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箱根登山鉄道2000形電車

箱根登山鉄道2000形電車
St. Moritz
「サン・モリッツ号」
基本情報
運用者 箱根登山鉄道→小田急箱根
製造所 川崎重工業
製造年 1989年 - 1997年
製造数 3編成9両
運用開始 1989年3月18日
主要諸元
編成 2両編成
3両編成
軌間 1,435 mm
電気方式 直流600 V→750 V・1,500 V
架空電車線方式
最高速度 55 km/h
起動加速度 4.0 km/h/s[1]
減速度(常用) 4.0 km/h/s[1]
減速度(非常) 4.5 km/h/s[1]
編成定員 不明
車両定員 73名(クモハ2000形/クモハ2100形・座席40名+立席33名)[注釈 1]
85名(モハ2200形・座席46名+立席39名)
自重 編成表を参照
編成重量 不明
編成長 不明
全長 14,660 mm[1]
車体長 13,800 mm[2]
全幅 2,580 mm[1]
車体幅 2,520 mm[2]
全高 3,953 mm[1]
車体高 3,503 mm[2]
台車 東急車輛製造 TS-330A[4]
主電動機 東洋電機製造 TDK8150-A
主電動機出力 95 kW直巻整流子電動機端子電圧375 V
駆動方式 中空軸平行カルダン駆動方式
歯車比 78:13=6.0[5]
編成出力 不明
制御方式 抵抗制御
制御装置 不明
制動装置 発電制動併用全電気指令式電磁直通ブレーキ (HRD-1)
レール圧着ブレーキ
手ブレーキ
保安装置 不明
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箱根登山鉄道2000形電車(はこねとざんてつどう2000がたでんしゃ)は、小田急箱根(旧:箱根登山鉄道)が1989年平成元年)3月から運用している[6]旅客用電車である。

本項では、1000形については「ベルニナ号」と、3000形については「アレグラ号」と、本形式2000形については「サン・モリッツ号」と表記する。

概要

箱根登山鉄道では初となる冷房車で[7]、姉妹鉄道提携を結んでいるスイスレーティッシュ鉄道の沿線にある観光地にちなんで「サン・モリッツ号」という愛称が設定された[5]。当初は2両編成で登場し、1991年には2両編成が1編成増備され[8]、2両編成×2編成となった。その後、1993年には中間車2両を増備して3両編成×2編成に組成変更され[9]1997年には3両編成×1編成が増備された[10]

登場の経緯

箱根登山鉄道では、1979年6月以降はレーティッシュ鉄道との姉妹鉄道提携を結んでおり[11]1986年には姉妹鉄道提携7周年記念として「サンモリッツとの友好の集い」が開催される[12]など、友好的な交流が行われていた。

一方、箱根登山鉄道は1988年に創業100周年を迎えることから[13]、記念行事の一環として[13]、輸送力増強のための新型車両を導入することになった[13]。新型車両製造にあたっては、それまで鉄道線の車両には冷房車が存在せず、一部の観光客から苦情もあった[14]ため、新型車両では冷房を装備することになった[14]。また、1989年はレーティッシュ鉄道との姉妹鉄道提携10周年にあたる[15]ことから、スイス政府観光局とサンモリッツ観光局の協力を得て[15]、新型車両は「サン・モリッツ号」と命名されることになった[15]

こうして、箱根登山鉄道の電車では初の冷房車として登場したのが2000形「サン・モリッツ号」である。

車両概説

本項では、落成当時の仕様を記述する。

「サン・モリッツ号」は当初は全長15m級の車両による2両編成が製造され、1993年に3両編成化のために中間車が増備された。1997年には3両編成で製造された。先頭車は制御電動車で形式は奇数番号がクモハ2000形・偶数番号がクモハ2100形、中間車は電動車でモハ2200形と称する。車両番号については、巻末の編成表を参照。

車体

車体長13,800mm[16]・全長14,660mm[5]で、車体幅2,520mm[16]・全幅2,580mm[5]の全金属製車体である。屋根・側面・連結面の外板には耐蝕性鋼板を採用した[16]。床面の高さは軌条面から1,128mmである[17]

クモハ2000形・クモハ2100形の正面は非貫通型で、視界を広げるために窓ガラスは大型ガラスを採用した[16]。側面客用扉は各車両とも片開き扉2箇所で、扉の幅は1,000mm幅とした[17]。側面窓は眺望に配慮してバランサーつきの1段下降窓で[18]、窓の大きさは単独の窓で幅850mm・高さ1,000mmとして、眺望に配慮した[18]。連結面には非常時において旅客の避難誘導が出来るよう[16]、箱根登山鉄道では初めて非常用の貫通路を設けた[16]

車体の色は箱根ゴールデンコース[注釈 2]のイメージカラーを強調することをねらい[6]、前面と窓周りはストロベリーレッドの帯を巻き[6]、側面腰板部分にはスレンレッドの帯を入れた[16]。この塗装は小田急ロマンスカー10000形HiSE車と同様の配色である[20]。正面下部には箱根登山鉄道の車両では初めてスカートを設けた[5]

内装

先頭車の車内(改装前)
先頭車の車内(2016年撮影)

座席は乗客の流れを考慮し、客用扉両脇がロングシート、客用扉間は16人分は固定クロスシート(ボックスシート)とした[7]ほか、乗務員室直後には前向きにクロスシートを配置した展望席とした[7]

室内の配色については1両ごとに変えられている[16]。奇数番号の車両が赤系統[7]、偶数番号の車両が青系統[7]としており、車内壁面や床の色もそれに合わせた色調となっている[7]。車内の照明装置は交流200V仕様の40W蛍光灯14本[5]と交流200V仕様の20W蛍光灯2本[5]、直流100V仕様の40W蛍光灯2本である[5]

冷房装置

「サン・モリッツ号」では、箱根登山鉄道の車両としては初めて冷房装置を搭載した[7]。鉄道線の特殊な路線条件により車体長が短い[5]上、全て電動車であることから艤装面積も確保できず[5]、屋根の上にも抵抗器がある[13]ため取り付けスペースがない[7]。このため、連結面側の客室内床上に冷房装置を設置することとし[7]、13,000kcal/hの能力を有するインバータ式床置き冷房装置を1両あたり2台搭載した[7]

主要機器

主要な機器は「ベルニナ号」と同一仕様である[18]

乗務員室

運転士が乗務する乗務員室(運転室)は中央運転台とし[18]、運転席の座席は回転式のバケットシートを取り付けた[18]。運転台コンソールは基本的には「ベルニナ号」と同一である[18]

正面窓は熱線入りの防曇ガラスとし[18]、3段切り替え式の電動ワイパーを装備した[18]

電装品・台車

TS-330A形台車

制御方式は、1台で4基の電動機の制御を行い(1C4M)、主回路接続は4つの電動機を全て直列に接続する方式(永久4S)とした[18]。駆動装置は中空軸撓み板継手平行カルダン方式である[18]

台車は半径30mの急曲線を通過するため、「ベルニナ号」と同様に軸間距離1,800mm[4]とした車輪径860mm[18]の軸ばね式コイルばね台車[18]である東急車輛製造のTS-330A形を採用した[18]

ブレーキ装置

ブレーキ(制動装置)応荷重機構付電空併用電気指令式電磁直通制動のHRD-1形を採用した[5]。基礎ブレーキ装置の制輪子は鋳鉄製である[21]。主抵抗器はそれまでの車両と同様に屋根上に設置した[13]

これらのブレーキ装置とは別に、箱根登山鉄道独自の保安ブレーキとしてレール圧着ブレーキを装備した[18]

その他機器

補助電源装置は、クモハ2100形とモハ2200形に45kVAのDC-DCコンバータを搭載した[5]。集電装置(パンタグラフ)は各車両の屋根上に、PT4816-A-M形下枠交差式パンタグラフを設置した[5]。編成両端の連結器については住友金属工業のKS22-C形密着連結器を採用した[5]

行先表示器・運転台モニタ表示器・尾灯などの灯火類は発光ダイオード (LED) 式に変更した[5]ほか、モハ2200形では側面の窓上中央部にLED式の行先表示器が設けられた[22]

このほか、箱根登山鉄道では急曲線で撒水を行うため[23]、「サン・モリッツ号」でも各車両車端部に水タンクを設置した[5]

沿革

3両編成となった「サン・モリッツ号」

「サン・モリッツ号」第1編成(クモハ2001+クモハ2002)は、1989年3月18日から運用を開始した[6]。1991年には第2編成(クモハ2003+クモハ2004)が増備された[7]

その後、輸送力増強のため、鉄道線では1993年からは3両編成での運行が行われることになり[24]、これに対応するために「サン・モリッツ号」は中間車2両(モハ2201・モハ2202)を増備して3両固定編成とすることになった[25]。同年12月8日の深夜に入線された中間車を組み込んだ「サン・モリッツ号」は、同年12月15日から箱根登山鉄道では初の3両固定編成としての運用を開始した[22]

その後、1997年6月17日付で「サン・モリッツ号」の第3編成(クモハ2005+モハ2203+クモハ2006)が増備された[26]。この第3編成では当初より3両編成で入線した。この第3編成では自動放送装置が設けられ[27]、その後他の車両にも設置された[27]。1999年3月には第1編成がレーティッシュ鉄道の車両と同じ塗装デザインに変更された[28]。当初は2000年12月までの期間限定の予定であった[28]が、その後2002年頃には第3編成も同じ塗装デザインに変更されていた[29]。また、2002年7月11日から9月まで、彫刻の森美術館で行われたイベント「とっとこハム太郎美術館」にの宣伝を兼ねて[29]、第1編成に「とっとこハム太郎」のイラストが描かれた[29]

2004年には「ベルニナ号」に冷房化改造が行われることになった[30]が、「ベルニナ号」の補助電源装置の容量が小さかった[31]。経費を節減するため[32]、大容量の電源装置を装備する「サン・モリッツ号」の中間車を連結することによって冷房用の電源を確保することとなり[33]、モハ2201・モハ2202の2両は「サン・モリッツ号」の編成から外され、「ベルニナ号」に組み込まれた。これによって、第1編成・第2編成はその後2両編成で運用されることになった[34]。これと同時期に前面下部の排障器(スカート)は撤去された。

「氷河急行」色に変更された第3編成

2009年には第3編成が、姉妹鉄道提携を結ぶレーティッシュ鉄道の看板列車「氷河急行」と同じ塗装デザインに変更された[35]。これは「氷河急行」の新型車両をモデルとしたもので[35]、同年3月14日から運用を開始した[35]

「アレグラ号」色に変更された 第2編成 登場時の塗装に変更された 第1編成
「アレグラ号」色に変更された
第2編成
登場時の塗装に変更された
第1編成

2010年には、第1編成と第2編成がロングシート化された。また、同年5月23日には天皇皇后が箱根登山鉄道に乗車することになり[36]、「氷河急行」色の第3編成が「お召し列車」に使用された[36]。正面の行先表示は「貸切」で[36]、日章旗をあしらったステッカーが前面に掲出された[36]

2014年には、同年に登場する3000形「アレグラ号」との連結に対応するために第1・2編成とも連結器が交換され、フルカラーLEDの側面表示器が設置された。同年夏頃には第2編成が、2015年3月には第1編成が「アレグラ号」に準じた塗装へ変更された。2018年2月には第1編成が登場時の塗装に変更されて検査出場した。

2018年8月1日に、2021年 - 2022年頃に車体の更新時期を迎えるのに合わせて制御装置の更新や空調装置の搭載場所を室内から屋根上に変更することが発表された[37]

編成表

凡例
Mc …制御電動車、M …電動車、CON…制御装置、SIV…補助電源装置、CP…電動空気圧縮機、PT…集電装置

2両編成

登場当時および2004年以降の第1編成・第2編成。

 
形式 クモハ2100 クモハ2000
区分 Mc Mc
車両番号 2002 2001
2004 2003
自重 33.9t 33.1t
搭載機器 CON,SIV,CP,PT CON,SIV,CP,PT
定員 73[注釈 1] 73[注釈 1]

3両編成

1993年以降の3両編成。2004年以降は第3編成のみ。(2201,2202は1000形と連結)

 
形式 クモハ2100 モハ2200 クモハ2000
区分 Mc M Mc
車両番号 2002 2201 2001
2004 2202 2003
2006 2203 2005
自重 34.1t 32.0t 33.3t
搭載機器 CON,SIV,CP,PT CON,SIV,CP,PT CON,SIV,CP,PT
定員 73 85 73

脚注

注釈

  1. ^ a b c ロングシート化された車両の定員は80名[3]。クモハ2000形は座席37名+立席43名、クモハ2100形は座席40名+立席40名
  2. ^ 箱根登山鉄道・ケーブルカー・箱根ロープウェイ・箱根観光船・箱根登山バスを利用するコースのこと[19]

出典

  1. ^ a b c d e f 『鉄道ジャーナル』通巻271号 p.127
  2. ^ a b c 『鉄道ジャーナル』通巻275号 p.141
  3. ^ 『箱根登山鉄道 125年のあゆみ』 p.155
  4. ^ a b 『箱根登山鉄道 125年のあゆみ』 p.154
  5. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 『鉄道ファン』通巻337号 p.74
  6. ^ a b c d 『鉄道ジャーナル』通巻275号 p.137
  7. ^ a b c d e f g h i j k 『鉄道ダイヤ情報』通巻93号 p.45
  8. ^ 『鉄道ジャーナル』通巻324号 p.76
  9. ^ 『箱根登山鉄道への招待』 p.42
  10. ^ 『鉄道ジャーナル』通巻467号 p.55
  11. ^ 『すばらしい箱根』 p.72
  12. ^ 『すばらしい箱根』 p.75
  13. ^ a b c d e 『鉄道ファン』通巻337号 p.71
  14. ^ a b 『箱根登山鉄道 125年のあゆみ』 p.107
  15. ^ a b c 『鉄道ジャーナル』通巻275号 p.138
  16. ^ a b c d e f g h 『鉄道ファン』通巻337号 p.72
  17. ^ a b 『鉄道ファン』通巻337号付図 (RF22311)
  18. ^ a b c d e f g h i j k l m n 『鉄道ファン』通巻337号 p.73
  19. ^ 『小田急よもやま話(下)』 p.78
  20. ^ 『箱根登山鉄道 125年のあゆみ』 p.139
  21. ^ 『箱根の山に挑んだ鉄路』 p.34
  22. ^ a b 『鉄道ジャーナル』通巻329号 p.94
  23. ^ 『箱根の山に挑んだ鉄路』 p.20
  24. ^ 『鉄道ジャーナル』通巻324号 p.75
  25. ^ 『鉄道ジャーナル』通巻324号 p.77
  26. ^ 『鉄道ジャーナル』通巻378号 p.103
  27. ^ a b 『箱根登山鉄道 125年のあゆみ』 p.109
  28. ^ a b 『箱根登山鉄道と江ノ電の本』 p.39
  29. ^ a b c 『鉄道ダイヤ情報』通巻221号 p.80
  30. ^ 『鉄道ジャーナル』通巻454号 p.94
  31. ^ 『箱根の山に挑んだ鉄路』 p.78
  32. ^ 『箱根登山鉄道 125年のあゆみ』 p.108
  33. ^ 『鉄道ひとり旅ふたり旅』通巻1号 p.32
  34. ^ 『鉄道ひとり旅ふたり旅』通巻1号 p.33
  35. ^ a b c 『鉄道ジャーナル』通巻511号 p.138
  36. ^ a b c d 『箱根登山鉄道 125年のあゆみ』 p.151
  37. ^ 小田急箱根グループは箱根エリアにおいて大型投資をスタートします』(プレスリリース)小田急グループ、2018年8月1日https://www.odakyu.jp/news/o5oaa1000001brf9-att/o5oaa1000001brfg.pdf2018年10月6日閲覧 

参考文献

社史

  • 箱根登山鉄道株式会社総務部総務課『箱根登山鉄道創業100周年記念 すばらしい箱根 グラフ100』箱根登山鉄道、1988年。 

書籍

  • 青田孝『箱根の山に挑んだ鉄路 「天下の険」を越えた技』交通新聞社、2011年。ISBN 978-4330231112 
  • 荒井文治『箱根登山鉄道への招待』(第6版)電気車研究会、1994年(原著1988年)。ISBN 4885480698 
  • 生方良雄『箱根登山鉄道 125年のあゆみ』JTBパブリッシング、2013年。ISBN 9784533093746 
  • 『箱根登山鉄道と江ノ電の本』枻出版社、2000年4月。ISBN 4870993163 

雑誌記事

  • 蛯原宏「初夏の山峡にツリカケ三重奏 箱根登山鉄道モハ1形・2形に見る連結運転」『鉄道ジャーナル』第467号、鉄道ジャーナル社、2005年9月、50-55頁。 
  • 小川浩之「現役車両を分かりやすく解説 箱根登山鉄道の通になる」『鉄道ひとり旅ふたり旅』第1号、枻出版社、2010年5月、31-33頁、ISBN 9784777916238 
  • 加藤一雄『小田急よもやま話(下)』多摩川新聞社、1993年。ISBN 978-4924882072 
  • 岸上明彦「天下の嶮に挑む箱根登山鉄道」『鉄道ピクトリアル』第532号、電気車研究会、1990年9月、41-45頁。 
  • 楠居利彦「特集 箱根登山鉄道」『鉄道ダイヤ情報』第93号、弘済出版社、1992年1月、26-47頁。 
  • 東京工業大学鉄道研究部「1997年度上半期私鉄車両のうごき」『鉄道ジャーナル』第378号、鉄道ジャーナル社、1998年4月、102-105頁。 
  • 箱根登山鉄道株式会社電車部技術課「箱根登山鉄道2000形 サン・モリッツ号」『鉄道ファン』第337号、交友社、1989年5月、70-74頁。 
  • 細野詠一「箱根登山鉄道 サン・モリッツ号が征く」『鉄道ジャーナル』第275号、鉄道ジャーナル社、1989年9月、136-141頁。 
  • 三浦衛「天下の険を攀じ登る 箱根登山鉄道 箱根湯本-強羅間3両編成運転化で輸送力増強」『鉄道ジャーナル』第324号、鉄道ジャーナル社、1993年10月、70-77頁。 
  • 「RAILWAY TOPICS」『鉄道ジャーナル』第271号、鉄道ジャーナル社、1989年5月、127-132頁。 
  • 「RAILWAY TOPICS」『鉄道ジャーナル』第349号、鉄道ジャーナル社、1994年3月、90-97頁。 
  • 「DJ NEWS FILE」『鉄道ダイヤ情報』第221号、交通新聞社、2002年9月、74-83頁。 
  • 「RAILWAY TOPICS」『鉄道ジャーナル』第454号、鉄道ジャーナル社、2004年8月、90-95頁。 
  • 「RAILWAY TOPICS」『鉄道ジャーナル』第511号、鉄道ジャーナル社、2009年5月、134-139頁。 

関連項目

外部リンク


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