徳永暁人
徳永 暁人(とくなが あきひと、1971年9月22日 - )は、日本のミュージシャン、シンガーソングライター、ボーカリスト、ベーシスト、ギタリスト、マニピュレーター、作詞家、作曲家、編曲家。ロックバンド・doaのリーダー。神奈川県秦野市出身、大阪府在住。東京音楽大学卒業[2]。大阪音楽大学特任教授[3]、東京音楽大学特別招聘講師。 略歴小学5年生からシンセサイザー、プログラミングで作曲をしていた[4]。 1987年4月神奈川県立厚木高等学校に進学、在学中に音楽の道を志し、音楽大学受験を決意。 1990年4月〜東京音楽大学音楽学部音楽学科作曲指揮専攻、作曲 映画・放送音楽コース[5]入学。在学中より作曲家・編曲家、マニピュレーター(プログラミング担当)、ベーシストとして活動を開始。テレビドラマ、CM、ラジオ、ゲーム音楽等の作曲・編曲を手掛ける[6]。 1993年3月の東京音楽大学卒業と同時にビーインググループに所属。同年、中谷美紀の歌手デビューシングル「あなたがわからない」のC/W曲「好きになりすぎていた」の編曲を担当(初の楽曲提供)。 1996年、FIELD OF VIEWの「Dear old days」、「Dreams」などの編曲を担当。 1997年以降、ZARD「永遠」の作曲・編曲、「さわやかな君の気持ち」等、ZARDへの作曲・編曲での参加が続く。同年、松本孝弘プロデュースによる七緒香の「恋は舞い降りた」他の編曲(松本と共同)を担当したのを切っ掛けに、「Calling」、「Liar! Liar!」、『SURVIVE』、その後「ultra soul」など数多くのB'zの楽曲制作に参加(共同編曲、プログラミング、ベース)。ライブにもサポート・ベーシストとして出演。 2001年以降、倉木麻衣「Stand Up」「Feel fine!」「明日へ架ける橋」「渡月橋〜君 想ふ〜」等、他GIZA系アーティストへの楽曲提供(作曲・編曲)が続く。 2004年以降、ロックバンド「doa」を結成。リーダーを務める。 2011年〜2015年、NHK教育テレビジョン「スクールライブショー」に審査員等として出演。同年11月以降、doaのライブとは別に、徳永暁人ソロライブ「Route 109(=徳)」と名付けたソロライブを開始。 2014年5月以降、東京音楽大学に特別招聘講師として招聘[7](以降随時講義を担当)。 2016年4月以降、大阪音楽大学音楽学部音楽学科ミュージッククリエーション専攻特任准教授[3]就任。 2016年〜2021年、「オンキョー世界点字作文コンクール」の審査員を務め、作詞賞受賞作品に楽曲提供。 2017年、チャン・グンソク「Voyage」楽曲提供。同年、大黒摩季デビュー25周年記念、初の全国47都道府県ツアーにベーシストとして参加。 2017年〜2019年、倉木麻衣“Mai Kuraki Live”ツアーにサポートメンバー(ベース、キーボード、コーラス)として参加。 2020年、浦島坂田船のとなりの坂田。から直接オファーで『迷図』楽曲提供。同年、原田喧太と徳永暁人によるセッションYouTubeチャンネル『けんとくチャンネル』を開設[8]。B'z初の配信ライブ『B'z SHOWCASE 2020 -5 ERAS 8820-』にベーシストとして参加。12月2日、初のソロ・アルバム『Route 109』リリース。 2021年6月、ZARD初のシンフォニックコンサートにてピアノコンチェルトをピアニストとして参加。11月、ブルーノート東京にて単独公演『Route109ExtraEdition』を開催。 2022年、アップライトベースを弾き始める。4月以降、大阪音楽大学音楽学部音楽学科ミュージッククリエーション専攻特任教授に就任。 2023年1月、大黒摩季『SPARKLE 』ツアーに参加(ベース,アップライトベース,コーラス)。1月27日、2月1日・3日、稲葉浩志のソロライブ『Koshi Inaba LIVE 2023 〜en-eX〜』に、ベーシストとして参加[9]。2月1日、ソロ・アルバム第二弾『Route 109 2nd Blvd.』リリース。3月8日、コットンクラブにて単独公演開催。9月に株式会社ギザアーティストより退所。 独立フリーランスとして活動開始。 同年、毎日文化センター大阪にて自身とハモる体験参加型音楽イベントを開始。 2024年、VOWWOWの人見元基、小野正利らとRock'N Hotelライブ開催。『FIELD OF VIEW 29th Anniversary Live』の東京公演に参加。アコースティックアンサンブルユニット、ラトリニテを結成。ファミリーコンサートを大阪熊取町キテーネホールで開催。A.B.C-Zへ楽曲提供。稲葉浩志のレジデンシー公演『Koshi Inaba LIVE 2024 ~en-Zepp~』とツアー『Koshi Inaba LIVE 2024 〜enⅣ〜』に参加。同年8月、年内いっぱいでdoaを解散することを発表した。 人物所属大学在学中にビーイング(現:B ZONE)の「BADオーディション (Being Artist Development Audition)」に合格。卒業と同時にビーインググループ(現:B ZONE GROUP)に所属、1990年代は東京ビーイング、2000年頃から2023年1月まで同系列の大阪GIZA studioを拠点として活動していた。 学生時代東京音楽大学在学中に、三枝成彰、服部克久、羽田健太郎、堀井勝美、鳴瀬喜博、野呂一生、難波弘之、小六禮次郎らに師事。特にベースは鳴瀬の指導を受けチョッパー奏法も習得、ベーシストとして鳴瀬を師匠と仰いでいる[10]。在学中には三枝、堀井のアシスタント[11]も務めた。 逸話徳永の作曲したデモテープに稲葉浩志が歌詞を付けており、それをきっかけとして徳永はリード・ボーカルを担当している[12][13]。 doaの曲「心のリズム飛び散るバタフライ」ではリード・ボーカルを担当し、福山雅治に声がそっくりだとUSENやラジオ局に問い合せが殺到した[14]。 その他アメリカのロックバンド『イーグルス』の大ファンである[15]。 「Sadowsky(サドウスキー)製の徳永暁人モデル」(特注品)の赤色の5弦ベースを愛用しており、ライブでも使用することが多い[16]。 TUNE(チューン)製の徳永暁人モデル:「BB-4-109STD」「BBー4−109」「BB~5−109」「BB−109限定品 京都バージョン」「TAB−344−109」。 活動バンド歴
B'zサポート
1997年以降、B'zの制作活動(稲葉浩志、松本孝弘との共同編曲、プログラミング)に携わり、以下のライブにもサポートベーシストとして出演している。稲葉浩志、松本孝弘のソロ活動の一部もサポート(編曲、ライブ出演)している。
共演等2007年以降、「ZARD(坂井泉水追悼ライブ)「What a beautiful memory」[18]。 2011年、楽器、音響、映像、照明、楽譜展示会「フランクフルト・ミュージックメッセ (Musicmesse) 2011」に、日本の楽器メーカーFUJIGEN、デンマークのエフェクターメーカーT-Rexのブースのデモンストレーターとして出演[19]。 倉木麻衣、大黒摩季、愛内里菜、宇徳敬子、大野愛果、野呂一生、シェーン・ガラース他のライブにサポート出演[21] ディスコグラフィアルバムセルフカバー・アルバム
劇伴作品映画音楽
テレビ音楽
ゲーム音楽1993年 - 「エルファリア (ELFARIA)」(ファミコン用ゲーム)音楽(プログラミング)を担当(鈴木大と共同)[27]。 楽曲提供・レコーディング参加
所属バンドの楽曲以外。手掛けた殆んどの楽曲のレコーディングで、ベース、プログラミング、コーラス等の参加が多い。『 』は大部分を徳永暁人が担当したアルバム。収録曲記載は省略。 (補記):共同編曲等 作詞・作曲・編曲
作曲・編曲
作詞のみ
作曲のみ
編曲のみ
演奏(上述の楽曲以外に、ベーシストとしてレコーディングのみ参加)
ボーカル・コーラス(上述の楽曲以外に、ボーカリストとしてレコーディングのみ参加) ライブ
主な出演徳永暁人個人での出演番組を記載。doaとしての出演はそれぞれの項目を参照。 テレビ番組
脚注注釈
出典
外部リンク
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