エイアンドエフ
株式会社エイアンドエフ (英: A&F Corporation) は、東京都新宿区新宿に所在する企業。アウトドア・スポーツ器具の輸入販売、出版を手がける[1]。 歴史1977年(昭和52年)4月30日設立[1]。社名は会社を興した赤津孝夫・藤田の2人の頭文字にちなむ。それ以前より「東京銃砲火薬店」 (TOKYO FIRE ARMS) としてアウトドア用品の輸入を始めていたが、誤解を防ぐため商号を新たにした。同社が最初に輸入した製品はナイフであった[3]。「ナイフは人類が手にした最初の道具であり、すべての道具の原点であり本質である」(引用)という赤津孝夫の意志は、会社を継いだ実子・大介に受け継がれている[4]。シンボルマークは同社がアウトドア生活の起点に位置づけるテントを図案化したもので、緑色に着色することで自然環境との調和を表現した[7]。 会社設立当初は卸売専門で、追って誌上通販や直営店舗を開始。アウトドアの大衆化が進み[3]、数々のブームが到来していく中にあっても、顧客からは流行に左右されない硬派な店であるとして支持されている[4]。 2014年(平成26年)、ラリー・D・オルセンの著書『アウトドア・サバイバル技法』を皮切りに出版事業を開始。洋書の輸入販売や商品カタログ制作の経験を活かし、アウトドア系の出版社に頼らず独力で販路を拓いていった。2019年には赤津孝夫と交流のあった佐伯啓思を迎え、文化思想雑誌『ひらく』を創刊し定期刊行を開始した[5]。 創業者・会長は赤津孝夫[3][4][5][6](あかつ たかお、1947年 - [8])。長野県塩尻市広丘吉田出身で、幼少より登山や渓流釣り、山菜採りなど大自然と親しむ。長野県松本工業高等学校電子工業科、日本大学芸術学部写真学科を卒業後、フリーランスのカメラマンを経てエイアンドエフを創業した。2020年(令和2年)12月25日、エイアンドエフは塩尻市と包括連携協定を締結。市内でのイベント開催や、塩尻市立図書館におけるアウトドア書籍の拡充、ふるさと納税返礼品の提供、観光地(高ボッチ高原)のロゴマーク制作などを行うとした[6]。 店舗公式ウェブサイトによる[9]。
事業所特記なき場合は公式ウェブサイトによる[1]。
関連項目脚注
外部リンク
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