Taka (タカ、1988年 〈昭和 63年〉4月17日 - )は、日本 のシンガーソングライター 、ミュージシャン 。
ロック バンド ・ONE OK ROCK のボーカル 。本名および旧名義は森内貴寛(もりうち たかひろ)。東京都 渋谷区 出身。血液型 はA型。身長168cm[ 1] 。株式会社10969所属。
歌手の森進一 と森昌子 との間の長男。弟が2人おり、下の弟はロックバンド・MY FIRST STORY の森内寛樹 (Hiro)。元ジャニーズ事務所 ・アミューズ 所属。男性アイドルグループ ・NEWS の元メンバー。
略歴
1995年
2001年
2003年
9月15日、NEWS 結成時のメンバー9人のうちの一人に選抜される。
11月7日、『バレーボールワールドカップ2003』のイメージソングを含むシングル『NEWSニッポン 』(セブンイレブン限定発売のインディーズ版)でCDデビュー。
12月 、学業に専念するとの理由でNEWSの活動を休止[ 2] 。のちに事務所を自主退所するとともに同グループを脱退。
2004年
2005年
3月、慶應義塾湘南藤沢高等部一年終了時、音楽の道に進むため自主退学。
4月、両親(森進一、森昌子)が離婚。
5月、ONE OK ROCK加入。
2006年
芸能事務所アミューズ と契約。
7月26日、インディーズから再CDデビュー。
2021年
4月1日、所属していたアミューズから独立し、チーフマネージャーが代表を務める、株式会社10969に所属となった。アミューズでマネジメントを担当していた社員が新会社に移っている。ファンクラブ業務、海外ツアーアレンジ、グッズ販売などのソリューション面ではアミューズが今後もサポートを続ける[ 3] [ 4] 。
来歴・人物
2015年10月22日
幼少期
家の中に常に父親の楽曲が流れている環境で育った[ 5] 。
小学校6年間と中学1年の1学期まで地元のサッカーチームに入っていた。中学でもサッカー部に在籍したが、レベルが激変し付いて行けなくなり退部[ 6] 。また父親から「喉に悪い」との助言を受け、それを理由に辞めたとの発言もある[ 7] 。
アイドル時代
レッスンは週1回土曜日のみ参加、授業に差し障りがあったら辞めさせるという父親からの条件付き[ 8] 。
NEWS 結成メンバーに選抜されるが、3ヶ月後、「学業に専念する」との理由で活動を休止、まもなく自主退所する。
またこの時期、共通の友人と共にRIZE の金子ノブアキ と食事をする機会があり、ライブに誘われる。後日、ライブハウスで初めてRIZEのライブを見て感動、ロックに目覚め、バンドをやりたいという思いが生まれる[ 9] 。
バンド時代
2005年 - 2010年
高校を1年で中退後、父親から勘当されて自活をはじめ、青山の飲食店で厨房周りのアルバイト をしながら、大阪に定期的に通って音楽学校でギターやパソコンを習う[ 10] 。
同時にSFC時代の友人二人とエレクトーン+クリアギター+ヴォーカルの3人編成のバンド「CoM (Chivalry of Music)」を組み、マルーン5 のカバーなど、R&Bやバラード曲中心のライブ活動を始める。
そのライブを、ONE OK ROCKを組んだばかりのToruが共通の友人を介して見に訪れ、Takaの声と歌唱力に衝撃を受け、その場でヴォーカルに勧誘。日に何度も届くメールの他、次のライブにもバイト先にも現れるToruの熱意に押し切られる形で承諾[ 11] 。
そして練習に参加、自分が本来求めていたバンド像(初めてライブハウスで見た時のRIZE)に近いものを感じ、スタジオに通うようになる。
やがて並行していたすべての音楽活動を終わらせ、ONE OK ROCKに賭ける決意を固める。
2007年4月のメジャーデビューからまる2年後の2009年4月、Alex (G.) が脱退[ 12] 。それに伴う活動休止を経て、残った4人で活動を再開[ 13] した翌年の2010年、結成5年目に、武道館 公演[ 14] を敢行。応援してくれていた母親はもちろん、衝突の多かった父親も招待し、両親への謝罪と感謝の気持ちをストレートに歌った『Nobody's Home』を演奏した。
2011年 - 2015年
2012年のアジア3都市[ 15] を皮切りに、2013年にはヨーロッパ・アジアツアー[ 16] 、2014年には北米のワールド・ツアー '14に参加、北米[ 注釈 1] から南米[ 注釈 2] 、ヨーロッパは前年の4カ国から10カ国へとロシアまで範囲を広げ[ 注釈 3] 、大型バスに寝泊まりし国から国へ移動して10日に9本ペースのライブをこなすツアーを敢行した[ 17] 。大型バスの内装を英語で紹介するという動画をYouTubeで公開したが、電子レンジや歯磨き粉の英単語が分からなかった。同動画内でおやつ棚にあったスルメを紹介する場面があったが、「smells like shit!(とても臭い!)」と酷評した。
また2013年から海外レコーディングの準備を始め、自ら何度も渡米して[ 注釈 4] 何人ものプロデューサーにコンタクトを取り話を聞いた[ 18] 。2014年はメンバー全員で渡米しレコーディングに3ヶ月を費やし、ワールド・ツアー、横浜スタジアム2デイズ公演を挟んで、さらに秋にまた渡米して数曲録った。
こうして結成10年目の2015年2月、全曲US録音の7thアルバム『35xxxv 』をリリース。オリコン週間チャートでCDとしては初の1位を[ 19] 、World Music Awardsで初登場4位を記録した。
2016年 -
2024年、パニック障害 であることを公表した[ 20] 。
政治的主張
東京都知事選挙 において若い有権者に投票を呼びかけ、各選挙ごとに自身の支持する候補を具体的に表明するなど自身の政治的な考えを表に出すことが多い[ 21] 。
2022年 7月に実施された第26回参議院議員通常選挙 においてはNHK党 から比例代表 として出馬していた東谷義和 を応援し[ 22] 、加えてごぼうの党 の支持を表明している[ 24] 。
2024年東京都知事選挙 においては元安芸高田市長 の石丸伸二 を支持していた[ 25] 。
2024年10月に実施された第50回衆議院議員総選挙 に自民党 の公認候補者として東京15区 から出馬していた大空幸星 の支持を表明している[ 26] 。
出演
ソロ参加の仕事・イベント
2012年
5月16日0 東北ライブハウス大作戦アコースティックツアー気仙沼[ 注釈 5]
2013年
2014年
4月14日0 「Ollie 05月号」誌上でSKRILLEX とTakaが対談。
7月2日0 MTV WORLD GROOVE 3&3(ゲストが気に入っているMVを紹介するコーナー)
7月25日・8月1日0 『FM802 25th ANNIVERSARY YOUR RADIO 802」』DJ
2015年
2016年
6月23日0 Adele 「Hello 」, 元One Direction のZayn 「Pillowtalk 」のカバーVideoをYouTubeに公開[ 31] 。
7月 イギリスの音楽雑誌Rock Sound(Summer 2016 Issue 216)で、” list of the most influential, inspirational, important people in today's scene - The Rock Sound 50.”(今日のロックシーンで、最も影響力があり、刺激的で、重要な人物50人)」の21位にTakaが選出された。
7月6日0 外部のアーティストに対し初の楽曲提供&プロデュースを手がけたAimer のシングル「insane dream 」が発売。
9月21日0 続いて発売されたアルバム「daydream 」ではさらに4曲が加わり、Takaが手がけた楽曲は計5曲となった[ 32] 。
2017年
2018年
5月12日 ロスのフリーイベントIdentity LA 2018 のマイク ・シノダ のステージにtakaがゲストで登場[ 35] 。Fort Minor "Where'd You Go" と Linkin Park "Waiting for the End" をマッシュアップしたパフォーマンスを披露した。
7月 イギリスの音楽雑誌 Rock Sound (August 2018 Issue 241)が、THE ROCK SOUND 50で、Rock Sound誌が選んだ「今日のロック界で創造性があり独創的で恐れを知らない挑戦的な50人」のランキングの2位にTakaが選出された[ 36] 。
8月30日発売の ROCKIN'ON JAPAN 10月号にて、10年間の活動休止を経て活動再開したELLEGARDEN の復活にTakaの並々ならぬ助力があったとしてELLEGARDEN 細美と ONE OK ROCK Taka の対談記事が掲載された[ 37] 。ELLEGARDENは、ONE OK ROCK結成のきっかけであるRIZEと並び、ONE OK ROCKおよびTakaに多大な影響を及ぼしたバンド[ 38] 。復活ライブのゲストアクトもONE OK ROCKが務めた[ 39] 。
HondaのTVCM『Go, Vantage Point.』シリーズでONE OK ROCKが楽曲を書き下ろし、Takaはナレーションも担当した。[2]
参加作品
楽曲以外の参加作品
関連人物
脚注
注釈
出典
参考文献
外部リンク
シングル
1960年代 1970年代 1980年代
酒場舟 - 涙きらり - 恋月夜 - 夢という名の女 - 東京みなと - 命あたえて - それは恋 - 哀愁航路 - 男の真情 - 冬のリヴィエラ - 紐育物語(ニューヨーク・ストーリー) - モロッコ - 冬桜 - 待たせたね - 人を恋うる唄 - 北の螢 - 昭和流れうた - 女もよう - サマータイム - わが故郷は心のふるさと/止まり木のブルース - ゆうすげの恋 - 十六夜舟(いざよいぶね) - 男ばなし - 悲しいけれど - 挽歌の街から - 京都去りがたし -冬の桑港(シスコ) - 指輪 - うさぎ - 夢をつづけて
1990年代
移り香 - 風のエレジー - 酒無情 - 泣かせ雨 - 愛しい人よ - 悲しい歌が流行ります - 劇場の前 - わるいひと - 夢をかざって - ふたり坂 - うそつき - 土俵の鬼 - 泣きむし東京 - ひとすじの白い道 - 女恋港 - 悲しみの器 - 薄雪草 - 夜の無言(しじま) - 北のふるさと - ライラ ライ - 女心 - 女の愛 - 昭和最後の秋のこと - 語りかけ - 裏切り
2000年以降
アルバム(一部) その他の楽曲 所属事務所・レコード会社 関連人物
カテゴリ
シングル
1970年代
せんせい - 同級生 - 中学三年生 - 夕顔の雨 - 白樺日記 - 記念樹 - 若草の季節 - 下町の青い空 - 今日も笑顔でこんにちわ - おかあさん - 北風の朝 - 春のめざめ - 面影の君 - あなたを待って三年三月 - あの人の船行っちゃった - おばさん - 夕笛の丘 - どんぐりッ子 - 少年時代 - 恋ひとつ雪景色 - 小雨の下宿屋 - 港のまつり - なみだの桟橋 - 春の岬 - 父娘草 - 津和野ひとり - 彼岸花 - 晴れたり降ったり曇ったり - 夕子の四季 - 翔んでけ青春 - 銀のライター - ためいき橋
1980年代
故郷ごころ - 信濃路梓川 - 波止場通りなみだ町 - 北寒港 - 哀しみ本線日本海 - 鷗唄 - 立待岬 - ふるさと日和 - 越冬つばめ - 寒椿 - 涙雪/ほお紅 - 恋は女の命の華よ - 愛傷歌 - 孤愁人 - いつまでも〜愛彩川〜 - ありがとう〜雛ものがたり〜 - そして、今…悲しみの終着駅… - 〜さようなら〜
2006年以降
バラ色の未来 - こころ雪 - 綺麗 - 子供たちの桜 - 洗濯日和 - 愛は流れる
その他の楽曲 出演テレビドラマ 主演映画 レギュラー番組 関連項目 関連人物