下士別駅
下士別駅(しもしべつえき)は、北海道(上川総合振興局)士別市下士別町にあった北海道旅客鉄道(JR北海道)宗谷本線の駅(廃駅)である。電報略号はシツ。事務管理コードは▲121814[1][2]。駅番号はW43。 歴史同区間での気動車運転開始に伴い開設された[3]。一部の普通列車は当駅を通過し、廃止直前の2020年3月14日改正時点では、下り5本・上り4本が停車していた[4]。 年表
駅名の由来当駅の所在する地名より。「士別」より天塩川の下流に位置するために「下」を冠した[6][7]。 駅構造単式ホーム1面1線を有する地上駅だった。ホームは線路の西側(稚内方面に向かって左手側)に存在した[8]。分岐器を持たない棒線駅となっていた[8]。 仮乗降場に出自を持つ開業時からの無人駅[9](士別駅管理)だった。ホーム北側の出入口から少し離れた位置に待合所を有した[10]。古い建物で、以前の外壁は下見板張りで[10]、1993年(平成5年)3月時点では荒廃していたが[8]その後改修され、外壁がカラー鉄板張りとなり、出入口に住宅用の引き戸のサッシが利用されていた[10]。ホームは木製デッキ式ではなくプレコン製であった[10]。稚内方に90度の角度でスロープが設置され[10]駅施設外に連絡していた。有効長は2両分であった。待合所正面から向かって右手側に別棟のトイレ棟が、左手側に片流れ屋根付きの自転車置場棟が設置されていた[10]。
利用状況乗車人員の推移は以下のとおり。年間の値のみ判明している年については、当該年度の日数で除した値を括弧書きで1日平均欄に示す。また、「JR調査」については、当該の年度を最終年とする過去5年間の各調査日における平均である。
駅周辺名寄盆地の中の、広い平地に位置する[10]。当地附近の天塩川支流には池が多い[10]。稲作地帯である。小さい市街地がある。
隣の駅脚注出典
JR北海道
新聞記事
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