
3位 北原喜久男 投手 碧南工業高 入団
4位 水沢英樹 投手 秋田経済法科大学附属高 入団
5位 塚本善之 投手 西城陽高 入団
6位 芦沢公一 投手 韮崎工業高 入団

ヤクルトスワローズ

順位 選手名 守備 所属 結果
1位 長嶋一茂 内野手 立教大学 入団
2位 忰田幸也 投手 東京農業大学第二高 入団
3位 鈴木平 投手 東海大学第一高 入団
4位 池末和隆 投手 杵島商業高 入団
5位 中西親志 捕手 NTT東海 入団
6位 城友博 外野手 習志野高 入団

横浜大洋ホエールズ

順位 選手名 守備 所属 結果
1位 盛田幸妃 投手 函館有斗高 入団
2位 岡本透 投手 川崎製鉄神戸 入団
3位 野村弘 投手 PL学園高 入団
4位 清水義之 内野手 スリーボンド 入団
5位 横谷彰将 外野手 熊谷組 入団
6位 田辺学 投手 東京ガス 翌年シーズン後に入団

阪神タイガース

順位 選手名 守備 所属 結果
1位 野田浩司 投手 九州産交 入団
2位 高井一 外野手 横浜高 入団
3位 山田勝彦 捕手 東邦高 入団
4位 宮脇則昭 投手 大牟田高 入団
5位 武内淳二 投手 鳴門商業高 入団
6位 牛山晃一 投手 市立川口高 入団

脚注

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