佳久 創(かく そう、1990年10月28日[5][6][2][3][4][7] - )は、日本の俳優、元ラグビー選手。愛知県[6][2][3][4][7]名古屋市出身[8]。アクロスエンタテインメント所属[6][2][3][4]。父は中日ドラゴンズや台湾プロ野球で活躍した元プロ野球選手の郭源治。
来歴
ラグビー選手時代
| この節の 加筆が望まれています。 主に: 大学およびトヨタ自動車でラグビー選手としての実績 (2019年7月) |
小学生のころまでは父親と同じく投手として野球をプレー。愛知中学校・高等学校に入学。
顧問の誘いで中学3年生のころからラグビーを始める[9][6]。高校3年生時に7人制ラグビーの東海選抜に選ばれ、全国準優勝を果たす[9]。
高校卒業後は明治大学法学部に進学[1][10]。2011年8月、7人制ラグビーの日本選抜のメンバーとして参加した「上海セブンズ」で左膝前十字靭帯を断裂する大怪我を負い、競技への復帰には約11か月を要した[11][7]。復帰後の2012年には15人制ラグビーの日本代表の練習にも参加した[12]。
卒業後はトヨタ自動車ヴェルブリッツに入団[1]し、2年間(2013年 - 2015年)在籍。大学時代の怪我の影響が大きく、2015年にラグビー選手を引退した[13][6][7]。
芸能活動時代
ラグビー選手引退時のインタビューでは社業に専念すると答えていたが[13]、社会人経験を経て2015年末より名古屋市で行われるアーティストイベント「CentRal Voice Wave」にKAKU名義で出演し、俳優として活動を始める[14][6]。
当初はボーカリスト枠としての参加だったとされるが、2016年2月にミヤジシンゴ[注 1]と漫才コンビ「ピグマリオンコウカ」を結成し[16]、以降はコンビで同イベントに出演[17]。結成年にはM-1グランプリ2016に挑戦しているが、1回戦で敗退している[16]。
上記イベントのプロデュースを務めるレイズイングループの関連企業である芸能事務所・アクロスエンタテインメントに2017年7月より準預かりとして所属[18]。レイズイングループが運営する声優アーティスト養成所の声遊塾名古屋とR&A VOICE ACTORS ACADEMYに通って演技を学び、その後は預かりに昇格。現在は正所属に昇格している。2018年にはモブ役ではあるが声優としてテレビアニメの出演も経験した。
その後は俳優業をメインに活動。テレビドラマの端役として出演を続けていたが、2019年1月にNHK BSプレミアムに放送された単発ドラマ『キミに最後の別れを 〜永遠なれ ラグビーの青春〜』では元ラグビー選手の経験を生かし、東大ラグビー部員役のメインキャストとして出演を果たす[20]。同年7月よりTBSで放送の連続ドラマ『ノーサイド・ゲーム』では自身初の連続ドラマレギュラーキャストを務める。また、このドラマもラグビーが舞台となっている。
2019年8月8月放送の『櫻井・有吉THE夜会』(TBS)でバラエティ番組初出演。この放送では佳久と同じく親が有名人で『ノーサイド・ゲーム』で共演した眞栄田郷敦(父親が千葉真一)、林家たま平(父親が9代目林家正蔵)、村田琳(母親が蓮舫)の3人とともに「二世俳優」として出演した[21]。9月6日放送の『爆報! THE フライデー』(TBS)では父・郭源治とテレビ初共演を果たした[22]。
2023年3月5日から2024年2月25日まで放送されたスーパー戦隊シリーズ『王様戦隊キングオージャー』にカグラギ・ディボウスキ / ハチオージャー役でレギュラー出演した[23]。
人物
台湾原住民族のアミ族である元プロ野球選手の父・郭源治と、日本人の母のハーフ。双子の兄は元社会人野球選手の佳久耀で、他に姉と妹がいる[8]。「佳久」という苗字は父親が日本に帰化した際につけた苗字である[24]。
趣味は、ラグビー、筋トレ、映画鑑賞、WWE観戦[5]。明るい性格[24]。
ラグビー選手から俳優に転向した異色の経歴だが、父親の郭源治によると、元々俳優業にも興味があったといい、小さいころには兄・耀と芝居ごっこをして遊んでいたという[24]。
2022年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で武蔵坊弁慶役を演じることが決まった際には、元々の体重が88キログラムだったところ、役作りのために115キログラムまで増量した[25]。
出演
テレビドラマ
テレビバラエティ
- 花園を目指す君へ~ラグビーW杯戦士からのエール~(2019年12月16日、MBSテレビ)VTR出演
- お国自慢バラエティー被告人名古屋 (2024年8月23日、NHK総合(東海4県)、2024年9月8日NHK総合「ドキュメント20min.」) - 主演・被告人名古屋 役
ウェブドラマ
映画
短編映画
- おしゃれして行こう!(2018年、監督:四季涼) ※ビューティフルエンジェル「belulu」ブランデッドショートムービー[54]
配信映画
オリジナルビデオ
舞台
- なめくじ劇場LIVE4(2018年4月13日 - 15日、サラヴァ東京)[57]
- B.S(2018年7月19日 - 23日、Air studio)[注 2][58]
- スーパー戦隊シリーズ - カグラギ・ディボウスキ / ハチオージャー 役
テレビアニメ
CM
- ジレットジャパン フュージョン5+1 プロシールド「ジレットが、ラグビー日本代表を応援」(2019年)[62]
- J:COM「わたしの見たい!!が、あるTV。ラグビー・アニメ」篇
脚注
注釈
出典
- ^ a b c トップリーグプロフィール
- ^ a b c d キャラクターブック 2023, pp. 46–47, 「カグラギ・ディボウスキ役 佳久創」
- ^ a b c d キャラクターブック2 2023, pp. 54–57, 「カグラギ・ディボウスキ役 佳久創×スズメ・ディボウスキ役 加村真美×ラクレス・ハスティー役 矢野聖人 スペシャルインタビュー」
- ^ a b c d キャラクターブック3 2024, pp. 68–69, 「カグラギ・ディボウスキ役 佳久創×クロダ役 神前元」
- ^ a b アクロスエンタテインメントプロフィール
- ^ a b c d e f 宇宙船180 2023, pp. 60–63, 「[鼎談]酒井大成×渡辺碧斗×村上愛花×平川結月×佳久創」
- ^ a b c d 王様読本 2024, pp. 20–23, 「KING-OHGER MAIN CAST INTERVIEW 05 佳久創」
- ^ a b “「矢場とん」野球部 抑えは中日OB郭源治の長男”. 日刊スポーツ. (2015年4月21日). https://www.nikkansports.com/baseball/news/1464794.html 2019年4月8日閲覧。
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- ^ “郭源治氏次男 佳久創が左膝前十字じん帯断裂から復帰”. Sponichi Annex. (2012年7月9日). https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2012/07/09/kiji/K20120709003638260.html 2019年8月1日閲覧。
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- ^ “R&A VOICE ACTORS ACADEMY”. 2019年6月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年6月24日閲覧。
参考文献
外部リンク
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