梶原 (鎌倉市)
梶原(かじわら)は、神奈川県鎌倉市深沢地域にある大字。現行行政地名は梶原一丁目から梶原五丁目と大字梶原。住居表示は一丁目から五丁目は実施済み区域、大字梶原は未実施区域[5]。湘南モノレール江の島線の湘南深沢駅を挟んだ東西の地域である。 地理・歴史平安時代中期に編纂された『倭名類聚抄』に鎌倉郡内の七郷の一(梶原郷)として記録がなされており、律令制下の国郡郷制の郷だったと考えられる。現在の梶原よりも広く、深沢地域をほぼ指していたと比定される。 『尊卑分脈』によると鎌倉景通がここに住み梶原氏を称し、その嫡子景久が住んだとされ、梶原氏出自の地とされる[6]。景通の玄孫である景時の墓と伝えられるやぐらが深沢小学校の裏庭に存在する。一方、『新編鎌倉志』では鎌倉景正が居住した旧地に同族の梶原氏が居住したと記録されている[7]。 戦国時代には後北条氏の支配下になり、松山衆太田豊後守の知行地となる。『小田原衆所領役帳』では116貫22文と記される。永禄年間に州崎郷に、『新編相模国風土記稿』では小松郷に属するとされる[6]。 1960年代には野村グループ(野村不動産の梶原山住宅地、野村総合研究所研究センター)等による開発が進んだ。 昭和58年(1983年)2月7日の住居表示に伴い梶原一丁目-五丁目となった。 地価住宅地の地価は、2023年(令和5年)1月1日の公示地価によれば、梶原2-5-4の地点で13万8000円/m2となっている[8]。 世帯数と人口2023年(令和5年)9月1日現在(鎌倉市発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
人口の変遷国勢調査による人口の推移。
世帯数の変遷国勢調査による世帯数の推移。
学区市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2017年7月時点)[15][16]。
事業所2021年(令和3年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[17]。
事業者数の変遷経済センサスによる事業所数の推移。
従業員数の変遷経済センサスによる従業員数の推移。
交通鉄道施設寺社・旧跡その他
その他日本郵便脚注
参考文献
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