停車場・施設・接続路線
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あいの風とやま鉄道線
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-1.0
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境川橋りょう 境川
資産境界
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0.0
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市振駅
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旧線 -1965
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若水T
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親不知T (2)4,536m[1]
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親不知T (1)
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風波T (1)
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風波T(2)454m[1]/大崩T
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5.9*
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風波信号場 1957-1966
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北陸自動車道(親不知IC)
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旧線 -1966
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並木T 59m
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第一外波T1,007m
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第二外波T569m
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親不知駅
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子不知T 1,513m
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※実際にはロックシェッドで一体化
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深谷T 472m
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新子不知T 3,708m[2]
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勝山T 1,010m
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12.6*
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黒岩信号場 1965-1966
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電気化学工業 専用線
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青海駅
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16.9*
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姫川信号場 1961-1968
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JR西:北陸新幹線
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姫川橋りょう 姫川
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明星セメント 専用線
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JR西:大糸線
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糸魚川駅
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22.1
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えちご押上ひすい海岸駅 2021/3-
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海川B 82m[3] 海川
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交直セクション
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梶屋敷駅
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早川B 281m[3] 早川
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浦本駅
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旧線 -1969
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浦本T 2,660m[3]
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木浦川[3]
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32.3*
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木浦信号場 1964-1969
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木浦T 1,570m[3]
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能生川B 111m[3] 能生川
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33.4
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能生駅 (2)
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33.8*
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能生駅 (1)
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白山T
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小泊T
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百川T
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38.1*
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百川信号場 1962-1969
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頸城T 11,353m
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40.2*
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筒石駅 (1)
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40.9
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筒石駅 (2)
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44.3*
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西名立信号場 1963-1969
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名立T (1)
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45.1
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名立駅(2)/名立川B 68m[3] 名立川
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46.8*
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名立駅 (1)
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乳ヶ岳T
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名立T (2)3,601m
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青木坂T
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有間川駅
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桑取川B 81m[3] 桑取川
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長浜T (2)1,150m 1968-
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長浜T (1)467m -1968
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谷浜駅
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湯殿T 3,095m[3]
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56.5*
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郷津駅 -1969
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郷津T 652m
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妙高はねうまライン
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直江津駅
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JR東:信越本線
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- T=トンネル
- B=橋梁
- キロ程の*印はルート変更による
改キロ以前のものを基とするもの
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日本海ひすいライン(にほんかいひすいライン)は、新潟県糸魚川市の市振駅から同県上越市の直江津駅までを結ぶえちごトキめき鉄道の鉄道路線である。
概要
元は西日本旅客鉄道(JR西日本)北陸本線の一部で、2015年(平成27年)3月14日の北陸新幹線長野駅 - 金沢駅間延伸開業の際に並行在来線として経営分離された区間のうち、えちごトキめき鉄道が継承した新潟県内の区間にあたる。なお、石川県内はIRいしかわ鉄道が、富山県内はあいの風とやま鉄道が継承した。
当線を含む3社の各路線は、北陸本線や信越本線・羽越本線・奥羽本線などとともに日本海縦貫線の一部を構成している。
路線名は移管前に公募の上、株主アンケートの結果を踏まえ、検討委員会から取締役会に提案されたもので[4]、地域の特産であるヒスイから、光り輝く日本海のイメージを表現したものである[5]。
日本貨物鉄道(JR貨物)も引き続き、全線にわたり第二種鉄道事業者となっている。
この区間は全区間が電化されているものの、輸送密度が移管前の2007年実績で全線で1,470人/日(通過する特急利用者含まず)[6]と経営分離区間の中でも特に輸送密度が低く[注 1]、加えてえちご押上ひすい海岸駅 - 梶屋敷駅間のデッドセクションを境に糸魚川方が交流電化 (20kV60Hz) 、梶屋敷方が直流電化 (1,500V) と電化方式が異なっていることを踏まえ、交直流電車の新造・購入費および維持費などのコストを考慮し[7][8]、線内の旅客列車は一部を除き気動車を使用している[注 2]。
なお、貨物列車は引き続き通過するため、電化設備は存置されている。
海岸沿いの断崖が続く親不知付近や、フォッサマグナ西縁部の地すべり多発地帯を通過する路線であるが、北陸本線時代の1965年から1969年にかけ段階的に行われた複線化・電化と同時に、防災対策の一環としてトンネル主体の新線へ切り替えが進んだことにより(詳細は「北陸本線#輸送改善」「頸城トンネル」を参照)、路線延長の55.8%がトンネルとなっている[9]。
このうち、頸城トンネル(11,353m)はJR以外の日本の鉄道ではハピラインふくい線の北陸トンネルに次ぐ長さのトンネルであり、途中に筒石駅を有する。このため、気動車での運転に当たって移管時に避難誘導設備の強化が行われている[10]。
路線データ
- 管轄・路線距離(営業キロ):
- えちごトキめき鉄道(第一種鉄道事業者):
- 市振駅 - 直江津駅間 59.3km
- 資産上の管理区間は富山県境 - 直江津駅間の60.3kmとなる。
- キロポストは、移管前の北陸本線時代の米原起点のものがそのまま使用され、線内の各踏切に記載されているキロ程表示も米原からの通算表示となっている。
- さらに、踏切番号標識も旧北陸本線時代のままとなっている。
- 日本貨物鉄道(第二種鉄道事業者):
- 軌間:1067mm(狭軌)
- 駅数:13駅(起終点駅含む)
- 複線区間:全線
- 電化区間:全線
- 市振駅 - えちご押上ひすい海岸駅間 交流20,000V・60Hz
- えちご押上ひすい海岸駅 - 直江津駅間 直流1500V
- 閉塞方式:複線自動閉塞式
- 保安装置:ATS-SW・Ps(直江津駅構内のみ)
- 最高速度:110km/h
- 運転指令所:(上越市内)[11]
- 開業から2017年4月6日までは金沢総合指令所(JR西日本)より実施(あいの風とやま鉄道が委託)
- IC乗車カード対応区間:なし
歴史
→えちごトキめき鉄道移管前(国鉄・JR時代)については「
北陸本線#歴史」を参照
国鉄・JR時代
えちごトキめき鉄道移管後
運行形態
本節では、一体的な運用が行われる泊駅 - 市振駅間のあいの風とやま鉄道線も含め記述する。なお、妙高はねうまラインと異なり、特別料金が必要な定期旅客列車の運転は行われていない[注 3]。
以下、特記のない限り、2019年(平成31年)3月16日ダイヤ改正時点での運行である[39]。また文中における「上り」「下り」は、市振駅方から直江津駅方に進む列車を「下り」、その逆を「上り」とする。
普通列車
2019年(平成31年)3月16日ダイヤ改正で、全ての定期旅客列車は乗り入れ列車も含め普通列車となった[39]。ダイヤは拠点駅の直江津駅、北陸新幹線と接続する糸魚川駅を中心とした編成となっている。
運行本数はおおむね1時間に1 - 2本の運行であり、各区間とも19往復/日が確保されている[48]。
自社車両使用列車
泊駅 - 糸魚川駅 - 直江津駅間の運行を基本(上り15本、下り14本)とし[注 4]、朝と夕方の通勤通学時間帯に糸魚川駅 - 直江津駅間(4往復)、早朝と夜間に泊駅 - 糸魚川駅間(2往復)、日中に泊駅から妙高はねうまライン新井駅へ直通する列車(下り1本)が設定されている[48]。気動車単行によるワンマン運転(車内精算方式[49][注 5])を基本に、朝夕は2両編成で運転する。
運行はあいの風とやま鉄道線区間を含め、えちごトキめき鉄道直江津運転センターの乗務員が担当する。
泊駅では、富山方面へ向かうあいの風とやま鉄道の普通列車もしくは、あいの風ライナーと同駅の2番線(中線)に縦列で停車し乗り換えの便を図っている[注 6]。接続時間は2分 - 40分程度を確保している[48][注 7]。
あいの風とやま鉄道車両使用列車
富山方面との直通列車に使用される。糸魚川駅以東の直江津方面には乗り入れない[50][51]。
金沢駅 - 糸魚川駅間に1往復[注 8]が設定され、朝に下り列車、夕夜間に上り列車が運転されている[48]。またワンマン運転は実施されない。この1往復のみ市振駅 - 糸魚川駅間も含めあいの風とやま鉄道運転管理センターの乗務員が運行を担当する。
2022年3月12日の改正で、富山駅 - 糸魚川駅間の直通を1往復に縮小(削減分は泊駅で乗り継ぎ)した。[52]
観光急行
2021年(令和3年)7月4日から、JR西日本から購入した413系・455系電車を使用した観光急行が土休日に運行されている(列車種別・列車名とも「急行」で、「急行1号」のように列車ごと号数が振られる)[47]。直江津駅 - 市振駅間、直江津駅 - 糸魚川駅間に各1往復の計2往復が設定されている。乗車には乗車券のほか急行券が必要で、大人500円・小児250円で発売される。
なお1号車(泊方先頭車)は指定席とされており、『JR時刻表』でも当該列車に一部指定席の印がつけられているが、運行開始時点では自由席扱いで、急行券のみで乗車できた。
その後、同年9月からは旅行商品専用として指定席扱いが開始されたが、空席の場合は引き続き一般客も急行券のみで利用可能となっている[53]。
えちごトキめきリゾート雪月花
2016年(平成28年)4月23日から自社の専用車両ET122形1000番台を用いたリゾート列車「えちごトキめきリゾート雪月花」が運行されている。
ただし団体専用であり、一般旅客は利用できない。
貨物列車
移管前からJR貨物による貨物列車が引き続き運行されている。ただし線内には経営分離前の2008年(平成20年)3月15日に青海駅を発着する車扱列車が廃止されて以降[54]、定期貨物列車が発着する駅はなく、青海オフレールステーション(青海駅構内)でトラック便の取扱があるのみである[55]。
過去に運転されていた列車
快速
えちごトキめき鉄道開業当初、糸魚川地区における特急「北越」の代替として、泊駅 - 直江津駅間に1往復、糸魚川駅 - 新潟駅間(直江津駅から信越本線直通)1往復が設定され、朝に下り列車、夕夜間帯に上り列車が運転された。線内運転列車はET122形気動車、新潟発着列車は東日本旅客鉄道(JR東日本)新潟車両センター所属の485系電車を使用した[56][57]。
しかし、2017年(平成29年)3月4日のダイヤ改正で信越本線直通列車が直通終了・普通列車化したことで[注 9]、線内運転の1往復のみとなった。その後、2018年(平成30年)3月17日ダイヤ改正で朝の下り列車[38][注 10]、2019年(平成31年)3月16日ダイヤ改正で夜間の上り列車が廃止され[39][注 11]、消滅した。
廃止時点での停車駅は、直江津駅・名立駅・能生駅と、梶屋敷駅 - 泊駅間の各駅[注 12][注 13]であった。
利用状況
輸送実績
えちごトキめき鉄道日本海ひすいラインの近年の輸送実績を下表に記す。
表中の輸送人員の単位は万人。輸送人員は年度での値。
表中の最高値を赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。
年度別輸送実績
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年 度
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輸送実績(乗車人員):万人/年度
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輸送密度 人/1日
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特記事項
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通勤定期
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通学定期
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定期外
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合計
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2014年(平成26年)
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0.6
|
1.6
|
2.0
|
4.2
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1,854
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西日本旅客鉄道から移管・開業(18日間の数値)
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2015年(平成27年)
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9.7
|
32.0
|
19.4
|
61.2
|
1,026
|
|
2016年(平成28年)
|
11.0
|
31.4
|
18.7
|
61.1
|
1,065
|
|
2017年(平成29年)
|
10.8
|
29.3
|
17.8
|
57.9
|
1,051
|
|
2018年(平成30年)
|
10.3
|
27.1
|
17.4
|
54.8
|
1,017
|
|
2019年(令和元年)
|
8.9
|
25.4
|
17.5
|
51.8
|
968
|
|
2020年(令和2年)
|
7.1
|
23.9
|
9.9
|
40.9
|
753
|
|
2021年(令和3年)
|
7.3
|
24.0
|
10.8
|
42.1
|
|
|
2022年(令和4年)
|
6.8
|
24.7
|
13.3
|
44.8
|
|
|
管内鉄軌道事業者輸送実績(国土交通省北陸信越運輸局)[58]、鉄道統計年報運輸成績表(国土交通省)[59]より抜粋。
使用車両
移管後の定期営業列車での使用車両について記載する。
現在の使用車両
- ET122形気動車
- 全線で運用。線内の旅客列車の大半を担当する。
- 521系電車(あいの風とやま鉄道所属)
- 2022年3月12日のダイヤ改正以降は、糸魚川駅 - 金沢駅間の1往復で運用されている。
-
糸魚川駅に停車する
ET122形 左が一般車両、右がイベント兼用車両である。2018年10月21日
過去の車両
- 485系電車(JR東日本新潟車両センター所属)
- リニューアル車(3000番台、R編成)が糸魚川駅 - 新潟駅間の快速列車1往復で運用されていたが[60]、2017年3月4日のダイヤ改正で当該列車が廃止となり、乗り入れが終了した[37][36][61]。
- 413系電車(あいの風とやま鉄道所属)
- 糸魚川駅 - 富山駅・高岡駅間の1往復で運用されていた。2018年3月17日のダイヤ改正で521系1000番台の投入に伴い運用が置き換えられ、本路線への乗り入れが消滅した。
駅一覧
便宜上、市振側の全旅客列車が乗り入れるあいの風とやま鉄道線・泊駅 - 市振駅間も合わせて記載する。
- 駅名 … ◇・■:貨物取扱駅(貨物専用駅を除く。◇は定期貨物列車の発着なし、■はオフレールステーション)
- 累計営業キロは市振駅からのもの(米原駅 - 市振駅間の営業キロは294.5 km)
- 定期列車は普通列車のみ運転(全ての駅に停車)
- 全線複線。
- ^ 北越急行ほくほく線は正式には信越本線犀潟駅が終点だが、大半の列車が直江津駅に乗り入れる
線内13駅のうち、有人駅は糸魚川駅・直江津駅・能生駅の3駅のみで(いずれも直営)、それ以外の10駅は全て無人駅である。
このうち、終日駅係員が配置されるのは直江津駅のみで、糸魚川駅と能生駅は早朝・深夜は係員無配置となる。
廃止信号場
いずれも旧線上・新旧切替点に所在。
- 風波信号場 : 1966年廃止・市振駅 - 親不知駅間(市振駅から5.9 km、親不知駅まで2.5 km)
- 黒岩信号場 : 1966年廃止・親不知駅 - 青海駅間(親不知駅から4.2 km、青海駅まで1.1 km)
- 姫川信号場 : 1968年廃止・青海駅 - 糸魚川駅間(青海駅から3.2 km、糸魚川駅まで3.5 km)
- 木浦信号場 : 1969年廃止・浦本駅 - 能生駅間(浦本駅から4.1 km、能生駅(旧)まで1.5 km)
- 百川信号場 : 1969年廃止・能生駅 - 筒石駅間(能生駅(旧)から4.3 km、筒石駅(旧)まで2.1 km)
- 西名立信号場 : 1969年廃止・筒石駅 - 名立駅間(筒石駅(旧)から4.1 km、名立駅(旧)まで2.5 km)
新駅設置計画
えちごトキめき鉄道と新潟県、日本海ひすいライン・妙高はねうまライン沿線の3市では路線の駅間が長い市街地区間について新駅設置の検討を進めている。日本海ひすいラインでは糸魚川市内に2駅の構想・計画があり、青海駅 - 糸魚川駅間の今村新田駅(仮称)[注 14]と、糸魚川駅 - 梶屋敷駅間にある西海踏切付近の押上駅(仮称)について、整備方法などを検討している[62][43]。
構造は、前者が相対式2面2線、後者が千鳥式2面2線で計画されており、ホーム長は前者が4両分、後者が2両分となる。
これらのうち、県立糸魚川高校と県厚生連糸魚川総合病院への通学・通院需要が見込める押上駅(仮称)については、費用対効果がより高いとして、先行して整備する方針とされた[63][43]。2019年(令和元年)9月に押上新駅(仮称)として設置が認可され[40]、2020年8月9日には駅名が「えちご押上ひすい海岸駅」に決定し[46]、2021年(令和3年)3月13日実施のダイヤ改正時に開業した[42][45][44]。
今村新田駅については、糸魚川市により2018年(平成30年)度をめどに押上駅と同時に施設設計に入るとされたが、開業時期は未定とされている[63]。
脚注
注釈
- ^ なお、隣接する旧北陸本線富山県区間(→あいの風とやま鉄道)は2005年実績で8700人/日、旧信越本線新潟県区間(→妙高はねうまライン)は2007年実績で3250人/日となっている。
- ^ 当地へのデッドセクション設置経緯については頸城トンネル#糸魚川駅 - 直江津駅間電化工事も参照。検討段階では交直流電車の投入のほか、糸魚川以西へのセクション移設案もあった。
- ^ 2017年3月3日まで運転された、485系使用の快速列車にはグリーン自由席が設定されていたが、えちごトキめき鉄道にはグリーン料金の設定がないため、当路線内ではグリーン券不要で乗車できた。
- ^ 経営分離以前は富山駅・金沢駅など泊駅以西へ直通する列車が基本であった。
- ^ 全駅に券売機を設置する妙高はねうまラインと異なり、有人駅含め券売機を設置しない駅が存在するため、これら駅からワンマン列車に乗車する場合は乗車時に車内で整理券を取る必要がある。
- ^ 泊駅2番線には車止めなどがないため、縦列停車する場合、後から入線する列車は泊駅の場内信号機で一旦停止し(停止現示)、誘導信号機の進行現示で場内に進入する。
- ^ 泊駅以東と以西の運転本数の差から、下り列車については最大1時間程度の接続時間となる場合がある。
- ^ IRいしかわ鉄道・あいの風とやま鉄道・えちごトキめき鉄道の3社を直通する唯一の存在であるが、えちごトキめき鉄道では日本海ひすいラインの連絡運輸を富山駅までとしているため、日本海ひすいライン内各駅から富山駅以西の各駅へ向かう場合は車内・下車駅での精算が必要である。
- ^ 糸魚川駅 - 新潟駅間の列車の運転取りやめにあたり、下り列車は従来の新潟行き列車の時間に前述の泊駅 - 直江津駅間の快速列車を設定し(同時間帯の普通列車を格上げし、別途糸魚川駅 - 直江津駅間で普通列車を増発)、従来の直江津行き下り列車については糸魚川駅での停車時間を見直すことで全体の所要時間を変えずに普通列車へ格下げされた。上り列車については、従来の新潟駅発列車の時間帯に普通列車を運転としている。
- ^ 同時間帯に糸魚川駅 - 直江津駅間を走行していた普通列車と統合。
- ^ 先行する普通列車と統合。
- ^ 梶屋敷駅への停車は2017年3月4日から。
- ^ 新潟駅直通列車の停車駅は、線内は当時の線内運転列車と共通。信越本線内は、直江津、犀潟、柿崎、柏崎、来迎寺、宮内、長岡、見附、三条、東三条、加茂、矢代田、新津、亀田、新潟の各駅であった。
- ^ 北陸新幹線との立体交差付近の予定。
出典
関連項目
外部リンク
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路線 |
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車両基地・車両工場 | |
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乗務員区所(鉄道部除く) | |
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鉄道部・地域鉄道部 |
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