ゲイリー (英語: USS Gary, FFG-51) は、アメリカ海軍のミサイルフリゲート。オリバー・ハザード・ペリー級ミサイルフリゲートの41番艦。艦名はドナルド・A・ゲイリー中佐(1901 - 1977)に因む。その名を持つ艦としては3隻目。
艦歴
アメリカ海軍
ゲイリーはカリフォルニア州サンペドロのトッド・パシフィック造船所で1982年12月18日に起工する。1983年11月19日に進水し、1984年11月17日に就役した。
2006年9月1日に行われた平成18年度東京都・足立区合同総合防災訓練に救援艦艇として参加し、石原慎太郎東京都知事が乗艦した。
2007年1月の時点でゲイリーは横須賀を母港とし、第15駆逐戦隊に所属する。2007年の内にゲイリーはマクキャンベル (USS McCampbell, DDG-85) と交代して母港をサンディエゴへ変更する予定である。
台湾海軍
2014年12月4日、アメリカ上院は本艦を含む4隻のオリバー・ハザード・ペリー級を台湾へ売却する内容を含む法案を可決した[1]。
2015年7月23日にアメリカ海軍を退役。その後Mk.13 Mod.4発射機及びMk.92 STIR FCSの再装備、衛星通信アンテナの換装等の工事を施した上で、2017年5月13日に高雄市の左営海軍基地に回航、艦名を逢甲(Feng Chia, PFG-1115)と改名し中華民国海軍に引き渡された[2]。
2018年11月8日に左営基地で就役式が行われ、澎湖諸島の馬公港を母港とする海軍146艦隊に配属された[3][4]。
脚注
関連項目
外部リンク