中島依美
中島 依美(なかじま えみ、1990年9月27日 - )は、滋賀県野洲市出身の女子サッカー選手。マイナビ仙台レディース所属。元サッカー日本女子代表。ポジションはミッドフィールダー。滋賀県立野洲高等学校出身。 経歴ユース小学4年生の時にサッカーを始め、野洲ジュニアフットボールクラブに入団[2]。中学生時代はスペランツァF.C.高槻の下部組織であるラガッツァFC高槻スペランツァでプレーしていた。チームメートには阪口夢穂や上辻佑実がいた。[3] 2004年、中学2年生の時にU-15大阪府選抜チームに選出されて全日本女子ユース (U-15)サッカー選手権大会に出場しベスト4を経験した。同年U-18大阪府選抜チームにも選出されて全日本女子ユース (U-18)サッカー選手権大会に出場[4]、大会準優勝を経験した。 2005年、ラガッツァ高槻の選手・スタッフがスペランツァ高槻傘下を離れてFCヴィトーリアを立ち上げる際に参加。 2006年、滋賀県立野洲高等学校に進学。中島が受験した直前には、乾貴士らを擁した男子サッカー部が第84回全国高等学校サッカー選手権大会で全国制覇を成し遂げており、「受験者が増えるなあ」と心配したというが、無事合格した[5]。高校卒業までFCヴィトーリアでプレーし、その間国民体育大会滋賀県選抜チームに選出されて近畿地区ブロック大会にも出場した。 シニア2009年、高校卒業後INAC神戸レオネッサに入団。加入初年度は11試合に出場して1得点を挙げ、加入2年目は3トップの一角でレギュラーとしてプレーするようになった。 2013年11月、プレナスなでしこリーグのベストイレブンに初めて選出された[6]。 2017年シーズン、チームは2年連続での2位に終わったが、リーグの個人表彰では敢闘賞と2013年以来2度目となるベストイレブンに選出された[7][8]。 2022年7月25日、マイナビ仙台レディースへの移籍が発表された[9]。2022-23シーズンはリーグ開幕戦でゴールを挙げるなど、公式戦全試合に出場し3得点。 代表2010年、FIFA U-20女子ワールドカップに出場。4-4-2システムを採用する同代表では右MFとしてグループリーグ3試合にフル出場し、右足でのプレースキッカーを務めた。3戦目のイングランド戦では先制点を挙げ、右サイドからのフリーキックによって2得点目をアシストした[10][11]。 2011年5月、W杯を直前に控えた日本女子代表のアメリカ遠征で、なでしこジャパンに初選出された[12]。その後、W杯本大会には選出されなかったものの、同年8月に行われた、なでしこジャパンvsなでしこリーグ選抜では、リーグ選抜に選出されスタメン出場した[13]。 2013年7月、東アジアカップ2013の初戦中国戦で後半12分にゴールを決め、代表初得点を記録した[14][15][16]。 2015年7月、中国・武漢で行われた東アジア杯のメンバーに、合宿中に怪我をした小原由梨愛に代わり急遽追加招集された[17][18]。第2戦の韓国戦では先制点となるミドルシュートを決めた[19]。 2016年、リオデジャネイロオリンピックのサッカー女子アジア最終予選の日本代表メンバーに選出され、ベトナム戦では先制点をアシストしたが、チームは予選3位となり五輪出場権を逃した[20][21]。 人物個人成績クラブ
代表主な選出歴
試合数
出場試合
ゴール
タイトルクラブ
代表
個人脚注
外部リンク
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