第84回優駿牝馬は、2023年5月21日に東京競馬場で施行された競馬の競走である。リバティアイランドが優勝した。
優勝騎手の川田将雅は2012年のジェンティルドンナ以来、2度目の制覇となった。
出走馬の状況
阪神ジュベナイルフィリーズ勝ち馬で前走の桜花賞を制覇し、GI2連勝となったリバティアイランドを始め、優先出走権を持つ上位5頭が全頭出走を決めた。また、他6頭も参戦した。
その他トライアル競走のフローラステークス勝ち馬のゴールデンハインドや2着のソーダズリング、及びフラワーカップ2着のヒップホップソウル、2戦2勝しているミッキーゴージャスも参戦を決めた。
また、収得賞金で並んでいた、フローラステークスで4着に敗れたイングランドアイズ、矢車賞で2着と好走したウェイビー、カーネーションカップで13着に敗れたクインズカムイ、スイートピーステークスで8着に敗れたメランポジュームの4頭が抽選対象となった。1/4の抽選の結果、イングランドアイズが抽選を突破し、出走18頭が決定した[1]。
※性齢は全て3歳牝馬。
- 東京・2000mで実施[3]。
- 2着以内に優先出走権が与えられる。
※性齢は全て3歳牝馬。
着順
|
競走馬名
|
騎手
|
タイム
|
着差
|
オークスへの出否
|
1着
|
ゴールデンハインド
|
菅原明良
|
1:58.9
|
|
出走
|
2着
|
ソーダズリング
|
戸崎圭太
|
1:59.1
|
1.1/4
|
出走
|
3着
|
ブライトジュエリー
|
鮫島克駿
|
1:59.3
|
1.1/4
|
|
- 東京・1800mで実施[4]。
- 1着馬に優先出走権が与えられる。
※性齢は全て3歳牝馬。
着順
|
競走馬名
|
騎手
|
タイム
|
着差
|
オークスへの出否
|
1着
|
ウヴァロヴァイト
|
菅原明良
|
1:47.6
|
|
|
2着
|
アリスヴェリテ
|
田辺裕信
|
1:47.7
|
1
|
|
3着
|
アグラシアド
|
津村明秀
|
1:47.7
|
アタマ
|
|
※性齢は全て3歳牝馬。
着順
|
競走馬名
|
騎手
|
タイム
|
着差
|
オークスへの出否
|
1着
|
エミュー
|
M.デムーロ
|
1:53.2
|
|
出走
|
2着
|
ヒップホップソウル
|
津村明秀
|
1:53.3
|
1/2
|
出走
|
3着
|
パルクリチュード
|
西村淳也
|
1:53.5
|
1.1/4
|
|
出走馬・枠順
- 2023年5月21日 第2回東京開催10日目 第11競走
- コース
- 芝 2,400m (Bコース)
- 天気
- 晴、馬場状態: 良、発走: 15時40分
※全頭とも性齢は「牝3歳」、斤量は55kg。
結果・払戻金
順位表
※ netkeibaの競馬データベースに基づく。
着順
|
枠番
|
馬番
|
馬名
|
騎手
|
タイム
|
上3F
|
着差 (馬身)
|
1
|
3
|
5
|
リバティアイランド
|
川田将雅
|
2:23.1
|
34.0
|
―
|
2
|
6
|
12
|
ハーパー
|
クリストフ・ルメール
|
2:24.1
|
34.8
|
6
|
3
|
7
|
13
|
ドゥーラ
|
斎藤新
|
2:24.1
|
34.1
|
クビ
|
4
|
1
|
1
|
ラヴェル
|
坂井瑠星
|
2:24.2
|
35.9
|
3/4
|
5
|
8
|
17
|
シンリョクカ
|
吉田豊
|
2:24.4
|
35.1
|
3/4
|
6
|
4
|
7
|
ヒップホップソウル
|
津村明秀
|
2:24.4
|
34.8
|
ハナ
|
7
|
5
|
9
|
コナコースト
|
ダミアン・レーン
|
2:25.0
|
35.1
|
3.1/2
|
8
|
5
|
10
|
ソーダズリング
|
武豊
|
2:25.0
|
35.3
|
クビ
|
9
|
8
|
16
|
ドゥアイズ
|
吉田隼人
|
2:25.2
|
35.0
|
1.1/4
|
10
|
4
|
8
|
レミージュ
|
荻野極
|
2:25.3
|
36.2
|
1/2
|
11
|
3
|
6
|
ゴールデンハインド
|
菅原明良
|
2:25.8
|
37.0
|
3.1/2
|
12
|
7
|
14
|
ペリファーニア
|
横山武史
|
2:25.9
|
36.3
|
クビ
|
13
|
7
|
15
|
エミュー
|
ミルコ・デムーロ
|
2:26.1
|
36.1
|
1.1/4
|
14
|
6
|
11
|
ミッキーゴージャス
|
戸崎圭太
|
2:26.1
|
35.9
|
アタマ
|
15
|
2
|
3
|
キタウイング
|
杉原誠人
|
2:26.2
|
36.0
|
1/2
|
16
|
8
|
18
|
イングランドアイズ
|
横山和生
|
2:26.2
|
37.9
|
クビ
|
17
|
1
|
2
|
ライトクオンタム
|
田辺裕信
|
2.27.1
|
39.1
|
5
|
18
|
2
|
4
|
キミノナハマリア
|
三浦皇成
|
2:29.5
|
41.4
|
大差
|
データ
1000m通過タイム
|
60.0秒(ライトクオンタム)
|
上がり4ハロン
|
47.1秒
|
上がり3ハロン
|
35.1秒
|
最速上がり3ハロン
|
34.0秒(リバティアイランド)
|
払戻金
|
馬番/枠番
|
人気
|
金額(円)
|
単勝
|
5
|
1
|
140
|
複勝
|
5
|
1
|
110
|
12
|
2
|
180
|
13
|
15
|
1,090
|
馬単
|
5→12
|
1
|
680
|
馬連
|
5 - 12
|
1
|
590
|
枠連
|
3 - 6
|
2
|
490
|
ワイド
|
5 - 12
|
1
|
300
|
5 - 13
|
27
|
2,610
|
12 - 13
|
63
|
8,810
|
3連単
|
5→12→13
|
98
|
34,140
|
3連複
|
5 - 12 - 13
|
53
|
16,840
|
達成された記録
- 優勝したリバティアイランドの父ドゥラメンテは前年の二冠牝馬スターズオンアースの父でもあるため、2年連続で二冠牝馬を輩出した事になる。これは種牡馬としては中央競馬初の記録である
- 勝ちタイム2:23.1は第80回の2:22.8[6]に次いで優勝タイムとしては同レース史上2位である(2024年現在)
テレビ・ラジオ中継
実況担当者
脚注
注釈
出典
|
---|
1930年代 | |
---|
1940年代 | |
---|
1950年代 | |
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1960年代 | |
---|
1970年代 | |
---|
1980年代 | |
---|
1990年代 | |
---|
2000年代 | |
---|
2010年代 | |
---|
2020年代 | |
---|