あっ!とおどろく放送局(あっとおどろくほうそうきょく)は、株式会社ティー・アンド・エムが2001年(平成13年)4月10日から運営を開始したインターネットテレビ局。2010年(平成22年)9月にそれまでの台東区台東(ホーザンビル)から千代田区外神田に移転、2010年(平成22年)10月1日に社名を「あっとおどろく放送局株式会社」に変更、その後2011年(平成23年)12月1日に運営母体を株式会社バースアップに変更し再始動したが、新局(@TV)立ち上げに伴い2012年(平成24年)6月30日をもって閉局した。
「見たい! 出たい! 作りたい!」がキャッチフレーズ。一定の要件を満たせば比較的容易に一般視聴者が番組に出演したり、参加することができた。生放送チャンネルとオンデマンドチャンネルの2つからなり、当時多くのインターネットテレビ局がビデオオンデマンド中心でコンテンツを供給する中、スタジオからの生放送を軸にすえていた。ほとんどの番組が生放送中にメールを募集し、スタッフを介さず直接出演者に届いた。
生放送番組は総じて低予算で、制作スタッフが自ら企画、プロデュース、構成、出演まですべてをこなすこともあった。生放送では原則として、「この番組の目的は」と目的を言ってから番組を始め、放送時間は45分。特番など、1時間を超える場合は55分になることもあったが、2010年(平成22年)10月の移転後は45分になることが多かった。一部の携帯電話でも視聴でき、オンデマンド放送の一部のみ視聴可能で3キャリアに対応した。生放送番組はDUOGATEとYahoo!動画へサイマル放送されて居た事がある。2010年(平成22年)3月18日からUstreamへも本放送を配信していたが、10月の移転後から別の固定カメラによる配信になった。
開局当時の生放送はナローバンド放送56kbps(画面サイズ 240×180)とブロードバンド放送300kbps(QVGA)だった。後のブロードバンド放送は512kbps(VGA)に変更になった。
2009年(平成21年)10月頃から局アナをおき、2010年(平成22年)7月頃までは羽田藍花が務めていた。2010年(平成22年)10月1日からアヴィラの永嶺愛純が務めていたが、別の仕事が決まり継続困難になったため、2011年(平成23年)2月26日をもって退任。それに伴い、2011年(平成23年)3月1日からSAKIが務めることになった。2010年(平成22年)12月3日から西口エンタテインメントの渚も務めた。2011年(平成23年)1月27日頃から、ステーションロゴに卯能ゆなによるナレーションを入れていた。
2009年(平成21年)にロッテリア原宿表参道店内にサテライトスタジオを開設し、同年4月よりこのスタジオから生放送されたが、2010年(平成22年)7月31日をもって同スタジオから放送している番組全ての休止が発表され、(2010年(平成22年)7月18日にサイト上にて)。2010年(平成22年)9月25日をもって閉鎖された。10月1日から秋葉原新スタジオで配信を再開。
2011年(平成23年)、運営母体を株式会社バースアップに変更して以降、急激にコンテンツ力が低下しファン離れが起こった。2012年(平成24年)7月1日になったと同時に、「あっ!とおどろく放送局」を閉局したことを生放送で発表。ホームページも転送され、呆気なく幕を閉じた。新局「@TV」立ち上げのための閉局であったが、同年12月4日、@TVを同年12月25日をもって休止すること、運営母体を株式会社ファイブゼロに移して翌春リニューアルオープンすることを発表した[1]。
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