吉田 旺(よしだ おう、1941年2月6日 - )は、福岡県若松市(現北九州市若松区)出身の作詞家。旧名:吉田央。 なお、1960年から1968年にかけて、フジテレビのテレビドラマの専属演出家として活躍していた吉田央は同姓同名の別人。
略歴
多摩美術大学卒業後、広告代理店に2年間勤務。以降、フリーデザイナーと作詞の二足の草鞋を履く。そして、賞金の3万円とステレオの商品が欲しくて月刊「平凡」の募集歌に応募。ちあきなおみのデビューシングルである「雨に濡れた慕情」で吉田も作詞家としてデビューを果たす[1]。
第14回日本レコード大賞を受賞した「喝采」を始めとして、ちあきなおみの楽曲の中でも数多くの作詞を担当している。また、吉田はちあきが歌手活動を停止して久しい現在でも、ちあきと親交がある数少ない人物でもある。
内山田洋とクール・ファイブに提供した「東京砂漠」は、楽曲のヒットだけでなく、「東京砂漠」という単語自体が一般化し、他の作詞家やアーティストによって歌詞に取り入れられるような言葉となった。
2007年4月29日には紫綬褒章を受勲した。
受賞
作詞した主な楽曲
関連作品
脚注