市坪駅(いちつぼえき)は、愛媛県松山市市坪西町にある、四国旅客鉄道(JR四国)予讃線の駅である[1]。駅番号はU01。
松山市出身の俳人正岡子規の幼名「升()」に因む「野球()駅」という愛称がある。石手川堤塘と重信川堤塘の間にあって、両河川の堤塘間は鉄道堤塘で結ばれているため、高架駅となっている。
歴史
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する高架駅[1]。宇和島方に折返し用引上線を1線有する。
無人駅ながら、隣接する松山中央公園野球場(坊っちゃんスタジアム)のプロ野球や愛媛県武道館のコンサートなど大規模イベントが開催される場合には臨時列車が運行され、松山駅の係員が派遣対応する[1]。また、ホーム幅が狭く転落のおそれがあるため、多客時には入場制限が行われることがある。
のりば
- 付記事項
- 1番線が1線スルー(速度制限無し)の通過線となっている。
- 臨時停車する上り特急列車は、通過時と同じく1番線に入線する。
- 下り列車で当駅止まりの場合は、引上線の関係で2番線に入線する。
- 地形の関係でホームの有効長が90m(4両分)しか無いので、5両編成以上の列車が停車する場合、ホームにかからない車両のドアは開かない。
- ホームの階段は1番線が中央寄り、2番線が北伊予方にある。
- 1番線は水由里の泉橋梁の上にある。
利用客数
- 平成11年度 288人/日(坊っちゃんスタジアムオープン前の年)
- 平成16年度 540人/日
- 平成17年度 678人/日
駅周辺
その他
- プロ野球公式戦開催時や愛媛県武道館のコンサート開催時は、特急列車の一部が停車したり、松山駅との間で臨時列車を運行することがある。
- 坊っちゃんスタジアムや愛媛県武道館でプロ野球などの催事がある時は、松山駅から職員が派遣されて切符の発売や旅客の整理に当たる。
- 四国内には、国鉄時代には通過する普通列車が存在した駅が多く、当駅もその1つである。
隣の駅
- 四国旅客鉄道(JR四国)
- ■予讃線
- 松山駅 (Y55, U00) - 市坪駅 (U01) - 北伊予駅 (U02)
脚注
関連項目
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外部リンク