Negicco 2011〜2017 -BEST- 2
『Negicco 2011〜2017 -BEST- 2』(ネギッコ 2011 2017 ベスト 2)は、2017年7月20日にT-Palette Recordsから発売されたNegicco通算2作目のベスト・アルバム。 構成T-Palette Records参加以降リリースされたシングル曲を中心に構成された、結成15年目記念ベスト・アルバム。シングル曲に加え、作詞・作曲を堀込高樹、編曲をKIRINJIが担当した書き下ろし楽曲「愛は光」がアルバム冒頭に収録されているほか、Homecomingsのギタリスト・福富優樹作詞の「ともだちがいない!」、春のツアー「SPRING 2017 TOUR〜ライブハウスのネギ〜」で披露された新曲「くちびるにメロディ」や初音源化となるライブのオープニング・ナンバー「Make Up Prelude」を収録。さらに、2017年5月14日(日)17:00〜5月16日(火)17:00までTwitterを使用して、T-Palette Recordsからリリースされたシングル盤のSIDE Bに収録されている楽曲から収録曲を決定する投票企画『「Negicco 2011〜2017 -BEST- 2」推し曲企画〜SIDE Bから1曲〜』により収録が決定したシングルカップリング曲「さよならMusic」を含む17曲を収録[3][4]。また初回限定盤にはライブツアー『SPRING 2017 TOUR〜ライブハウスのネギ〜』の中から、千秋楽となった4月28日の東京・Zepp DiverCity TOKYO公演の模様を収めたライブBlu-rayが付属している[5]。 リリース、プロモーションリリース本作収録曲「愛は光」はミュージック・ビデオが制作され、メンバーの地元・新潟の景色の中で撮影され、飾り気のないシンプルな映像が楽曲とマッチした作品に仕上がっている[6]。なお「愛は光」は7月14日0:00にiTunes Store、Apple Musicにて先行配信がスタートした[7]。また、CD発売と同日、通常音源に加えハイレゾ音源もOTOTOYから配信が開始された[3]。さらに、8月15日には完全生産限定で2枚組アナログ盤もリリースされた[8]。 プロモーション7月20日より結成15年目を迎えるのにあわせ、前日7月19日から新潟と東京の複数会場でアニバーサリーイベント「Thank You! 15年目!」が実施された。また秋にはNegiccoが企画するライブイベント「NEGiFES 2017」が新潟・北方文化博物館で開催された[5]。
アートワーク、パッケージ初回盤は紙ジャケット仕様、通常盤はプラケース仕様で、それぞれリリースされたほか、2枚組アナログ盤も8月15日に完全限定生産にてリリースされた[6]。いずれも、ジャケットには壮大なネギ畑で撮影された写真が使われている[11]。 批評RHYMESTER宇多丸は、雑誌『BUBKA』での連載「マブ論」で本作について「最初のベスト『Negicco 2003〜2012 -BEST-』の時点でさえ、地方発アイドルグループの先駆けとして、“よくぞここまでやって来れたものだ”という感慨を抱くほかない、驚くべきキャリアを歩んできていたNegiccoですが、その後、アイドルポップ史上に残る名盤を次々リリースしてゆくこととなった“その先”にある今回が、ベスト盤としてさらに桁違いの充実度を誇っているというのは、今さら確認の必要もない当たり前の事実でしょうが」[12]と踏まえ、さらに新録曲のうち「愛は光」について、「ステージに立つ彼女たちとそれを応援するファンを“光を照らし合う”関係としてこの上なく優しく美しく描き出す、言わばアイドルというジャンルのブライト・サイドに焦点を当てた一曲にもなっていて、それがまた深く重い感動を呼び起こす。特に『ティー・フォー・スリー』期以降、ミディアム〜バラードを完全に自家薬籠中のものとした彼女たちの、堂々たる“アダルト・オリエンテッド・アイドル”っぷりがあってこそ成立する曲調であるのは言うまでもなく」[12]と評している。 収録曲初回生産限定盤 / 通常盤
初回生産限定盤アナログ盤(完全生産限定盤)リリース日一覧
脚注出典
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