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この項目では、愛媛県にある駅について説明しています。忠清南道にある駅については「新谷駅 (忠清南道)」をご覧ください。 |
新谷駅(にいやえき)は、愛媛県大洲市新谷にある四国旅客鉄道(JR四国)の駅である[1]。
当駅を境に内子・伊予市方面は内子線、伊予大洲方面は予讃線(新線)と路線名称が分かれるが、運行系統上は分かれておらず全ての列車が相互に直通し、駅番号(U13)も共有となっている。
また、当駅の所属線は内子線である。かつて内子線が五郎駅から分岐しており、その後伊予大洲 - 新谷間が予讃線として開通したためである(五郎 - 新谷間は廃止)。
歴史
駅構造
地上駅。相対式ホーム2面2線を有するが、Y字分岐のため上下共に進入速度が60km/hに制限されている。駅舎は無く無人駅のため駅員も配置されていない。駅東方の踏切を挟んで上下線の出入口が別々にあり、各ホームへは線路に沿って通路を少し歩く。
予讃線の短絡線となる前の駅は、現駅東方の踏切を挟んだ内子側にあった。木造駅舎が線路の北側にあり、1面2線の島式ホームでホーム上に待合所があった。駅舎からホームへは線路を渡りスロープで直接上がるようになっていた。1971年の無人化以降、簡易委託駅となり、駅近くの商店で近距離乗車券を販売していたが、現在ではその当該商店も既に閉店しており、販売も行われていないようである。
のりば
駅周辺
銀河鉄道999の始発駅
新谷駅のある大洲市新谷地区は、漫画家・松本零士が戦時中の疎開で幼少期を過ごした場所であり、当時、時計台を備えていた旧新谷駅や、沿線を走る蒸気機関車を見た記憶が代表作「銀河鉄道999」の誕生に影響を受けたと語っている。新谷地区の団体「新谷一万石まちおこしの会」は、松本を招き、新谷を「銀河鉄道999の始発駅」とする出発式などの町おこしイベントを開催している[9]。駅前の通りは「999通り」と名づけられている。また、地区内には松本の作品をモチーフとしたモニュメントやキャラクターの像が建立されている。
隣の駅
- 四国旅客鉄道(JR四国)
- ■内子線
- 喜多山駅 (U12) - 新谷駅 (U13)
- ■予讃線(新線)
- 新谷駅 (U13) - (伊予若宮信号場) - 伊予大洲駅 (U14)
かつて存在した路線
- 日本国有鉄道
- 内子線(廃止区間)
- 五郎駅 - 新谷駅
脚注
参考文献
関連項目
ウィキメディア・コモンズには、
新谷駅に関連するカテゴリがあります。
外部リンク
内子線 (一部廃止・一部経路変更) |
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