『愛と追憶の日々』(Terms of Endearment)は、1983年公開のアメリカ映画。ラリー・マクマートリーの同名小説を原作としてジェームズ・L・ブルックスが監督、製作、脚色を担当したドラマ。
第56回アカデミー賞の作品賞など5部門、ならびに第41回ゴールデングローブ賞 ドラマ部門作品賞など受賞作品。
1996年の『夕べの星』はエマの遺児たちとオーロラの後日談を描いた続編。
ストーリー
オーロラとエマはちょっと変わった親子だ。母オーロラは、エマの結婚相手である大学教師のフラップに不満を持ち、祝福の言葉を言わない。罵り合いながらも深いところで愛し合うこの親子も、エマが嫁いだのを機に、離れて暮らすことになる。エマとフラップはダブル不倫、未亡人オーロラは隣の元宇宙飛行士ギャレットと束の間の恋。しかしある日エマに深刻な事態が…。
キャスト
※括弧内は日本語吹替(ソフト未収録)
スタッフ
受賞・ノミネート
- 第56回アカデミー賞
- 受賞:作品賞/監督賞/脚色賞/主演女優賞(シャーリー・マクレーン)/助演男優賞(ジャック・ニコルソン)
- ノミネート:主演女優賞(デブラ・ウィンガー)/助演男優賞(ジョン・リズゴー)/作曲賞/美術監督・装置賞/音響賞/編集賞
- 第41回ゴールデングローブ賞
- 受賞:ドラマ部門作品賞/脚本賞/ドラマ部門主演女優賞(シャーリー・マクレーン)/助演男優賞(ジャック・ニコルソン)
- ノミネート:監督賞/ドラマ部門主演女優賞(デブラ・ウィンガー)
- 第49回ニューヨーク映画批評家協会賞
- 作品賞/女優賞(シャーリー・マクレーン)/助演男優賞(ジャック・ニコルソン)
- 第9回ロサンゼルス映画批評家協会賞
- 作品賞/監督賞/脚本賞/主演女優賞(シャーリー・マクレーン)/助演男優賞(ジャック・ニコルソン)
- その他
リメイク
2017年3月29日、リー・ダニエルズはオプラ・ウィンフリーを主演に迎えて本作をリメイクする意向を表明した。リメイク版には黒人男性(フラップ)が恋人(エマ)にHIVをうつしてしまうという要素が新たに加えられると言われていたが[2]、2023年10月30日の時点で続報がなく、事実上頓挫したと見られる。
脚注
外部リンク
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