オスカル・フレイレ

オスカル・フレイレ Oscar Freire
基本情報
本名	オスカル・フレイレ・ゴメス Oscar Freire Gomez
生年月日	(1976-02-15) 1976年2月15日（48歳）
国籍	スペイン
身長	171cm
体重	63kg
選手情報
所属	引退
分野	ロードレース
役割	選手
特徴	スプリンター
プロ経歴
1998–1999 2000–2002 2003–2011 2012	ビタリシオ・セグーロス マペイ・クイックステップ ラボバンク チーム・カチューシャ
主要レース勝利
世界選手権優勝（1999年、2001年、2004年） ツール・ド・フランス スプリント賞（2008年） ツール・ド・フランス区間通算4勝 ヴェルタ・ア・エスパーニャ区間通算6勝 ティレーノ〜アドリアティコ総合優勝 2005（区間通算9勝） ツール・ド・スイス2勝 ミラノ〜サンレモ 優勝（2004年、2007年、2010年） ヴァッテンフォール・サイクラシックス 2006 ヘント〜ウェヴェルヘム 2008 ブエルタ・ア・アンダルシア 2007
最終更新日 2012年1月27日

オスカル・フレイレ・ゴメス（Óscar Freire Gómez、1976年2月15日 - ）は、スペイン・カンタブリア州のトレラベーガ出身の自転車プロロードレース選手。1998年プロデビュー。

膝の故障や原因不明の腰痛、頭痛など数々の苦難を乗り越え、1999年、2001年、2004年と3度にわたって世界選手権を制覇する偉業を成し遂げているスプリンター。

• ビタリシオ・セグーロスでプロデビューするが、この年は主なレースでの勝利は挙げられなかった。

• ヴェローナで開催された世界選手権・個人ロードレースで優勝。誰も予想していなかった番狂わせを演じた。

• マペイに移籍。
• ティレノ〜アドリアティコ 区間2勝（第1，6）
• ブエルタ・ア・エスパーニャで区間2勝（第2，4）
• 世界選手権・個人ロードレース 3位。

• 世界選手権・個人ロードレースで優勝。

• ツール・ド・フランスでステージ初勝利（第2）。

• ティレーノ〜アドリアティコでのステージ優勝（第7）などを飾った。

• ミラノ〜サンレモ 優勝
• ブエルタ・ア・エスパーニャ2004 区間1勝（第6）。
• 世界選手権・個人ロードレースでエディ・メルクスらと並び、史上最多となる3回目の優勝を達成した。

• ティレーノ〜アドリアティコで区間3勝（第2，3，4）、総合優勝。

• ティレノ〜アドリアティコ 区間1勝（第3）。
• ヴァッテンフォール・サイクラシックス優勝
• ツール・ド・フランスでのステージ2勝（第5，9）。

• ブエルタ・ア・アンダルシア 区間2勝（第2，5）、総合優勝
• ミラノ〜サンレモで2回目の優勝。
• ヘント〜ウェヴェルヘム 3位。
• ブエルタ・ア・エスパーニャではステージ3勝（第2，5，6）をあげた。
• パリ〜ツール 3位。

• ティレノ〜アドリアティコ 区間3勝（第1，4，6）、ポイント賞。
• ヘント〜ウェヴェルヘム 優勝
• ツール・ド・スイス 区間1勝（第1）
• ツール・ド・フランス第14ステージ優勝。また第10ステージ終了時点でポイント賞トップとなり、その後11日間マイヨ・ヴェールを誰にも渡すことなくパリゴールを果たして2008年ツール・ド・フランスポイント賞を獲得した。
• ブエルタ・ア・エスパーニャ 区間1勝（第11）。

• ツール・ド・ロマンディステージ2勝（第2，5）。
• パリ〜ツール 3位。

• ミラノ〜サンレモで3回目の優勝。
• パリ〜ツール優勝。

• アムステルゴールドレース 6位
• 世界選手権・個人ロードレース 9位

• チーム・カチューシャに移籍。
• ツアー・ダウンアンダー 区間1勝（第4）
• ブエルタ・ア・アンダルシア 区間1勝（第3）
• ミラノ〜サンレモ 7位
• E3・ハレルベーク 2位
• ヘント〜ウェヴェルヘム 4位
• ブラバントス・パイル 2位
• アムステルゴールドレース 4位
• パリ〜ブリュッセル 3位
• ロードレース世界選手権・個人ロードレース 10位

身長171cmとスプリンターとしては非常に小柄だが、爆発的なスプリント力と巧みなコース取りを得意としており、ゴール前で混戦になった時に本領を発揮する。だが、状況によっては逃げや追走の集団に加わって勝利を目指すこともあり、一般的なスプリンターの枠に当てはまらない走りをしばしば見せるが、こうした一人でも勝ちにいくことのできるスタイルは、天性のものではなく、マペイ時代にアシストを務めてくれる選手がほとんどいない環境だったことから必然的に養われたものである。

また今でも重要なレースの前には、事前の綿密なコースチェックを欠かさないなど研究熱心な性格であり、今もたゆまぬ努力を続けていることが大きなレースでの勝利につながっている。

小柄な体格を生かして上りもそれなりにこなせるため、上り勾配気味のスプリントや、軽い上り基調のコースでも遅れることなくゴールスプリントに参加できる他（2008年のツール・ド・フランス第14ステージなど）、山岳ステージでタイムアウトで失格になることがほとんど無いのも強みである。

• ワイルドな風貌とは裏腹に、普段は気さくでおっとりした性格のためスペイン国内での人気も高い。それを示すように、地元にはフレイレの名前を付けた自転車競技場「オスカル・フレイレ・ベロドーム」がある。
• 非常に義理堅いところがあり、ラボバンク移籍時に、マペイでただ一人積極的にアシストしてくれたペドロ・オリヨもいっしょに移籍させてくれるよう依頼。そのときは断られたが、長い間交渉して、実現させたことがある。

• 地方ロードレースであるバレンシアクリテの名物行事として「プロ選手」と「馬（速歩）」がサーキットを2周する競走があるのだが、いつも馬が勝つのが恒例だった。ところが04年のレースに参加したフレイレは、なんと馬に勝ってしまった^[1]。彼の稀有なスプリント力を示す良い例である。
• 2004年のミラノ〜サンレモを制した時は、勝利したと思って両手を挙げたエリック・ツァベルの横からハンドルを投げ出してゴールに飛び込んで逆転。勝利への執念を見せつけた。[1] ちなみにこの年は世界選手権でもツァベルを下して優勝している。

• 1998-1999年 ビタリシオ・セグロス
• 2000-2002年 マペイ・クイックステップ
• 2003年-2011年 ラボバンク
• 2012年 カチューシャ

獲得メダル
金	2004 ヴェローナ	個人ロードレース
金	2001 リスボン	個人ロードレース
金	1999 ヴェローナ	個人ロードレース
銅	2000 プルエー	個人ロードレース

• 2000年 ブエルタ・ア・エスパーニャ2勝
• 2002年 ツール・ド・フランス1勝
• 2004年 ブエルタ・ア・エスパーニャ1勝
• 2006年 ツール・ド・フランス2勝
• 2007年 ブエルタ・ア・エスパーニャ3勝
• 2008年 ツール・ド・フランス1勝、ポイント賞獲得

• 2000年 ティレーノ〜アドリアティコ2勝
• 2003年 ティレーノ〜アドリアティコ1勝 カタルーニャ一周1勝
• 2004年 ティレーノ〜アドリアティコ1勝
• 2005年 ティレーノ〜アドリアティコ 総合優勝（3勝）
• 2006年 ツール・ド・スイス1勝
• 2008年 ティレーノ〜アドリアティコ2勝 ツール・ド・スイス1勝
• 2009年 ツール・ド・ロマンディ2勝

※（ ）内はステージ勝利数

世界選手権

• 1999年 個人ロード優勝
• 2000年 個人ロード3位
• 2001年 個人ロード優勝
• 2004年 個人ロード優勝

クラシックレース

• 2004年 ミラノ〜サンレモ 優勝
• 2006年 ヴァッテンフォール・サイクラシックス 優勝
• 2007年 ミラノ〜サンレモ 優勝
• 2008年 ヘント〜ウェヴェルヘム 優勝
• 2010年 ミラノ〜サンレモ 優勝
• 2010年 パリ〜ツール 優勝

• 公式サイト^{[リンク切れ]}（オランダ語）
• Es Ciclismo．comのバレンシアクリテの記事（スペイン語）
• オスカル・フレイレ - サイクリングアーカイヴス（英語）
• オスカル・フレイレ - Olympedia（英語）

表 話 編 歴 2019年 カチューシャ・アルペシン 陣容
エンリーコ・バッタリン イェンス・ビエルマンス イアン・ボスウェル ステフ・クラス イェンス・デブシェール（英語版） アレックス・ダウセット マッテオ・ファッブロ ジョゼ・ゴンサルヴェス ルーベン・ゲレイロ（英語版） ネイサン・ハース マルコ・ハラー レト・ホレンシュタイン マルセル・キッテル (5/9まで) パヴェル・コチェトコフ ビアチェスラフ・クズネツォフ ダニエル・ナバーロ ニルス・ポリット ウィリー・スミット（英語版） シモン・シュピラック ディミトリー・ストラコフ（英語版） ハリー・タンフィールド（英語版） マス・ヴーツ・スミト（英語版） リック・ツァベル イルヌール・ザカリン
ゼネラルマネジャー ： ホセ・アゼベド（英語版）                    チーム・ウェブサイト ： teamkatushaalpecin.com

表 話 編 歴 世界自転車選手権男子エリート個人ロードレース優勝者
1927年    アルフレッド・ビンダ 1928年    ジョルジュ・ロンス 1929年    ジョルジュ・ロンス 1930年    アルフレッド・ビンダ 1931年    レアルコ・グエッラ 1932年    アルフレッド・ビンダ 1933年    ジョルジュ・スペシェ 1934年    カレル・カールス 1935年    ジャン・アールツ 1936年    アントナン・マーニュ 1937年    エロワ・ムランベール 1938年    マルセル・キント 1939年  未開催 1940年  未開催 1941年  未開催 1942年  未開催 1943年  未開催 1944年  未開催 1945年  未開催 1946年    ハンス・クネヒト 1947年    テオ・ミデルカンプ 1948年    アルベリック・スホット 1949年    リック・バンステーンベルヘン 1950年    アルベリック・スホット 1951年    フェルディナント・キュプラー 1952年    ハインツ・ミュラー 1953年    ファウスト・コッピ 1954年    ルイゾン・ボベ 1955年    スタン・オケルス 1956年    リック・バンステーンベルヘン 1957年    リック・バンステーンベルヘン 1958年    エルコーレ・バルディーニ 1959年    アンドレ・ダリガード 1960年    リック・ファン・ローイ 1961年    リック・ファン・ローイ 1962年    ジャン・スタブリンスキ 1963年    ブノニ・ブエイ 1964年    ヤン・ヤンセン 1965年    トム・シンプソン 1966年    ルディ・アルティヒ 1967年    エディ・メルクス 1968年    ヴィットリオ・アドルニ 1969年    ハーム・オッテンブロス 1970年    ジャンピエール・モンセレ 1971年    エディ・メルクス 1972年    マリーノ・バッソ 1973年    フェリーチェ・ジモンディ 1974年    エディ・メルクス 1975年    ハニー・クイパー 1976年    フレディ・マルテンス 1977年    フランチェスコ・モゼール 1978年    ヘリー・クネットマン 1979年    ヤン・ラース 1980年    ベルナール・イノー 1981年    フレディ・マルテンス 1982年    ジュゼッペ・サローニ 1983年    グレッグ・レモン 1984年    クロード・クリケリオン 1985年    ヨープ・ズートメルク 1986年    モレノ・アルゼンティン 1987年    ステファン・ロシュ 1988年    マウリツィオ・フォンドリエスト 1989年    グレッグ・レモン 1990年    ルディー・ダーネンス 1991年    ジャンニ・ブーニョ 1992年    ジャンニ・ブーニョ 1993年    ランス・アームストロング 1994年    リュク・ルブラン 1995年    アブラハム・オラーノ 1996年    ヨハン・ムセウ 1997年    ローラン・ブロシャール 1998年    オスカル・カーメンツィント 1999年    オスカル・フレイレ 2000年    ロマーンス・ヴァインシュタインス 2001年    オスカル・フレイレ 2002年    マリオ・チポリーニ 2003年    イゴル・アスタルロア 2004年    オスカル・フレイレ 2005年    トム・ボーネン 2006年    パオロ・ベッティーニ 2007年    パオロ・ベッティーニ 2008年    アレッサンドロ・バッラン 2009年    カデル・エヴァンス 2010年    トル・フースホフト 2011年    マーク・カヴェンディッシュ 2012年    フィリップ・ジルベール 2013年    ルイ・コスタ 2014年    ミハウ・クフャトコフスキ 2015年    ペーター・サガン 2016年    ペーター・サガン 2017年    ペーター・サガン 2018年    アレハンドロ・バルベルデ 2019年    マス・ピーダスン 2020年    ジュリアン・アラフィリップ 2021年    ジュリアン・アラフィリップ 2022年    レムコ・エヴェネプール 2023年    マチュー・ファン・デル・プール 2024年    タデイ・ポガチャル

表 話 編 歴 ツール・ド・フランス ポイント賞
1953年    フリッツ・シェーア 1954年    フェルディナント・キュプラー 1955年    スタン・オケルス 1956年    スタン・オケルス 1957年    ジャン・フォレスティエ 1958年    ジャン・グラチィク 1959年    アンドレ・ダリガード 1960年    ジャン・グラチィク 1961年    アンドレ・ダリガード 1962年    ルディ・アルティヒ 1963年    リック・ファン・ローイ 1964年    ヤン・ヤンセン 1965年    ヤン・ヤンセン 1966年    ウィリー・プランカールト 1967年    ヤン・ヤンセン 1968年    フランコ・ビトッシ 1969年    エディ・メルクス 1970年    ワルテル・ホデフロート 1971年    エディ・メルクス 1972年    エディ・メルクス 1973年    ヘルマン・ファンスプリンヘル 1974年    パトリック・セルキュ 1975年    リック・ファン・リンデン 1976年    フレディ・マルテンス 1977年    ジャック・エスクラサン 1978年    フレディ・マルテンス 1979年    ベルナール・イノー 1980年    ルディ・ペヴェナーフ 1981年    フレディ・マルテンス 1982年    ショーン・ケリー 1983年    ショーン・ケリー 1984年    フランク・ホスト 1985年    ショーン・ケリー 1986年    エリック・ファンデラールデン 1987年    ジャン＝ポール・ファン・ポッペル 1988年    エディ・プランカールト 1989年    ショーン・ケリー 1990年    オラフ・ルードヴィッヒ 1991年    ジャモリディネ・アブドジャパロフ 1992年    ローラン・ジャラベール 1993年    ジャモリディネ・アブドジャパロフ 1994年    ジャモリディネ・アブドジャパロフ 1995年    ローラン・ジャラベール 1996年    エリック・ツァベル 1997年    エリック・ツァベル 1998年    エリック・ツァベル 1999年    エリック・ツァベル 2000年    エリック・ツァベル 2001年    エリック・ツァベル 2002年    ロビー・マキュアン 2003年    バーデン・クック 2004年    ロビー・マキュアン 2005年    トル・フースホフト 2006年    ロビー・マキュアン 2007年    トム・ボーネン 2008年    オスカル・フレイレ 2009年    トル・フースホフト 2010年    アレサンドロ・ペタッキ 2011年    マーク・カヴェンディッシュ 2012年    ペーター・サガン 2013年    ペーター・サガン 2014年    ペーター・サガン 2015年    ペーター・サガン 2016年    ペーター・サガン 2017年    マイケル・マシューズ 2018年    ペーター・サガン 2019年    ペーター・サガン 2020年    サム・ベネット 2021年    マーク・カヴェンディッシュ 2022年    ワウト・ファン・アールト 2023年    ヤスペル・フィリプセン 2024年    ビニヤム・ギルマイ

この項目は、スポーツ関係者に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています（ポータル スポーツ/プロジェクト スポーツ人物伝）。

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