仙台ベルフィーユ
仙台ベルフィーユ(せんだいベルフィーユ)は、かつて宮城県仙台市に拠点を置いていた女子バレーボールクラブチームである。 概要2011年(平成23年)6月に運営資金不足で活動を休止した四国Eighty 8 Queenが、香川県高松市から仙台市への本拠地移転およびチーム名を変更する形で、同年7月に仙台ベルフィーユとして活動を再開した。運営母体は非営利活動法人エイティーエイツバレーボールクラブ、運営会社は株式会社トゥエルヴ[1]。前身から引き継ぐ形で2011-12シーズンよりチャレンジリーグに参加する。 ベルフィーユ(Belle Fille)は英語のbell(鈴)とフランス語のbelle fille(美しい乙女)の造語で、トゥエルヴ社長、当チーム監督(当時)の米田一典がかつて指導していた日立ベルフィーユの名にあやかり[2]、強豪の復活と東日本大震災からの復興の願いをこめた名称である[3]。 四国Eighty 8 Queenと同様に地域密着を掲げ、複数のスポンサー企業から資金を募り、選手の雇用を確保してもらう運営形態である。専用体育館はもたず、富谷スポーツセンター(宮城県富谷市)を練習場としている。 2011年12月10日に2011-12シーズンのVチャレンジリーグ開幕戦(対PFUブルーキャッツ)が、宮城県の多賀城市総合体育館で行われた[4]。 2012年2月14日、運営協力および地域密着活動の推進を目的に、地元自治体や報道機関、関連団体などにより「仙台ベルフィーユ協議会」が設立された[5][6]。 2013年にゼビオアリーナ仙台で初めて試合を行った。 2017年5月24日、地元地方紙がベルフィーユの経営難について報道。それによれば「運営会社が年間1,000万の赤字を計上して経営が行き詰まった」としている[7]。翌月、Vリーグ機構から退社勧告を受けたが、チーム保有団体であるNPO法人仙台ベルフィーユは業務改善関係の資料を機構側に提出[8]、スポンサーを40社に増加、運営会社の負債もスポンサーが補うなど改善策を提出したが、Vリーグ機構が「不明瞭」と認めず6月23日、Vリーグ機構からの脱退が決定し[9]、チームは解散が決定した。 2017年7月31日、ヴィクトリーナ姫路へチーム譲渡がなされると報道され[10]、8月1日Vリーグ機構が正式発表した[11]。しかし8月10日にVリーグ機構は「チーム譲渡の要件を満たしていない」と声明を出し、チーム譲渡は幻に終わった[12]。 2018年には関係者らによりリガーレ仙台が設立された。 歴史→「四国Eighty 8 Queen」も参照
成績主な成績
年度別成績
選手・スタッフ選手
2017年6月の活動休止時のメンバーは下記の通り[17][18]
スタッフ2017年6月の活動休止時のメンバーは下記の通り[17][18]
在籍していた主な選手→「仙台ベルフィーユの歴代選手・スタッフ一覧」も参照
脚注
関連項目外部リンク
|