V・サマーリーグ(ブイサマーリーグ)は、ジャパンバレーボールリーグが主催し、Vリーグ加盟チームおよび準加盟チームが参加する公式戦である。若手の登竜門として位置づけられている[1]。
大会概要
2024年女子大会の概要は下記の通り。
- 参加26チームを東西13チームずつに分け、各チームによる一次リーグを行う。
- 一次リーグの成績上位に応じて順位決定戦を行う。
なお、男子大会も同様に開催されていたが、2011年度からは開催されていない[2]。
2024年夏季(東部ブロック大会:熊本県立総合体育館、西部ブロック大会:とり野菜みそBLUECATS ARENA)の大会をもって、大同生命SV.LEAGUEへの発展・リーグ再編が予定されているため、同大会を廃止させる予定である[3]。
歴史
1981年8月、実業団チームの若手選手を育成するため、日本バレーボール協会の主催で第1回「日本サマーリーグ」が開催された[4]。試合形式は東西の一次リーグ・決勝リーグという2013年大会と同様の形であり、男子は富士フイルム、女子はカネボウが初代王者となった[5]。
- 日程・会場
- 参加チーム
第2回以降は開催時期が盛夏の8月を避け、一次リーグが7月上旬、決勝リーグが9月上旬になった以外は変更なく行われている。Vリーグ機構が発足した後は、主催がVリーグ機構となり、2008年からは、大会名を「V・サマーリーグ」に変更した。
1994年の第14回大会一次リーグでは、新ルールが試行された。主な変更点は下記の通り[6]。
- サーブはエンドライン後方ならばどこからでも打つことが出来る。(2013年度のルールと同じ)
- ポジションはフリー(ローテーションがなく、ポジショナルフォールトがない)
- バックアタックなどに(サーブ権がなくとも)ボーナスポイントが与えられる。
- ボールの内気圧を下げる。(当時の規定0.40-0.45kg/cm2から0.30kg/cm2)
ボーナスポイント制は(特に男子大会において)フリーポジション制と相まって、アタッカー4人がバックアタックを狙うなど大味な試合運びとなり完全な失敗に終わった[6]。
2011年より女子大会のみが開催され、決勝リーグ出場チームが6チームとなった。
2015年は決勝リーグを開催せず、東西大会のみが開催され[7]、プレミアリーグチーム及びチャレンジリーグチームから1名ずつ「フレッシュスター賞」が授与された[8]。
2016年も東西大会を開催する予定であったが、西部大会の開催地が鹿児島県であり熊本地震の影響を考慮して、東部大会と合同で行った[9]。
結果
決勝リーグ進出チームを成績順に列記する。
男子
女子
関連項目
脚注