AFCチャンピオンズリーグ2017 AFC Champions League 2017 |
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大会概要 |
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日程 |
1月24日-11月25日 |
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チーム数 |
47 (19連盟) |
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大会結果 |
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優勝 |
浦和レッズ (2回目) |
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準優勝 |
アル・ヒラル |
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大会統計 |
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試合数 |
141試合 |
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ゴール数 |
435点 (1試合平均 3.09点) |
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総入場者数 |
1,906,951人 (1試合平均 13,524人) |
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得点王 |
オマル・フリービーン[2](10点) |
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最優秀選手 |
柏木陽介[1] |
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< 20162018 > |
AFCチャンピオンズリーグ2017 (AFC Champions League 2017) は、2002-2003年に第1回大会が行われて以来、15回目(前身大会も含めれば36回目)のAFCチャンピオンズリーグである。
浦和レッズ(日本)が優勝し、FIFAクラブワールドカップ2017への出場権を獲得した。
出場枠
46のAFC加盟協会 (国・地域。準会員北マリアナ諸島を除く)は、AFC大会における過去4年間のナショナルチームおよびクラブの実績に基づいてランク付けされ、2017年および2018年のAFCクラブ大会の出場枠が配分されている (エントリーマニュアル第2.2条(以下、「第◯条」とあるのはエントリーマニュアルの条数を示す))[3]。
地区の割り当て
- 出場枠の配分においては、東西2つの地区に分ける(第4.1条)。
出場枠の割り当て
- 各地域に4つのグループステージがあり (1グループは4クラブなので全16クラブ)、12枠は協会別に与えられる直接の出場権により決定、残り4枠はプレーオフで決める。
- AFCランキングによる各地区の上位12の協会は、AFCチャンピオンズリーグの基準を満たしている限り参加する資格がある。
- 各地区の6位までの協会は、グループステージで少なくとも1つの出場枠を獲得し、残りの協会はプレーオフ枠だけを獲得する (プレーオフ枠だけを獲得した協会は、AFCカップのグループステージ出場枠も得る)(第4.2条)。
- 東西両地区の上位2協会は3つのグループステージ出場枠と1つのプレーオフ枠を有する。
- 東西両地区の3位・4位の協会は2つのグループステージ出場枠と2つのプレーオフ出場枠を有する。
- 東西両地区の5位の協会は1つのグループステージ出場枠と2つのプレーオフ出場枠を有する。
- 東西両地区の6位の協会は1つのグループステージ出場枠と1つのプレーオフ出場枠を有する。
- 東西両地区の7位~12位の協会は1つのプレーオフ出場枠を有する。
- よって東西両地域のランキング上位12協会には以下のように出場権が割り当てられる
順位
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直接 出場枠
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プレーオフ 出場枠
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備考
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1
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3
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1
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2
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3
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1
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3
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2
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2
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4
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2
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2
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5
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1
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2
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6
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1
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1
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7
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1
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* プレーオフ出場クラブが負けた場合AFCカップのグループステージの出場権を得る
* プレーオフ出場クラブがグループステージに出場した場合、AFCカップの次の対象クラブがAFCカップのグループステージの出場権を得る
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8
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1
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9
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1
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10
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1
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11
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1
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12
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1
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計
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12
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15
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* 各地区でプレーオフによって4クラブがグループステージに出場できる
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協会に割り当てられる出場枠の最大数
- 各協会の出場枠数は、各協会の国内リーグ最上位ディビジョンの総クラブ数の3分の1まで認められる (オーストラリアは最上位ディビジョンであるAリーグの総クラブ数が10なので、基準を満たしていても最高3枠までとなる)(第5.4条)。
協会の出場枠を満たすクラブ数が足らない場合
- いずれかの協会が出場基準を満たさず、自協会に与えられた出場枠を満たすクラブ数を出場させなかった場合は、以下の通りとする。
- グループステージ出場枠を充足できなかった場合は、本来プレーオフから出場するクラブをグループステージからの出場に繰り上げる。そのクラブは、充足できなかった当該協会以外で、地区内でランキング最上位の協会とする。ただし1協会からのグループステージ出場枠は最大3枠までであり、それが充足されている場合は次点の協会に再配分する。
- プレーオフ枠を充足できなかった場合は、それらは無効にされ、他の協会には再配分されない。本来プレーオフの下位のラウンドから出場するクラブを上位のラウンドに繰り上げる。
協会ランキング
2017年のAFCチャンピオンズリーグ出場枠は、2016年11月30日に発表されたアソシエーションランキング [4] に従って、協会ごとに出場枠が割り当てられる。これはAFCチャンピオンズリーグとAFCカップの成績、ならびに代表チームの2013年から2016年までのFIFAランキングに基づいてランク付けされたものである。
確定した出場枠は、2016年12月7日に発表された[5]。
- 出場枠についての注釈
- ^ イラク(IRQ):イラクはAFCチャンピオンズリーグの規定を満たすクラブライセンス制度を設けていないため、出場枠なし[5]。同協会が有していたグループステージ出場枠の一つはイランに再配分された。
- ^ インドネシア(IDN):インドネシアはエントリーしたクラブがなかったため、出場枠なし[5]。
- ^ オーストラリア (AUS): 本来であれば、ポイントが東西各地区で4位の協会はグループステージ出場2枠とプレーオフ出場2枠を得られる(エントリーマニュアル[3] 第4.2節)ものの、当該協会の最上位リーグのチーム数の3分の1までしか出場枠が認められないため(エントリーマニュアル[3] 第5.4節)、出場枠が3しか認められなかった(直近のシーズンのAリーグは10チームで実施)。
- ^ クウェート (KUW): クウェートはクウェートサッカー協会がFIFAから資格停止処分を受けており、これがエントリー期日まで解けなかったため、参加不可[7]
- ^ シリア(SYR):シリアはAFCチャンピオンズリーグの規定を満たすクラブライセンス制度を設けていないため、出場枠なし[5]。
- ^ レバノン(LBN):レバノンはAFCチャンピオンズリーグの規定を満たすクラブライセンス制度を設けていないため、出場枠なし[5]。
参加クラブ
出場チームの出典:[6]
- 註
AFCチャンピオンズリーグ2017出場チーム 西地区
東地区
(p) プレーオフラウンド
日程
2017年度のAFCチャンピオンズリーグの日程は以下のとおりである〈組み合わせ抽選会はすべてマレーシア・クアラルンプールのAFCハウスにおいて行われる)[16]。なお、今シーズンより西地区は月曜日・火曜日に試合を行うように変更された (東地区は従来通り火曜日・水曜日に実施)[17]。
区分
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節
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抽選日
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第1戦
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第2戦
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予選ステージ
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予選1回戦
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抽選なし
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2017年1月24日
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予選2回戦
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2017年1月31日
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プレーオフステージ
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プレーオフラウンド
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2017年2月7日
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グループステージ
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第1節
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2016年12月13日 (プタリン・ジャヤ, マレーシア)
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2017年2月20-22日
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第2節
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2017年2月27日-3月1日
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第3節
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2017年3月13-15日
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第4節
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2017年4月10-12日
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第5節
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2017年4月24-26日
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第6節
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2017年5月8-10日
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ノックアウトステージ
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ラウンド16
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2017年5月22-24日
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2017年5月29-31日
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準々決勝
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2017年6月6日
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2017年8月21日-23日
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2017年9月11日-13日
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準決勝
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2017年9月26日-27日
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2017年10月17日-18日
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決勝
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2017年11月18日
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2017年11月25日
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予選プレーオフ
プレーオフは、予選1回戦、予選2回戦、プレーオフラウンドの計3回戦制で行われ、プレーオフラウンドに勝利した両地区の8クラブがグループステージに進出する。プレーオフの組み合わせは2016年12月7日に発表された[5][6]。
1回戦
2017年1月24日に行われた。
2回戦
2017年1月25日・1月31日に行われた。
プレーオフ
2017年2月7日・8日に行われた。
グループステージ
組み合わせ抽選会は2016年12月13日に、クアラルンプールのAFCハウスにて行われた[5][6][18]。その模様はAFCの公式YouTubeチャンネルでライブ配信された[19]。
括弧内の打ち消しされたクラブは抽選時のクラブである
グループA
- ^ a b 直接対戦の得失点差(シャバブ・アル・アハリ:1、エステグラル:-1)による
- ^ a b 直接対戦の得失点差(アル・タアーウン:1、ロコモティフ・タシュケント:-1)による
グループB
グループC
グループD
グループE
グループF
- ^ a b 直接対戦のアウェイゴール数による
- ^ a b グループ全試合における、得失点差による
グループG
グループH
ノックアウトステージ
ラウンド16
準々決勝
準々決勝から決勝までの組み合わせ抽選会は、2017年6月6日に行われた[20]。準々決勝から決勝までの組み合わせ抽選では、異なるゾーンのチームは決勝まで対戦することはなく、「カントリー・プロテクション (同一協会所属で2チーム以上が勝ち残った場合、当該チーム間の対戦を避ける)」は適用されない。
準決勝
決勝
二試合合計スコア 1 - 2で浦和レッズが優勝
AFCチャンピオンズリーグ 2017 優勝
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浦和レッズ 10大会ぶり2回目
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得点ランキング
最終結果[21]
※予選とプレーオフの記録は除外する。
選手表彰
大会表彰
各表彰は以下の通り。
週間表彰
ベストイレブン
関連項目
脚注
注釈
出典
外部リンク