日本史サスペンス劇場
『日本史サスペンス劇場』(にほんしサスペンスげきじょう)は、日本テレビで2008年4月16日から2009年3月11日まで毎週水曜19:58 - 20:54(JST)に放送されたバラエティ番組である。レギュラー放送終了後は世界史を含めた特別番組『衝撃!女たちは目撃者 歴史サスペンス劇場』として2回放送された。 概要本番組の前身で単発特番として2007年9月18日と同年12月26日に放送された『本当にあった日本史サスペンス劇場』が好評を博したことを受け、2008年4月16日から表記のタイトルで水曜20時台でレギュラー放送が開始された。レギュラー化初回は19:58 - 21:48まで2時間の拡大版で放送された。 2009年春の改編で平日19時台に『サプライズ』を開始するのに伴い、直前の19時台の『1億人の大質問!?笑ってコラえて!』が本時間帯に移動するため1年で放送を終了した。なお2009年3月11日放送の最終回では出演者による挨拶は無かった。 2009年6月9日21:00 - 22:48に特別番組『衝撃!女たちは目撃者 歴史サスペンス劇場』として復活し、8月18日19:58 - 21:54には復活第2弾が放送された。 系列の西日本放送では2008年4月より毎週金曜16:00 - 17:00にて再放送を行っていたが、2008年10月5日からは日本テレビや一部の系列局でも、毎週日曜10:25 - 11:25にて出演者のトークをカットするなど若干の再編集を施した上で再放送が行われるようになった。 内容主な内容は、歴史資料を元に脚色を加えて「定説だけでなく、あっと驚く歴史解釈や学説をサスペンスタッチの本格的時代劇ドラマで再現」(番組宣伝より)したものであるが、ほとんどは女の戦いといった所謂「ドロドロ系」な昼メロを取り上げることが多い。時々、史実とは異なる解説をする場合もある(織田信長は信秀の三男だが、ここでは長男と紹介された等)。 単純な歴史再現ドラマではなく、ドラマ内ではワイドショー風に、登場人物への取材やインタビューを試みる演出が行われている(時代劇のケースでは、瓦版屋に扮したレポーターに竹製のマイクでインタビューさせるなどの趣向を凝らしていた)。スタジオコーナーでは解説やクイズの出題があり、時代背景や雑学的知識を紹介しつつ、歴史的事件を検証している。 通常は江戸時代や戦国時代を扱う割合が高いが、2009年1月14日に放送された2時間スペシャルでは1969年に起きた東大闘争を扱った『東大落城・戦後最大の攻防36時間』を放送した。通常と違いほぼ再現ドラマと当事者のインタビューのみで構成され、司会進行の船越と大木も冒頭に内容を説明するのみで本編中は一切登場しなかった。またナレーターもレギュラー放送とは異なり渡辺篤史が担当した。 番組後期には当時のNHK大河ドラマと関連した内容が多く見られ、大河ドラマとは異なる視点で天璋院篤姫(2008年)や直江兼続(2009年)に関する内容が放送された。特に天璋院篤姫は当初、「大河では描けない篤姫」と題して様々な異説・珍説を取り上げたが、その後は篤姫を正統派の偉人として描く路線に変更し、複数回放送された。 復活特番ではタイトルから「日本史」が外され、世界史も取り上げるようになった。また「女たち……」のタイトル通りに主人公は全て女性であった。 出演者
再現ドラマ出演歴史上人物
歴史上人物(戦国時代 - 江戸・幕末時代 )
実在の人物(明治時代~昭和時代)悲劇の女2時間スペシャル 『天城山心中』 2008年11月12日放送特別企画『東大落城』 2009年1月14日放送衝撃!女たちは目撃者『歴史サスペンス劇場』 2009年8月18日放送ナレーションスタッフ
外部リンク
|