Share to: share facebook share twitter share wa share telegram print page

サイケデリック・ロック

サイケデリック・ロック
Psychedelic rock
様式的起源 ロック
ブルースロック
フォークロック
ブルース
インド音楽
フォークソング
文化的起源 1960年代中旬
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
イギリスの旗 イギリス
使用楽器 ギター
ベース
ドラムセット
オルガン
メロトロン
各種打楽器
シタール
テルミン
派生ジャンル ハードロック
アート・ロック
ジャム・バンド
クラウトロック
ニューエイジ・ミュージック
プログレッシブ・ロック
ネオ・サイケ
サブジャンル
アシッド・ロック
スペース・ロック
融合ジャンル
サイケデリック・フォーク
サイケデリック・ソウル
関連項目
ヒッピー
サイケデリック
サイケデリック・ミュージック
テンプレートを表示

サイケデリック・ロック: Psychedelic rock)は、1960年代後半に発生し流行したロック音楽の派生ジャンル。主に、LSDなどのドラッグによる幻覚を、ロックとして再現した音楽のことを指す。

概要

最初にレコードとして登場したのは1966年とされる。アメリカ合衆国西海岸に始まったサイケデリック・ムーブメントは、1967年に世界中を席巻した。1966年から1967年初めにかけて発売されたサイケデリック・ミュージックないしサイケデリック・ロックのレコードの一覧は以下のとおり。

1966年
1967年

多くのアーティストたちがこのジャンルの楽曲を作った。グレイトフル・デッド[10]、ジェファーソン・エアプレイン、クイックシルヴァー・メッセンジャー・サーヴィス [11]。などが有名である。また英国ではプログレッシブ・ロックの代表的なバンドとしてUFOクラブなどでライブ活動したピンク・フロイドも、シド・バレットが在籍していた初期はアンダーグラウンドのサイケデリック・ロック・バンドだった。前述の「ホワイト・ラビット」は、ロック評論家からはサイケ・ロックの典型と見做された[12]。録音エンジニアとプロデューサーを務めるデヴィッド・ハッシンジャー(David Hassinger)は、ジェファーソン・エアプレインのセカンド・アルバム『シュールリアリスティック・ピロー』や、1967年に担当したエレクトリック・プルーンズ (The Electric Prunes)の初期2枚のアルバムの収録時に目新しい機材である電子エコー、ジェットマシーン・エフェクター等を持ち込み、実験音楽手法からアレンジを行っている。既に人気ロック・バンドの地位を確立していたビートルズも、『リボルバー』[13]、『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド[14]、『マジカル・ミステリー・ツアー』、『イエロー・サブマリン』でこのジャンルを代表する作品を作り、またローリング・ストーンズも『サタニック・マジェスティーズ』で同様の仕事をした[15]

現代美術の世界では、フルクサスアンディ・ウォーホル[※ 1]らによって、極彩色模様のスライド映写やライト・ショーなどがすでに行われ、サイケデリック・ロックのアーティストたちはこれを応用して取り入れている。ヒッピー文化からのサイケ・ファッション、作家ケン・キージーの「アシッド・テスト」などとの相互影響も大きかった。

ビートルズの「トゥモロー・ネバー・ノウズ」などの楽曲は、テープレコーダーのマルチチャンネル化によりはじめて可能となった音楽である。電気楽器を主とした実験音楽と共鳴し、現代音楽前衛音楽を巻き込み、大衆のポップミュージックに於いても大きな影響を与えた[16]

1956年からインドの古典音楽を西洋にもたらす活動を始めたシタールの名手ラヴィ・シャンカルはジャズミュージシャン等にインスピレーションを与え、1960年代半ばには若いロックミュージシャンの世代にも影響が及んだ。ビートルズによる1965年『ラバー・ソウル』の「ノルウェーの森」からシタールが広く知られるようになり、そのほかの民族楽器も用いられるようになった。

ステージではジャズのフリー・インプロヴィゼーション即興演奏)に影響され、ブルース楽曲などを長々と演奏することが多かった。これはバーズやジェファーソン・エアプレインなどがフォークロック・バンドで、そのメンバー達はフォーク・リヴァイヴァルに由来があり、歌詞に反戦運動など政治的メッセージが含まれることもあった。ステージ演奏で生まれた幻想的なアレンジをスタジオ録音で再現する試みの大半は失敗に終わったが、この錯誤は録音技術への挑戦とエフェクターの進化発展に大きく貢献した。おもに編曲(楽曲アレンジ)で斬新なアイデアを曲に取り入れたサイケデリック・ロックは、ハードロックとプログレッシブ・ロックのルーツの一つになった。

同時代東洋思想に共鳴した現代詩人アレン・ギンズバーグ[※ 2]ら文学者の音楽活動、ボブ・ディランの詩、ビートルズが一時信奉した東洋思想や文学の影響を受けた、サイケデリック・ロックやアシッド・フォーク・ミュージシャンも現れた。

1980年代初期にはニュー・ウェイヴからネオ・サイケデリック (Neo-Psychedelic)と呼ばれるバンド群が現れる。ドラッグの追体験ではなく、かつてのサイケデリック・ロックに影響され、このアレンジ表現をおもに幻想的な楽曲に取り入れた。ネオ・サイケにはザ・キュアーエコー&ザ・バニーメンドリーム・シンジケートレイン・パレードの他に、初期U2も含まれることがある。これ以降ファズ・ギターで演奏するもの、幽玄なアレンジで瞑想音楽的なものにたいして「サイケデリック・ロック」や「サイケデリック・ミュージック」といった呼称を用いる傾向が出てきた。

以降、ロックでのヘンドリックスのリードに続いて、サイケデリアはアフリカ系アメリカ人ミュージシャン、特にモータウン・レーベルのスターに影響を与え始めた[17]。このサイケデリック・ソウルは公民権運動の影響を受けており、多くのサイケデリック・ロックよりも暗くて政治的な優位性を与えているが[17]ジェームス・ブラウンファンク・サウンドに基づいて、1968年ごろからスライ&ザ・ファミリー・ストーン[※ 3]テンプテーションズによって開拓された。彼らに続いてこのジャンルに参入したミュージシャンにはエドウィン・スターやアンディスピューテッド・トゥルースらがいる[17]ジョージ・クリントンによるファンカデリックパーラメントらのアンサンブルは、1970年代後半には多くのファンク・バンドに影響を与えた[18]。以降米国では40曲以上のシングルが発表(この内トップ10のヒットが3曲)され、アルバムでは3作がプラチナ・アルバムを記録した[19]。サイケデリックロックは1960年代の終わりには流行に陰りが見え始めるがサイケデリックソウルは1970年代まで続き、1970年代初期に人気がピークに達し、1970年代後半にテイストが変化し始めて消滅した[20] 。サイケデリックなソウル・アーティストのテンプテーションズ、スライ&ザ・ファミリー・ストーンはファンクサウンドの曲を発表したが、1970年代後半にはファンクは失速気味になり、最終的にディスコサウンドに取ってかわられてしまった[21]

サイケデリアを受け入れていた英国のミュージシャンやバンドの多くは、ピンク・フロイド、ソフト・マシーンイエスのメンバーなど、1970年代にプログレッシブ・ロックを生み出す。キング・クリムゾンのアルバム『クリムゾン・キングの宮殿』(1969年)は、サイケデリアとプログレッシブ・ロックの重要なリンクと見なされている[22]ホークウインドなどのバンドは1970年代までにサイケデリックでスペーシーな世界を維持していたが、後にサイケデリックな要素を失っていった[23]。またソフト・マシーンやニュークリアスのようなバンドはロックにジャズを組み込み、コロシアムとともにジャズ・ロックの発展に貢献した[24]。彼らがサイケデリックのルーツから離れたのと同様に、電子音楽実験に重点を置いたドイツのバンドのクラフトワークタンジェリン・ドリームカンファウストらの独特のプログレ音楽はエレクトロニック・ロックとして知られ、英国のマスコミからはクラウトロックなどと呼ばれた[25]。1970年からポポル・ヴーによって開拓された電子シンセサイザーの採用は、ブライアン・イーノ[※ 4]のような人物の作品とともに、その後の電子ロックに大きな影響を与えた[26]

歪んだギターサウンド、長尺のソロを備えたサイケデリック・ロックとブルース・ロックの融合はハードロックの誕生のもとになったと見なされた。初期の大音量で反復的なサイケデリック・ロックを登場させたアメリカのバンドには、アンボイ・デュークスステッペンウルフらが含まれていた[27]。英国では、ヤードバーズの元ギタリストであるジェフ・ベックジミー・ペイジはそれぞれ、ジェフ・ベック・グループレッド・ツェッペリンを結成した[28]。ジェフ・ベックはベック・ボガート&アピスの方が、よりハードなアルバムを発表した。ハードロックの初期のバンドは、ブラック・サバスディープ・パープルフリーユーライア・ヒープなどで、当初はサイケデリック・ロックの影響を受けたバンドとしてスタートした[28] [29]マーク・ボランは、サイケデリック・フォークデュオ、ティラノザウルス・レックスをT・レックスと改名してグラムロックのスターになった。1971年から、デヴィッド・ボウイは初期のサイケデリックな仕事から、ジギー・スターダストやペルソナを開発し、プロのメイクアップ、マイム、パフォーマンスの要素を彼の音楽に取り入れた[30]

1970年代末のポストパンク時代に登場したネオ・サイケデリアに手を出したバンドもあったが、主にオルタナティヴ・ロックインディー・ロックバンドに影響を与えるネオサイケは1960年代のサイケデリック・ロックのアプローチを取り入れていた[31]。1980年代初頭の米国では、ロサンゼルスに拠点を置くペイズリー・アンダーグラウンド運動に参加したドリーム・シンジケート、レインパレードなどが活動していた [32]。1980年代後半に始まったジャム・バンドの動きは、グレイトフル・デッドの即興演奏とサイケデリックな音楽スタイルの影響を受けていた [33] [34] 。バーモントのバンド、 フィッシュは1990年代にかなりの熱心なファンを作り、1995年のジェリー・ガルシアの死後、グレイトフル・デッドの「後継者」と評された [35][36]

1990年代に登場したストーナーロックは、サイケデリック・ロックとドゥームメタルの要素を組み合わせたが、エレクトリック・ベースや、エフェクターをかけたエレクトリック・ギターを特徴とし[37]、くぐもったボーカル、ローファイなプロダクション[38]はカリフォルニアのバンドであるカイアス[39]スリープ [40]によって開拓された。

サイケデリックな音楽に焦点を当てた現代のフェスティバルには、2008年に設立されたテキサス州のオースティン・サイク・フェスト[41]とリバプール・サイク・フェストがある[42]

主なアーティスト

1960年代及び1970年代

1980年代以降


脚注

注釈

  1. ^ ロックのアルバム・ジャケットやミック・ジャガー、マリリン・モンローを題材にしたアートなどで知られている。
  2. ^ 荒木一郎はギンズバーグの詩を引用した曲「僕は君といっしょにロックランドに居るのだ」を、1971年に発表している。
  3. ^ 代表曲には「サンキュー」「ファミリー・アフェア」などがある。
  4. ^ 当時はロキシー・ミュージックのシンセサイザー奏者である。
  5. ^ エリック・バードンによる1966年のジ・アニマルズ再始動。
  6. ^ 1960年代後半の作品。
  7. ^ 実験音楽など現代音楽も音楽性に含む。
  8. ^ 初期。
  9. ^ 1960年代後半の作品。
  10. ^ 1960年代に発表された初期の3作のアルバム。
  11. ^ 『霧の5次元』(1966年)。
  12. ^ ペット・サウンズ』、『スマイリー・スマイル』など。
  13. ^ サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』など。
  14. ^ シド・バレット在籍時。
  15. ^ 初期の作品。
  16. ^ マジック・バス」など。
  17. ^ 実験音楽など現代音楽も音楽性に含む。
  18. ^ サタニック・マジェスティーズ』時代。
  19. ^ 1989年に「ラブ・ソング」がヒットした。
  20. ^ 1985年の変名The Dukes of Stratosphear
  21. ^ CHARAがリード・ボーカルを担当した。
  22. ^ 1994年に「フェイド・イントゥ・ユー」がヒットした。
  23. ^ 初期の作品。
  24. ^ ウララなど。

出典

  1. ^ 45cat - The Thirteenth Floor Elevators - You're Gonna Miss Me / Tried To Hide - Contact [Texas - USA - 5269]
  2. ^ Rogan, Johnny. (1998). The Byrds: Timeless Flight Revisited (2nd ed.). Rogan House. pp. 158–163. ISBN 0-9529540-1-X.
  3. ^ 45cat - Donovan - Sunshine Superman / The Trip - Epic - USA - 5-10045
  4. ^ http://rollingstonejapan.com/articles/detail/26671
  5. ^ 45cat - Yardbirds - Happenings Ten Years Time Ago / Psycho Daisies - Columbia - UK - DB 8024
  6. ^ 45cat - The Electric Prunes - I Had Too Much To Dream (Last Night) / Luvin - Reprise - USA - 0532
  7. ^ The Doors – Album Details”. Thedoors.com. September 7, 2015時点のオリジナルよりアーカイブ。July 20, 2020閲覧。
  8. ^ 45cat - The Pink Floyd - Arnold Layne / Candy And A Currant Bun - Columbia - UK - DB 8156
  9. ^ 45cat - Strawberry Alarm Clock - The Birdman Of Alkatrash / Incense And Peppermints - All-American - USA - 373
  10. ^ http://diffuser.fm/best-psychedelic-songs/
  11. ^ 500 Greatest Albums of All Time: Quicksilver Messenger Service, 'Happy Trails' | Rolling Stone2021年5月11日閲覧
  12. ^ P. Frame, Rock Family Trees (London: Omnibus Press, 1980), ISBN 0-86001-414-2, p. 9.
  13. ^ http://time.com/4435236/revolver-released-50-years-ago/
  14. ^ Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band, The Beatles" > "Chart Facts”. Official Charts Company. 2020年2月3日閲覧。
  15. ^ Their Satanic Majesties Request - The Rolling Stones | Songs, Reviews, Credits, Awards | AllMusic:
  16. ^ 『サウンドの力』サイモン・フリス細川周平竹田賢一訳、晶文社、1991年11月 ISBN 978-4794960269
  17. ^ a b c "Psychedelic soul", Allmusic. Retrieved 27 June 2010.
  18. ^ J. S. Harrington, Sonic Cool: the Life & Death of Rock 'n' Roll (Milwaukie, MI: Hal Leonard Corporation, 2002), ISBN 0-634-02861-8, pp. 249–50.
  19. ^ Bogdanov, Woodstra & Erlewine 2002, p. 226.
  20. ^ "Psychedelic soul", Allmusic. Retrieved 27 June 2010.
  21. ^ A. Bennett, Rock and Popular Music: Politics, Policies, Institutions (Abingdon: Routledge, 1993), ISBN 0-203-99196-6, p. 239.
  22. ^ DeRogatis 2003, p. 169.
  23. ^ Bogdanov, Woodstra & Erlewine 2002, p. 515.
  24. ^ A. Blake, The Land Without Music: Music, Culture and Society in Twentieth-Century Britain (Manchester: Manchester University Press, 1997), ISBN 0-7190-4299-2, pp. 154–5.
  25. ^ P. Bussy, Kraftwerk: Man, Machine and Music (London: SAF, 3rd end., 2004), ISBN 0-946719-70-5, pp. 15–17.
  26. ^ Bogdanov, Woodstra & Erlewine 2002, pp. 1330–1331.
  27. ^ Browne & Browne 2001, p. 8.
  28. ^ a b B. A. Cook, Europe Since 1945: an Encyclopedia, Volume 2 (London: Taylor & Francis, 2001), ISBN 0-8153-1336-5, p. 1324.
  29. ^ a b DeRogatis 2003, p. 212.
  30. ^ P. Auslander, "Watch that man David Bowie: Hammersmith Odeon, London, July 3, 1973" in I. Inglis, ed., Performance and Popular Music: History, Place and Time (Aldershot: Ashgate, 2006), ISBN 0-7546-4057-4, p. 72.
  31. ^ Neo-Psychedelia - オールミュージック
  32. ^ R. Unterberger, S. Hicks and J. Dempsey, Music USA: the Rough Guide (London: Rough Guides, 1999), ISBN 1-85828-421-X, p. 401.
  33. ^ The Return of the Jamband” (英語). Grateful Web. 12 January 2019閲覧。
  34. ^ Ellis. “Dead But Not Buried or, When the '90s Took a '60s Turn”. Popmatters. 12 January 2019閲覧。
  35. ^ Phish | Biography & History” (英語). AllMusic. 12 January 2019閲覧。
  36. ^ Phish Shreds America: How the Jam Band Anticipated Modern Festival Culture” (英語). Pitchfork. 12 January 2019閲覧。
  37. ^ G. Sharpe-Young, "Kyuss biography", MusicMight. Retrieved 10 December 2007.
  38. ^ "Stoner Metal", Allmusic. Retrieved 22 May 2009.
  39. ^ E. Rivadavia "Kyuss", Allmusic. Retrieved 10 December 2007.
  40. ^ E. Rivadavia, "Sleep", Allmusic. Retrieved 22 May 2009.
  41. ^ E. Gossett, "Austin Psych Fest announces 2014 lineup", Paste, 4 December 2013, retrieved 7 December 2013.
  42. ^ "Liverpool Psych Fest", NME, 30 September 2013, retrieved 7 December 2013.
  43. ^ “Okkervil River Are Roky Erickson's New Backing Band”. Chart Attack. (12 January 2010). http://www.chartattack.com/news/2010/01/12/okkervil-river-are-roky-ericksons-new-backing-band/ 17 September 2016閲覧。. 
  44. ^ Needs, Kris (October 2014). “The 13th Floor Elevators – Live Evolution Lost”. Record Collector (432). http://recordcollectormag.com/reviews/live-evolution-lost 17 September 2016閲覧。. 
  45. ^ a b Unterberger 1999, p. 391.
  46. ^ Talevski 2006, p. 127.
  47. ^ Phillips & Cogan 2009, p. 23.
  48. ^ Talevski 2006, p. 693.
  49. ^ a b c Goffman & Joy 2004, p. 271.
  50. ^ Budofsky 2006, p. 68.
  51. ^ Hodgson (25 June 2013). “Psychedelic Guitar in the Modern Age”. Music News Nashville. 17 September 2016閲覧。
  52. ^ Unterberger. “Keith West – Artist Biography”. AllMusic. All Media Network. 17 September 2016閲覧。
  53. ^ a b c d DeRogatis 2003, p. 20.
  54. ^ Clarke 1998, p. 400.
  55. ^ Eder. “The Count Five – Artist Biography”. AllMusic. All Media Network. 17 September 2016閲覧。
  56. ^ Eder. “Country Joe & the Fish – Artist Biography”. AllMusic. All Media Network. 17 September 2016閲覧。
  57. ^ a b c d e f Prown & Newquist 1997, p. 48.
  58. ^ a b c d Joyson 1984, p. 112.
  59. ^ a b c Luft 2009, p. 284.
  60. ^ Adelt 2010, pp. 41, 58, 135, 155.
  61. ^ a b c d Budofsky 2006, p. 62.
  62. ^ Talevski 2006, p. 105.
  63. ^ Hodgson (25 June 2013). “Psychedelic Guitar in the Modern Age”. Music News Nashville. 17 September 2016閲覧。
  64. ^ a b Luft 2009, p. 173.
  65. ^ Prown & Newquist 1997, pp. 48, 54.
  66. ^ a b c Strong & Griffin 2008, p. 525.
  67. ^ Moskowitz 2015, vol. 1, "The Grateful Dead".
  68. ^ Horgby & Nilsson 2010, p. 13.
  69. ^ Issitt 2009, p. 81.
  70. ^ “The New Tweedy Bros! craft one of rock's most collectible LPs”. SF Weekly. (20 August 2008). http://www.sfweekly.com/music/the-new-tweedy-bros-craft-one-of-rocks-most-collectible-lps/ 17 September 2016閲覧。 
  71. ^ Issitt 2009, p. 94.
  72. ^ Strong. “Comus Biography”. 17 September 2016閲覧。
  73. ^ Unterberger. “Savage Resurrection – Artist Biography”. AllMusic. All Media Network. 17 September 2016閲覧。
  74. ^ a b Hodgson (25 June 2013). “Psychedelic Guitar in the Modern Age”. Music News Nashville. 17 September 2016閲覧。
  75. ^ Ruhlmann. “The Sons of Champlin – Artist Biography”. AllMusic. All Media Network. 17 September 2016閲覧。
  76. ^ Morales 2003, p. 293.
  77. ^ Vincent 1996, p. 185.
  78. ^ Reid (13 October 2014). “The Seeds: Singles As and Bs 1065-1970 (Big Beat/Border)”. 17 September 2016閲覧。
  79. ^ Kinsler (7 July 2011). “Gene Clark – Two Sides To Every Story”. Music News Nashville. 17 September 2016閲覧。
  80. ^ Hodgson (25 June 2013). “Psychedelic Guitar in the Modern Age”. Music News Nashville. 17 September 2016閲覧。
  81. ^ a b c Kitts & Tolinski 2002, p. 89.
  82. ^ Adelt 2010, pp. 111, 135.
  83. ^ Moskowitz 2015, vol. 1, "Big Brother and the Holding Company with Janis Joplin".
  84. ^ Issitt 2009, p. 13.
  85. ^ Leslie, Jimmy (4 July 2015). “Grateful Dead's Fare Thee Well: Did Trey Anastasio Deliver?”. Guitar Player. http://www.guitarplayer.com/news/1024/-grateful-deads-fare-thee-well-did-trey-anastasio-deliver/52887 17 September 2016閲覧。. 
  86. ^ Prown & Newquist 1997, pp. 48–9.
  87. ^ Vincent 1996, pp. 106, 110.
  88. ^ Issitt 2009, pp. 13, 89.
  89. ^ Issitt 2009, p. 42.
  90. ^ a b Joyson 1984, p. 98.
  91. ^ “The New Tweedy Bros! craft one of rock's most collectible LPs”. SF Weekly. (20 August 2008). http://www.sfweekly.com/music/the-new-tweedy-bros-craft-one-of-rocks-most-collectible-lps/ 17 September 2016閲覧。 
  92. ^ Huey. “Sugarloaf – Artist Biography”. AllMusic. All Media Network. 17 September 2016閲覧。
  93. ^ Clarke 1998, p. 1226.
  94. ^ Luft 2009, p. 279.
  95. ^ George-Warren & Romanowski 2001, p. 950.
  96. ^ Jones, Mikey IQ (24 March 2015). “A Beginner's Guide to Gong and Soft Machine's Daevid Allen”. Fact. http://www.factmag.com/2015/03/24/beginners-guide-daevid-allen/ 17 September 2016閲覧。. 
  97. ^ “The New Tweedy Bros! craft one of rock's most collectible LPs”. SF Weekly. (20 August 2008). http://www.sfweekly.com/music/the-new-tweedy-bros-craft-one-of-rocks-most-collectible-lps/ 17 September 2016閲覧。 
  98. ^ Unterberger. “Darby Slick – Artist Biography”. AllMusic. All Media Network. 17 September 2016閲覧。
  99. ^ Talevski 2006, p. 652.
  100. ^ Moskowitz 2015, vol. 1, "Deep Purple".
  101. ^ Hodgson (25 June 2013). “Psychedelic Guitar in the Modern Age”. Music News Nashville. 17 September 2016閲覧。
  102. ^ Strong. “The Doors Biography”. 17 September 2016閲覧。
  103. ^ Hodgson (25 June 2013). “Psychedelic Guitar in the Modern Age”. Music News Nashville. 17 September 2016閲覧。
  104. ^ Luft 2009, pp. 155, 173.
  105. ^ Unterberger. “Hunger! – Artist Biography”. AllMusic. All Media Network. 17 September 2016閲覧。
  106. ^ Ankeny. “The Pink Fairies – Artist Biography”. AllMusic. All Media Network. 17 September 2016閲覧。
  107. ^ Issitt 2009, p. 39.
  108. ^ Barrett, John (21 September 2011). “Eight Shifts in Musical Style That Worked”. Paste. https://www.pastemagazine.com/blogs/lists/2011/09/20-rock-bands-who-have-undergone-stylistic-180s.html 17 September 2016閲覧。. 
  109. ^ Hodgson (25 June 2013). “Psychedelic Guitar in the Modern Age”. Music News Nashville. 17 September 2016閲覧。
  110. ^ DeRogatis 2003, p. 123.
  111. ^ Adelt 2010, pp. 41, 98, 103, 111.
  112. ^ Issitt 2009, pp. 42, 90.
  113. ^ Leggett. “Blues Magoos – Artist Biography”. AllMusic. All Media Network. 17 September 2016閲覧。
  114. ^ Hermes, Will (18 June 2006). “Summer of Love Redux”. The New York Times. https://www.nytimes.com/2006/06/18/arts/music/18herm.html?pagewanted=print&_r=0 17 September 2016閲覧。 
  115. ^ DeRogatis 2003, p. 386.
  116. ^ Thompson 2010, Track Fourteen: "House of the Rising Sun" by the Animals single (EMI) 1964.
  117. ^ George-Warren & Romanowski 2001, p. 420.
  118. ^ Christgau. “Hawkwind”. 17 September 2016閲覧。
  119. ^ Reid (11 March 2014). “Moby Grape: Just Like Gene Autry: A Foxtrot (1968)”. 17 September 2016閲覧。
  120. ^ Unterberger. “Ya Ho Wa 13 – Artist Biography”. AllMusic. All Media Network. 17 September 2016閲覧。
  121. ^ Hodgson (25 June 2013). “Psychedelic Guitar in the Modern Age”. Music News Nashville. 17 September 2016閲覧。
  122. ^ Moskowitz 2015, vol. 2, "The Yardbirds".
  123. ^ Talevski 2006, p. 388.
  124. ^ Prince, Patrick (31 March 2011). “New label to release Love's 'Black Beauty'”. Goldmine. http://www.goldminemag.com/news/new-label-to-release-loves-black-beauty 17 September 2016閲覧。. 
  125. ^ Ginell. “Larry Coryell – Artist Biography”. AllMusic. All Media Network. 17 September 2016閲覧。
  126. ^ Horgby & Nilsson 2010, p. 68.
  127. ^ Semprebon. “Les Rallizes Dénudés – Artist Biography”. AllMusic. All Media Network. 17 September 2016閲覧。
  128. ^ Luft 2009, p. 247.
  129. ^ DeRogatis 2003, p. 446.
  130. ^ Kitts & Tolinski 2002, p. 85.
  131. ^ Hermes, Will (18 June 2006). “Summer of Love Redux”. The New York Times. https://www.nytimes.com/2006/06/18/arts/music/18herm.html?pagewanted=print&_r=0 17 September 2016閲覧。 
  132. ^ プリンス サイケデリックソング2021年7月6日閲覧
  133. ^ Larkin 2006, "Black Rebel Motorcycle Club".
  134. ^ Talevski 2006, p. 465.
  135. ^ Endless Boogie – Artist Biography”. AllMusic. All Media Network. 25 September 2016閲覧。
  136. ^ Spano. “The Features – Artist Biography”. AllMusic. All Media Network. 20 September 2016閲覧。
  137. ^ McIver 2012, Chapter 5: 1994-1995.
  138. ^ Reid (12 April 2011). “Meat Puppets: Lollipop (Megaforce)”. 20 September 2016閲覧。
  139. ^ Wilkerson (15 November 2012). “Phish Frontman Jams Out Sober”. The Fix. 14 November 2018閲覧。
  140. ^ Larkin 2006, "Secret Machines".
  141. ^ Birchmeier. “Zoé – Artist Biography”. AllMusic. All Media Network. 18 September 2016閲覧。
  142. ^ Birchmeier, Jason. “Zoé – Artist Biography”. AllMusic. All Media Network. 18 September 2016閲覧。

関連項目

外部リンク

Kembali kehalaman sebelumnya