『死人狩り』(しびとがり)は、1964年5月から11月まで「平凡パンチ」に連載された笹沢左保の推理小説、またそれを原作としたテレビドラマ。
あらすじ
西伊豆を走行中の路線バスが崖下に転落、乗客27人もろとも海中に没した。バスの乗客には静岡県警の浦上の妻子も含まれていた。当初は事故だと思われたが、実は転落直前に何者かによる散弾銃による銃撃を受けていたことが判明。警察は乗客の誰かに恨みを持つ者の犯行と断定する。だが犯人は27人のうちの誰を、何の目的で狙ったのか? 憎むべき犯人にたどり着くには、犠牲者たちの背景を一人ずつ洗う死人狩りしか方法はない。浦上の執念の捜査によって浮かび上がる犠牲者たちの秘密とは、そして犯人とは?
テレビドラマ
1965年版
本作を原作に、『乗っていたのは二十七人』(のっていたのはにじゅうしちにん)のタイトルで、1965年5月29日から同年11月13日まで、NETテレビ(現・テレビ朝日)系列にて放映された。全25話。
放映データ
- 放映期間:1965年5月29日〜1965年11月13日
- 放映曜日・放映時間帯:毎週土曜日20時〜20時56分
- 放映話数:全25話
- 放映形式:モノクロ16mmフィルム
スタッフ
キャスト
放映リスト
1978年版
1978年12月16日から1979年1月13日まで、フジテレビでゴールデンドラマシリーズとして全5話が放送されたテレビドラマ。放送時間は毎週土曜日22:00~22:54。
主演の萩原健一は、テレビドラマで刑事役を演じるのは『太陽にほえろ!』の早見淳(マカロニ)役以来5年ぶりである[1]。
長年にわたりソフト化・視聴の機会に恵まれていなかったが、2022年1月28日にDVDが発売された[2]。
スタッフ
キャスト
ゲスト
第一回
- 草薙幸二郎
- 絵沢萌子
- 高木均
- 岡本麗
- 和田周
- 本田博太郎
第三回
- 珠めぐみ :レイコ
- 勝部演之 :駒井
- 吉岡ひとみ
第四回
- 奥村公延
最終回
- 中島元
- 坂西良太
脚注
外部リンク