神道修成派(しんとうしゅうせいは)は、東京都杉並区松庵に法人本部(教庁)を置く教派神道で、神道十三派の一つ。
天之御中主神・高皇産霊神、神皇産霊神、伊邪那岐大神、天照大御神、天神地祇八百万神を総称した修成大神を祭神としている。
教義は儒教の影響を受けている。信者数は6,702人[1]。
文献
教義の基礎は、3種類の教典と1種類の附録で示されている。
教典
- 『修道 溯源(しゅうどう そげん)』(大司徒 新田邦達 訳註)
- 『修成道 教典(しゅうせいどう きょうてん)』(大司徒 新田邦達 訳註)
- 『顕幽 略説(けんゆう りゃくせつ)』(文学博士 佐々木英夫 訳註)
附録
- 『修成 教法(しゅうせい きょうほう)』(大司徒 新田邦達 訳註)
二大聖地
大元祠
本部教会を「大元祠(だいげんし)」という。山上祠(さんじょうし)と山下祠(さんかし)に分かれている。
歴史
新田邦光により1869年(明治2年)に開教し、1873年(明治6年)8月に修成講社として設立。
1876年(明治9年)10月23日に神道修成派として一派独立。
1953年(昭和28年)4月に本部教会(大元祠)を静岡県磐田郡豊岡村敷地(現在の磐田市敷地)に遷座した。
歴代管長
- 新田邦光
- 新田邦貞
- 新田邦達
- 新田邦夫(政治学者、カール・シュミット研究者、元山梨大学教育学部教授、1972年7月から)
祭事
年間祭事
- 大元祠(だいげんし)【山上祠(さんじょうし)】にて、下記の大祭を斎行している。
- 月次祭(毎月第1日曜日)
- 星祭大祈祷(2月5日)
- 大祭(4月の第1週の金、土曜日)
- 大元祠(だいげんし)【山下祠(さんかし)】の教霊殿にて、下記の霊祭を斎行している。
- 月次霊祭(毎月25日)
- 教祖教霊祭(11月24日、11月25日)
脚注
外部リンク