太陽公園(たいようこうえん)は、兵庫県姫路市の峰相山山麓にあるテーマパークである。世界の石で作られた建造物や遺跡、石像などのレプリカを多数設置した「石のエリア」と、隣接する敷地の山上に建設された山城「白鳥城」をメインとする「城のエリア」に分かれている。
概要
1992年(平成4年)10月1日に現在の「石のエリア」がオープン。メインは、全長2キロにおよび再現された万里の長城と、1000体の兵馬俑が発掘された現場を再現した兵馬俑展示館であり、そのほかの展示物も、ほとんどのものが実物大で作られている。
「城のエリア」は2009年(平成21年)4月19日にオープン[1][2]。メインの「白鳥城」はドイツ南部にあるノイシュヴァンシュタイン城とよく似ている[3]。なお、白鳥城へのアクセスは専用のモノレール(嘉穂製作所製のスロープカー[4])を利用するか徒歩で山を登ることになる[2]。モノレール始発駅になる山麓にはレストラン、土産物店などを備えたウェルカムハウス「スワン」がある。
広大な敷地を利用し公園では各種のイベントが行われている。
かつては毎年8月10日に「火祭り」が開催されており[5]、またお水取りのような行事や花火などのイベントがあった。
近年ではスーパーカーや旧車のイベント、コスプレのイベント、ミュージシャンのライブなど様々な行事が行われている。
公園は社会福祉法人愛光社会福祉事業協会(太陽福祉グループ)によって運営され[6]、また同施設は障害者の雇用の場にもなっており、入場料等の収入は障害者への給与等に充てられている。園内には三光園、愛光園などの福祉施設が併設されている。
おもな展示物・施設
- 石のエリア
- 城のエリア
- 白鳥城
- ゲストハウス「スワン」
- モノレール
- 匠の街 Rainbow(工芸品製作実演所)
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凱旋門
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紫禁城と双塔寺を遠望
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万里の長城入り口
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万里の長城と双塔寺
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鶏足寺
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巨大なペニスを持つ石像
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ピラミッド
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隣接地に建設された「白鳥城」
ノイシュヴァンシュタイン城のレプリカ
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白鳥城に連絡するスロープカー(モノレール)
入場料
- 大人(高校生以上) 1,500円
- 小人(小学生及び中学生)・高齢者(75歳以上) 700円
20名以上は団体割引あり。
営業情報
アクセス
- JR姫路駅から神姫バスで「緑台」行きに乗車し「打越新田・太陽公園北」徒歩10分
- 「白鳥台3丁目経由緑台」で打越西・太陽公園前で下車
- 「白鳥台」行きに乗車し「白鳥台3丁目」で下車して徒歩10分。
- ※姫路駅方向で「打越新田・太陽公園北」は打越を経由するバスと、「白鳥台3丁目」を経由するバスで交差点の南側か西側(打越方向は小屋あり)で位置が違うので要注意!
- 姫新線余部駅より無料送迎バス(要確認)
脚注・参照
- ^ 白鳥城
- ^ a b 白鳥城について
- ^ 白鳥城工事状況のお知らせ
- ^ 嘉穂製作所HPの導入例
- ^ 更新情報掲示板 愛光社会福祉事業協会サイト内より。2009年3月12日確認。
- ^ 特許情報プラットフォーム
外部リンク
ウィキメディア・コモンズには、
太陽公園に関連するメディアがあります。
座標: 北緯34度53分35.9秒 東経134度37分30秒 / 北緯34.893306度 東経134.62500度 / 34.893306; 134.62500