松下哲哉
松下 哲哉(まつした てつや、1960年8月9日 - )は、日本の生理学者。運動生理学、特に循環器系統の持久力「息こらえの研究」で有名である。アーティスティックスイミング選手をはじめスポーツ選手、水中モデルなどへの指導を行っている。福島大学教育学部卒業。学位は教育学士。神奈川県横浜市生まれ。 日本水中スポーツ連盟、日本運動生理学会、日本バイオメカニクス学会所属。現職は千葉県立白井高等学校教諭、インターネット医科大学教授。 略歴
人物大学の教育学部への進学に反対する両親を説得、福島大学教育学部へ入学し教育者の道に進む。福島大学入学とほぼ同時に元東京大学教授である石河利寛に感銘を受け運動生理学分野に興味を示す。福島大学1年生の時、水中写真家・館石昭のモルディブでの水中写真集「海のオリビア」で水中モデルに指導をしたことから第一歩を踏む。その後、水中ファッションショーの水中モデル(主に海外)やアーティスティックスイミング選手への指導が本格化し、自身の息こらえの研究も軌道にのる。アメリカのJ.レッドフォード博士より助言を受けながら指導を続ける。独自の息こらえ時間を延長させる方法を開発し、国内ではオリンピックレベルの選手への指導も行い、アーティスティックスイミング、水泳以外でのスポーツ選手や親交の深いプロ野球選手への指導助言も行っている。海外や国内での映画の水中シーンにおいて、俳優や女優に個別指導も行っている。またアーティスティックスイミングや潜水、運動生理学関係でマスコミなどの取材を受けることもある。インターネット医科大学においては、分野は違うが全国から寄せられる相談にも回答している。元内務省官僚松下芳三郎は祖父である。 業績息こらえ時間が練習によって確実に延長することを証明する。息こらえ時間を延長させること自体が最終的な目標ではなく、息こらえ時間を伸ばす訓練が各スポーツにおいて、技術の上達は別として心肺機能の向上につながるため、楽に競技を遂行させることができるようになる。また、独自の息こらえ練習方法により短期間に息こらえ時間を飛躍的に伸ばすことに成功する。特にアーティスティックスイミング選手には有効である。しかし現在ではアーティスティックスイミング競技において、潜水時間の長短は採点の基準になっていない。また、自転車に乗ることを何年経過しても忘れないのと同じように、1度延長した息こらえ時間は何年たってもそれほど減少しない。また、体型や肺活量と息こらえ時間の相関関係を調べ有意な差がないことを証明する。血中二酸化炭素濃度検知器官を鈍感化させることにより息こらえ時間を延長させる。 主な研究
書籍
新聞
テレビ(出演 呼吸法指導)情報番組、バラエティ番組、ニュース番組
ドラマ
映画
CMその他ダイエットに効果のあるとされる、やきとりじいさん体操を推奨し、DVD付き同体操の書籍にも一部執筆している。 書籍
新聞脚注外部リンク |