1988年の野球において、メジャーリーグベースボール(MLB)優勝決定戦の第85回ワールドシリーズ(英語: 85th World Series)は、10月15日から20日にかけて計5試合が開催された。その結果、ロサンゼルス・ドジャース(ナショナルリーグ)がオークランド・アスレチックス(アメリカンリーグ)を4勝1敗で下し、7年ぶり6回目の優勝を果たした。
両チームの対戦は、1974年以来14年ぶり2回目。ドジャースの外野手カーク・ギブソンは、両脚の故障により試合出場どころか普通に歩くこともままならない状況だったものの[3]、第1戦の1点を追う9回裏に代打で登場すると逆転サヨナラ2点本塁打を放ち、足をひきずりながらベースを一周した。この場面は、
というように、複数のメディアによってシリーズ史に残る劇的な場面と評価されている。シリーズMVPには、第2戦と第5戦の2度の先発登板でいずれも完投勝利を挙げ、2勝0敗・防御率1.00という成績を残したドジャースのオーレル・ハーシュハイザーが選出された。
試合結果
1988年のワールドシリーズは10月15日に開幕し、途中に移動日を挟んで6日間で5試合が行われた。日程・結果は以下の通り。
日付 |
試合 |
ビジター球団(先攻) |
スコア |
ホーム球団(後攻) |
開催球場
|
10月15日(土) |
第1戦 |
オークランド・アスレチックス |
4-5x |
ロサンゼルス・ドジャース |
ドジャー・スタジアム |
|
10月16日(日) |
第2戦 |
オークランド・アスレチックス |
0-6 |
ロサンゼルス・ドジャース
|
10月17日(月) |
|
移動日 |
|
10月18日(火) |
第3戦 |
ロサンゼルス・ドジャース |
1-2x |
オークランド・アスレチックス |
オークランド・アラメダ・ カウンティ・コロシアム
|
10月19日(水) |
第4戦 |
ロサンゼルス・ドジャース |
4-3 |
オークランド・アスレチックス
|
10月20日(木) |
第5戦 |
ロサンゼルス・ドジャース |
5-2 |
オークランド・アスレチックス
|
優勝:ロサンゼルス・ドジャース(4勝1敗 / 7年ぶり6度目)
|
第1戦 10月15日
第2戦 10月16日
第3戦 10月18日
第4戦 10月19日
第5戦 10月20日
脚注
- ^ "World Series Television Ratings," Baseball Almanac. 2019年8月17日閲覧。
- ^ Rick Weinberg, "3: Kirk Gibson's pinch-hit HR wins World Series game," ESPN.com, September 7, 2004. 2019年8月17日閲覧。
- ^ "Readers' List: Greatest World Series moments," ESPN.com. 2019年8月17日閲覧。
- ^ Dave Anderson, "Ten Greatest Moments in Series History," The New York Times, October 19, 2003. 2019年8月17日閲覧。
- ^ TIME Photo, "Top 10 Most Memorable Moments in World Series History," Time.com, October 25, 2014. 2019年8月17日閲覧。
- ^ foxsports, "Top 15 most memorable World Series moments," FOX Sports, October 20, 2016. 2019年8月17日閲覧。
- ^ "100 Greatest Moments in Sports History," SI.com. 2019年8月17日閲覧。
外部リンク
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文化 | |
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できごと | |
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ライバル関係 | |
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アスレチックス球団殿堂 | |
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