幌延駅
幌延駅(ほろのべえき)は、北海道天塩郡幌延町1条南1丁目にある北海道旅客鉄道(JR北海道)宗谷本線の駅である。電報略号はノヘ。事務管理コードは▲121842[1][2]。駅番号はW72。特急「宗谷」「サロベツ」が停車し、かつては羽幌線の終着駅でもあった。 歴史
駅名の由来→「幌延町 § 町名の由来」も参照
町名より。なお、地名としての「幌延」のよみについて山田秀三は昭和初期まで「ほろのぶ」と呼ばれていたとしているが[7]、当駅のよみは開業時より「ほろのべ」となっている[3]。 駅構造単式ホーム・島式ホーム(片面使用)複合型2面2線を有する交換駅。ホーム間の移動は跨線橋を使う。1番線・2番線とも名寄・旭川方面、稚内方面の両方向に出発信号機が設置されている。島式ホーム外側の3番線はかつて羽幌線が発着していたが、廃止後は現在定期列車の発着が無く側線扱いとなっている。なお、羽幌線は当駅の稚内方で分岐し、西方に進路を変えていた。 駅裏側に転車台や車庫を有していたが現在は撤去されている。夜の最終は南稚内駅まで回送される。羽幌線があったころは夜22時半過ぎに最終が到着して始発は朝5時であった。[8]また、1982年11月15日時点では稚内発22時に当駅止まりがあった。[9] 社員配置駅。みどりの窓口が設置されている[JR北 2]。このほか、幌延町が移住情報PR支援センター「ホロカル」を開設し、移住情報の提供や、グッズ・コーヒーの販売、特急列車の町民乗車票の販売を実施する[幌延町 3][幌延町 4]。2020年8月からは、地元の酒類やキャラクターグッズの販売を実施している[新聞 1]。かつては国鉄物資部や構内食堂を設置しており、1961年(昭和36年)ごろの駅員定数は49人を数えた[幌延町 5]。 のりば
利用状況乗車人員の推移は以下の通り。年間の値のみ判明している年度は日数割で算出した参考値を括弧書きで示す。出典が「乗降人員」となっているものについては1/2とした値を括弧書きで乗車人員の欄に示し、備考欄で元の値を示す。 また、「JR調査」については、当該の年度を最終年とする過去5年間の各調査日における平均である。
駅周辺幌延町の中心市街地が広がる。かつては旧上幌延駅周辺の方が栄えていたが、鉄道開通後こちらに市街地が移っていった[幌延町 5]。また、稚内方線路沿いには国鉄職員の官舎が軒を連ねていた[幌延町 5]。
バス路線沿岸バスが以下の路線を運行している。運行の詳細は沿岸バス#豊富幌延線・幌延留萌線を参照。
札幌行きの高速乗合バス「特急はぼろ号」は、中心集落寄りの「幌延十字街」に停車し、駅前には乗り入れない。 1987年(昭和62年)3月から2013年(平成25年)2月16日まで駅舎内に「沿岸バス幌延出張所」を併設していた。出張所内では定期券や回数券、特急はぼろ号の予約・発券、記念グッズなどを取り扱っていた。 隣の駅
かつて存在した路線脚注出典
JR北海道
新聞記事
幌延町
関連項目外部リンク
|