若草 恵(わかくさ けい、1949年2月10日 - )は、日本の作曲家、編曲家。山形県出身。男性。本名:斉藤 徹(さいとう とおる)。
来歴
父親はミノルフォン専属の演歌作曲家だった。幼い頃から音楽を聴いて育つ。中学、高校とブラスバンド部に在籍。同時期にクラシックを林三重子に師事。高校卒業後、18歳で一家揃って東京に出てくる。理由は「東京に出て勉強したい」と言うと、一家で山形から東京に出ようということになった。ヤマハ音楽振興会の渡辺貞夫のクラスでジャズ理論を学ぶ傍ら、CM音楽等の作曲活動を始める。その後、師であり親とも慕う中山大三郎の元で、歌謡曲の編曲を始める[1]。研ナオコ「かもめはかもめ」などの編曲で注目され、演歌、ポップスとジャンルを問わず幅広く手がけている。前後して映画、TVドラマ、アニメなどの劇中音楽も手がけるようになり、こちらの分野でも幅広いジャンルに渡って活躍している。日本レコード大賞編曲賞3回、作曲賞1回。趣味はゴルフ、読書。好きな作家は北方謙三。『若草恵』(詩人若杉慧が由来)は師匠・中山大三郎が命名した[2]。
主な編曲作品
※歌謡歌手の持ち歌別表記.
あ行
か行
さ行
た行
な行
は行
ま行
や行以降
パチンコ
主な作曲作品
音楽を手がけたテレビ番組・映画・ゲーム作品など
テレビドラマでは八木康夫(TBS)プロデュース作品の劇伴を多く手掛けている。太字は八木康夫プロデュース作品。
関連書籍
脚注
注釈
- ^ 原曲はピエール・ポルト「Mille Vagues D'or(黄金色の嵐)」。番組オープニングタイトル用のインストゥルメンタルも編曲。
出典
外部リンク