2003年の西武ライオンズでは、2003年の西武ライオンズの動向をまとめる。
この年の西武ライオンズは、伊原春樹監督の2年目のシーズンである。
概要
1992年以来10年ぶりの日本一こそ逃したものの、投手陣は松坂大輔・西口文也・豊田清・森慎二などが控え、打撃陣でも前年ブレイクの宮地克彦・和田一浩・松井稼頭央が控えるなど、2連覇が期待されたが4月は開幕ダッシュに失敗して14勝14敗で終える平凡なスタート。5月・6月に25勝17敗の貯金8でダイエーに肉薄するが、7月11日からまさかの6連敗。8月は16勝8敗1分でダイエーを追いかけるも9月後半から負けが込み、最終的に77勝61敗2分と、勝ち星が半減。投手陣は前年と違って打ちこまれる試合が続き防御率は前年の3.20から4.43へ低下してリーグ4位と低迷。打撃陣は和田・松井・アレックス・カブレラの活躍で191本塁打のリーグ1位と打ちまくったが、打点・得点でダイエーに大きく差を付けられた。2連覇できなかった責任を取り、伊原監督は堤オーナーに辞表を提出。1979年の所沢移転以来着用してきたスカイブルーのユニフォームに別れを告げ翌年からオリックスの監督となり、新監督にはチーム生え抜きの伊東勤総合コーチ兼捕手が引退して即監督就任となった。
チーム成績
レギュラーシーズン
2003年パシフィック・リーグ順位変動
順位
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4月終了時
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5月終了時
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6月終了時
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7月終了時
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8月終了時
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最終成績
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1位
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ダイエー |
--
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ダイエー |
--
|
ダイエー |
--
|
ダイエー |
--
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ダイエー |
--
|
ダイエー |
--
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2位
|
近鉄 |
2.0
|
近鉄 |
1.0
|
近鉄
|
近鉄 |
5.0
|
西武 |
5.0
|
西武 |
5.5
|
3位
|
西武 |
2.5
|
西武 |
5.0
|
西武 |
1.5
|
西武 |
5.5
|
近鉄 |
6.5
|
近鉄 |
8.5
|
4位
|
日本ハム |
3.0
|
日本ハム |
8.0
|
日本ハム |
9.5
|
日本ハム |
10.5
|
日本ハム |
14.0
|
ロッテ |
14.0
|
5位
|
ロッテ
|
ロッテ |
8.5
|
ロッテ |
9.5
|
ロッテ |
15.0
|
ロッテ |
20.5
|
日本ハム |
19.5
|
6位
|
オリックス |
4.5
|
オリックス |
13.5
|
オリックス |
18.5
|
オリックス |
21.0
|
オリックス |
32.0
|
オリックス |
33.5
|
期間 成績
|
14勝14敗 勝率.500
|
12勝10敗1分 勝率.545
|
15勝7敗 勝率.682
|
79勝11敗 勝率.878
|
16勝8敗 勝率.667
|
11勝11敗1分 勝率.500
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[1]
オールスターゲーム2003
できごと
選手・スタッフ
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監督 | |
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一軍コーチ | |
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二軍監督・コーチ | |
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投手 | |
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捕手 | |
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内野手 | |
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外野手 | |
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[2]
表彰選手
ドラフト
脚注
注釈
- ^ 2002年に指名打者部門で受賞しており、通算2度目。
- ^ 2002年に一塁手部門で受賞しており、通算2度目。
出典
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1950年代 | |
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1960年代 | |
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1970年代 | |
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1980年代 | |
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1990年代 | |
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2000年代 | |
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2010年代 | |
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2020年代 | |
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1950年オフに西日本パイレーツと球団合併 |