日向 夏美(ひなた なつみ)は、吉崎観音作の漫画『ケロロ軍曹』およびその関連作品に登場する架空の人物。
アニメ版の声優は斎藤千和[1]。
人物
ケロロの居候している日向家の長女で、冬樹という弟がいる。
12月2日生まれでいて座(原作者の誕生日と同じ)。吉祥学園中等部2年A組[2]。
一人称は基本的に「私」で、原作での振り仮名は「あたし」、アニメでの振り仮名は主に「わたし」(第119話Bパートより)。好きな色は水色。
パートナーはギロロ。
弟・日向冬樹
上記のように、夏美には冬樹という弟が一人いる(詳細は日向冬樹を参照)。この姉弟には対照的な面(具体例は下記に記述)がいくつかあり、たまに喧嘩もするが総じて姉弟の仲は良好である。
冬樹のことは現在「冬樹」と呼び捨てにしているが、幼年時代は「フユくん」と呼んでいた(原作20巻・超劇場版2にて)。
外見・体格
髪の色はピンクでツインテールにしており、アニメでは2ndシーズンになってから髪が短くなった。これは原作でも同じである。描写も初期の物と現在の物とではかなり違う。初期は先端がほぼ纏まっていたが物語が進むにつれて少しずつ変化していき、現在では毛先が3つに分かれていて長さも大分短くなっている。このことは原作1巻から順番に読んでいくと分かる。また10巻以降からの物と1巻の物と見比べると違いが分かる。しかしクルルによって大人になった時は髪の毛が腰ぐらいにまで伸び、髪型もこめかみの辺りの一部しかツインテールにしておらずツーサイドアップになっていた。瞳の色は茶色で、父親似らしい。
身長は158cm、体重は48kg(『ケロロ軍曹 ひみつ超ひゃっか』より)。スリーサイズはB80・W56・H80(アニメではこの設定がない[3])。
母親・秋のグレートなプロポーションを受け継いだためか、セクシーボディの持ち主としても有名である(山裏帝明談)。原作1巻で夏美は自分の胸を見て「また育ったかな?」と言っていたことから、日々そのスタイルは成長を続けている模様。実際にクルルの「オトナノカイダンノボル銃」で大人に変身させられた時、そのプロポーションは秋と肩を並べ、周りが注目するほどである[4]。しかし彼女は胸が大きいことで運動しにくくなると言っており、逆にコンプレックスになっている模様。
アニメ版では子供向け作品ということで、小学校高学年の女子はセクシャルなものに少し嫌悪感を示す傾向にあるという理由から、総監督(後に監修)の佐藤順一の要望により、プロポーションは原作と比べ平均的な体格に抑えられている[5]。
知力・体力
成績優秀でスポーツ万能であるが、どちらかというと行動・肉体派である(後述のように文化系には乏しく、頭脳派とは言い難い)。
成績が良かったため、お小遣いを15%ほどアップしてもらったエピソードもある(原作4巻)。また、期末試験の結果は「夏美のサンザン」が「冬樹のヒャッホー」と同等という受け取り方である(原作15巻)ように、冬樹より学業成績は良い様子である。その一方、ハロウィーンの解説などは冬樹のように上手くは行かないなど、学業以外の知識は乏しい。
運動嫌いな弟・冬樹とは逆に、夏美は新しいスポーツにも積極的に挑戦し上達も早い。原作13巻でスキー初心者であるにもかかわらず、623(アニメ版のサブローに当たる)にやり方を教えてもらった際、ほぼ完璧にこなした。水泳では短水路のクロール50mを28秒という記録を持ち、二人三脚では地球人スーツMk-Iを着用したギロロと走って学園記録を更新。この優れた運動神経に裏打ちされた戦闘能力は彼をも上回ると見られ[6]、ガルル小隊との戦闘の映像を見たケロン軍も夏美の戦闘能力に怯えを隠せずにいた。また、これによりケロン軍は当分はケロロ小隊に地球侵略を押し付ける形でまかせっきりにした。『出没!アド星ック天国』では「地球最強の生物」と紹介され、地球の観光スポットの第3位に選ばれた。
なお、アニメ第113話でケロロが彼女のキックを受けると105Gの力がかかるという説明をしており、『出没!アド星ック天国』でも「夏美の破壊力は105G」と紹介された。
性格
性格は明るく活動的であるが、穏和な弟・冬樹とは逆に夏美は短気で怒りっぽくプライドが高い。小学生]頃は冬樹のピンチ救済を方便として喧嘩に明け暮れ、「女ジャイアン」・「デビル・サマー」と呼ばれ、周囲の生徒たちに恐れられていた。中学生になってもその性格は変わらず、特に初期においてたとえ自分に非があってもケロロが関係していれば彼のせいにしたり、理由もなくケロロに制裁を加えたり、理不尽にキレて機嫌が悪くなるとなんでも禁止してしまったりするなど、非常に自分勝手で攻撃的気質が強い面が見られ、磔刑や火あぶりなどケロロたちへのお仕置きは度を越えることがある[7]。しかし連載が進むにつれ、ケロロも家族の一員として認めてきているためか、拳骨程度で済ませることもある。
この攻撃的気質はケロロに対して見せることが多く、また呼称についてもケロロ小隊隊員は基本的に名前で呼ぶのに対して、ケロロのことだけは「ボケガエル」と呼んでツッコミをするのもこの性格の現れであると考えられる[8]。特にアニメの方がケロロと他隊員の扱いの差が激しい。この他、「バカガエル」「クソガエル」「オバケガエル」「エロガエル」「侵略ガエル」と呼ぶなど「カエル」を呼び名に入れたり、ケロン人を「匹」で数えてカエル扱いしたりすることがある。
このように好戦的な性格の夏美だが、その一方ママっ子で寂しがり屋・非常に怖がりな面もある。普段厳しい態度で接しているケロロに対しても何だかんだ言って冬樹と同じくらいに心配をしている。ケロロなりに頑張っている点は認めており、彼がガルル中尉に記憶を抹消されかけた時も「アイツなりに頑張っていたのに、記憶まで役目まで奪うなんてひどすぎる」と涙ながらに訴えるなど、家族の一員として見ていると思われる発言も見られる。また、この前述のアニメ版では大尉になったケロロに物凄い剣幕で活を入れるように泣きながらビンタを食らわしている。
ケロロが家出した時や、買ったばかりの不良品のバイクで山奥まで行って帰られなくなった時には、心配していないようでいて本当は心配で仕方がない表情を見せており、ケロロを山奥で見つけた際にはほっとした表情を見せていた。また、話が進むにつれ彼を心配していることが露骨に表れている表現もある。
一見ケンカばかりしているように見えるが、何だかんだでケロロたちとの仲は悪くなく、ケロロと和やかにしている様子が原作・アニメ両方でよく見られる。アニメ第195話Bパートでは旅館内での卓球勝負でケロロと好勝負を繰り広げ、日向家に帰宅した後は冬樹に「卓球の決着はつけないのか」と聞かれた際に、「もういい」「あれは温泉でやるから意味がある」とケロロと意気投合し「ねー!」と声を合わせていた。原作第126話でぬいぐるみの愛らしさを侵略に利用しようとして、クルルの「N(ぬいぐるみ)・コーティング」を受けぬいぐるみの姿になったケロロを、「抱き心地いい」「キモカワイイ」と大層気に入っていた。
ケロロが時々言う正論には悔しい表情を見せながらも認める部分はある。さらにケロロの父が地球にお見合い相手の写真を持って来た際に、ケロロが咄嗟に夏美を結婚相手に決めていると出任せを言った際には彼に合わせてあげたこともある。その時にケロロの父に共鳴をしてほしいと言われた際は見事に共鳴してみせた。その時の掛け声は「ナツナツナツナツ…」である(アニメ第63話Bパート)。弟である冬樹もケロロと共鳴したことがあり、345話のBパートでは姉弟揃って(酔って)共鳴した。
アニメ第134話Aパートで宇宙ノド風邪にかかり声が出なくなったケロロを、クルルの発明品「イマアナタノコエガキコエルシステム」によるアテレコで自由に操り、病人にもかかわらず家の掃除をさせる、さらにはガンプラを捨てさせるなどの悪ノリが過ぎた行動を起こしてしまった。しかもこの時ケロロは尿意を催しておりトイレに行きたがっていたのにもかかわらずケロロをこき使ったため、翌日宇宙ノド風邪をうつされ声が出なくなった所をケロロに逆襲されるなど、普段の彼女とケロロの立場が逆転したようなエピソードもあった[9]。
オカルト否定派だが、星座占いや心霊写真は信じやすい性格[10]。またかなりの霊感体質で心霊体験も経験しているが、恐れからか頑なに否定している。なお、冬樹はオカルト肯定派だが、星座占いや心霊写真はあまり信じておらず、霊感体質は全く無いなど全く逆になっている。アニメ開始当初は幽霊ちゃんが本筋に絡んでくるたびに倦怠感(霊障)に襲われていた。主に肩が重たくなるなどが多い。
小さい頃は非常に泣き虫な性格だった(アニメ第94話より)。そのため「ジンセイガニドアレバ銃」で幼少時代にされた夏美を見たケロロが「このままでいてほしい」と漏らしたほどであり、この辺りも幼少時代はやんちゃだった冬樹とは対照的である。だが、冬樹とのトランプ勝負でいつも負けていたことに腹を立てて暴力をふるうなど、幼少の頃から乱暴だった一面もある。
地球防衛線
ケロン軍に「地球軍最終防衛ライン・コードネーム723(ナツミ)」とされており(アニメではコードネーム「ナナフタサン」・通称「ナツミ」)、武力闘争の面で地球の平和を担っている。ケロロたちと共に生活しているが、一応はケロン人を「侵略者」ということで常に警戒している[11]。さらにイベントや街中などでケロロらと会うと、「何か良からぬことを企んでいる」と頭ごなしに決め付けて干渉したり、何かあるとすぐにケロロのせいにする。このことをギロロやタママに注意されたことがある。弟の冬樹が交渉・駆け引きを通じた穏便な対応をとる場合が多いのに対し、夏美は基本的に武力による強硬な対応を取ることが多く、ケロロの部屋に「コラ、ボケガエル!!」と叫んで殴り込みをかける光景は、もはやおなじみである。
このように、夏美の存在が(特にケロロやギロロの)侵略活動に対する抑止力として働いているのだが、彼女は総じて力押しに頼る傾向が強い。そのため、ケロン軍などの宇宙人の本格的な攻撃を受けた場合、あっけなく撃破される可能性が低くはない、という脆さがある。夏美は「宇宙人の扱いはもう慣れた」と自信に満ちた発言をしたこともあるが、これはケロロたちをはじめとするケロン軍の本当の力や恐ろしさを知らないがゆえの発言(つまり過信)である。例として、原作10巻ではガルル小隊による地球侵略のテキパキとした任務の遂行、原作13巻・アニメ第256話でのケロロたちのこれまでにない本気の侵略(実際はエイプリルフールにちなんだ嘘)に手も足も出せないという状態で、半ばあきらめをうかがわせる発言をしていた。
この夏美の脆さを補っているのが、弟の冬樹である。力押しだけでは対処しきれない相手に対して、冬樹がその性質を見抜いて交渉や駆け引き、または弱点をついて対処した例は多い。
人間関係
ギロロが夏美に対して惚れている[12]が、夏美自身はそのことに気がついていない様子。ただしいつも何かあるとギロロが助けてくれるため好感を抱いている。そのため、パートナーとしては仲は良好である。アニメ第85話(原作第35話)にてケロロと入れ替わった時には「あんただけが頼り」と言っている。また、東谷小雪も夏美のことが好きであり、同性愛といってよいほどである。夏美自身はこのことに対してはかなり困惑した表情を見せる(なぜなら夏美と小雪は姉妹ならいいと思うため)。
しかし超劇場版でも小雪やギロロの思いを感じないなど、恋愛に対してかなり鈍感なようである(この辺りは姉弟共通)。
その鈍感さ故にギロロに好意を持つ子猫からは嫌われているが、夏美の方は小動物好き故に好いており、自分に懐いてくれないことにショックを受けている。
夏美は623(アニメではサブロー)に対して強い憧れを抱いており(アニメではこの傾向がより顕著に見られる)、『623の俺ラジオ』を好んで聞いている。アニメでは623=サブローということが隠されているため、夏美は623とサブローが別人だと思い込んでおり、このラジオに「ナッチー」というラジオネームでハガキを応募している。このハガキは実際に読まれたことが何度かあるが、これが読まれる直前に何かしらトラブルが起こって結局聞けないことが多い。アニメ第74話ではケロロが「ガンプラ大好きっ子」というラジオネームで応募しそれが頻繁に読まれたため、夏美のハガキが一時読まれなくなったことがあった。その後ギロロの協力で読んでもらうことができた[13]。
吉祥学園での夏美
前述の通り成績優秀・スポーツ万能であるため後輩たちの憧れの的になっており、学校での人気は非常に高くファンクラブも存在するほどである。運動部を中心に勧誘が絶えないが、多忙な母・秋の代わりに家事をしなければならないので部活動には所属していない。本人は思い切り部活がしたいとのこと(原作2巻より)。ただし、小雪とは対照にお芝居に関しては舞台に上がれば緊張するほどの重度のあがり症で、ケロロやすももの特訓で克服したと思いきや、演劇部の発表会(演目は『ピーター・パン』)の本番で客席にいたサブロー(623)を目にした途端に元のあがり症に戻った(アニメ第29話Aパートより)。また、バレンタインデーになると後輩の女子たちが夏美にチョコレートを渡したがるが、受け取ってくれないので冬樹に代わりに渡してもらう。しかし夏美はいかなる手段にせよ「バレンタインデーに夏美にチョコを渡す」という行為自体納得していないようである。
クラスメートの師走五月・霜月やよいや小雪と仲が良く、一緒に行動することが多い。
アニメでは芋碁理恵やモグ子のように、彼女に対抗意識を持つ生徒も存在する。
「吉中の護衛神(きっちゅうのガーディアン)」の異称を持ち、その噂は他校にも知られている。
その他のエピソード
読み切り版での設定
読み切り版では夏美は小学6年生で、マリコちゃんという友達がいる設定になっている。名字は明かされていない。髪の色はオレンジ色。ふとしたことからケロロと出会うことになる。
連載版の企画段階ではギロロ(ケケロ伍長)ではなくケロロのパートナーであり、日の丸女子中等学校・ハンドボール部所属の「大和准」(やまと じゅん)という名前になっていた。
コスプレ・変身
- 大人姿の夏美
- ケロロが土井中海岸に出掛けようと持ち掛けるが、秋に「子供と宇宙人だけで行かせられない」と反対されたため、クルルの「オトナノカイダンノボル銃」によって変身させられた姿。以後、どこかへ出掛ける時には頻繁に大人に変身させられることになる(2009年は除く)。なお、2005年や2007年は秋も参加、2008年は女だらけの無人島があったため大人に変身させられる場面はなかった。
- 秋の凄いプロポーションを受け継いでいるため、彼女と同じくらいにかなりスタイルの良い体型になっている。髪の毛も中学生時より長くなり、ツインテールも側頭部のこめかみ辺りにしかしていない。夏美自身はこの姿はかなり恥ずかしがっていて否定的な発言をしている。
- スキーに行った際にもこの姿で行った。そこでは必ず変態男たちの餌食になりかけるが、必ずギロロに助けられている。
- アニメ第18話(アニメでの初登場時)には、語尾がオヤジギャグになり、さらに方言コントローラーで関西弁にされた。以降の登場ではこれらのオプションは削られている。
- スーパー723
- 原作とアニメで登場が異なる。
- 原作では地球侵略を企むケロロたちを懲らしめるため623にデザインしてもらったが、彼がケロロ側に寝返ったことから行動不可になりあっさり捕まった。
- アニメでは第21話でケロロ小隊のプロモーションビデオの中でケロロたちに倒されるという役柄(CG)で初登場し、第70話ではケロロ小隊の地球侵略シミュレーションの一環で想定される事態の1つとして登場した。
- 怪盗モアピーチサマー
- モア・桃華とともに「ビーナスの降臨」を盗むために結成された。
- パワード夏美 (KLL-00723-GT)
- 変身チョーカーによって夏美専用スクール水着型パワードスーツを着用した状態の夏美のこと。凄まじいスピードと破壊力を持つが、バーサーカーモードに突入すると理性を失い制御不能になってしまう(アニメのみ)。
- 原作でのパワードスーツの名前は「地球人「夏美」専用専守防衛型強化服(ポコペンじんなつみせんようイージスがたパワードスーツ)」といい、ガルル小隊との戦いでギロロが夏美に渡したのが初登場だった。
- スクール水着をベースにしているのは、裸に近い格好のほうがよりパワーを引き出しやすいためとされている。このスーツについているオペレーションシステムはあらかじめプログラミングされていたというより、むしろケロロ小隊の頭脳がコピーされている。
- このパワードスーツの武器デザインはカトキハジメデザインであるが、原作者がカトキのファンであることから彼に直接デザインの依頼を行って実現したものである。また、アニメにおける初登場の回(第38話)の絵コンテも彼が担当していた。
- 原作の14巻でもガルル中尉が持って来た「炭水化物系植物外来種地球変異体YMO-104号」という芋形の化け物を倒すために登場した。
- 超劇場版シリーズではバトルシーンでは大概この形態(自身のバトルシーンがなかった超劇場版2、下記のF91型スーツを着た超劇場版4、出番がほとんどなかった第5弾を除く)で戦闘に参加しており、ギロロとコンビで戦闘を行う描写が多い。
脚注
- ^ 第1話・第2話においてエンディングのクレジットが「斉藤千和」となる誤りがあったが第3話以降・DVD版では修正されている。
- ^ 原作では当初2年生で、後に3年生に進級したという設定だったが、原作第153話で変更された。アニメでは初めから2年生。
- ^ 第52話でナレーターに暴露されかけたことはあるが、夏美に止められた。
- ^ 秋の服ではキツイとの台詞から基本体躯は秋を上回っている様子。
- ^ アニメスタイル編集部. “佐藤順一の昔から今まで(30) 『ケロロ軍曹』の話題であります! | WEBアニメスタイル”. WEBアニメスタイル | もっとアニメの話をしよう。. 2022年1月31日閲覧。
- ^ ただし、アニメ第89話Aパートで登場したギロロの闘争本能の塊である「ギロッペ」よりは下回る模様。
- ^ だがアニメでは暴力シーンの規制のため磔刑はなくし、火あぶりは直接あぶられているシーンを見せていない。
- ^ なお、第1話でケロロの名前を知らない時からこの呼称を使っている。ただし、原作第168話・アニメ第17話Aパートで1度だけ「ケロロ」と呼んだことがある。
- ^ この時は冬樹、モア、タママ、ギロロも珍しく悪乗りに乗じて夏美共々逆襲されており、ケロロが周囲のお仕置きを受けることが多い通常とは逆のパターンとなった。なお、ドロロは自分の番が来る前にケロロの尿意を察知したため辞退している。
- ^ それをケロロからの仕返しに利用されたことがある。
- ^ どこかへ出掛ける作戦の場合は監視・妨害を理由に付いていっては遊んでいることもある。
- ^ 経緯はギロロ初登場時、彼のトラップをすべて無傷で突破した上その後の戦闘でもギロロに勝ち、以来彼は夏美を「地球の女ソルジャー」と見なして惚れる
- ^ 原作ではラジオで自分の投稿が読まれたのにもかかわらずケロロの動向を気にしてラジオをほったらかしにしたことがある。
- ^ 色はピンク。ただし同作公開時はピンクは未発売である。原作ではケロロが使用していた。
関連項目