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この項目では、東京都「立川市」について説明しています。その他の「立川」については「立川 (曖昧さ回避)」をご覧ください。 |
立川市(たちかわし)は、東京都の多摩地域中部に位置する市。1940年12月1日市制施行[1]。多摩地域屈指の商業都市である。
概要
東京都の島嶼部を除く地域の中央よりやや西側の、多摩川中流左岸武蔵野台地上に位置する。市域のほとんどは平地であるが、南部の多摩川沿いに立川崖線、北東端に国分寺崖線が見られる。標高は北部から南部へゆるやかに低くなっており、南北に残堀川が流れ、市北部の一部(0.7㎢)のみ玉川上水を分水嶺とし荒川水系域となっている[2]。
JR中央本線・南武線・青梅線が乗り入れ、多摩地区最大の乗車人員数の立川駅と、多摩地区を南北に結ぶ多摩都市モノレール線の立川北駅・立川南駅があり、立川駅周辺は百貨店などの大型商業施設やオフィスが集積している。戦前は立川飛行場(立川基地)を中心とした軍事都市(軍都)であり、他にも陸軍航空工廠、立川陸軍航空廠といった日本陸軍の航空関連の施設があった。戦後も立川基地は在日アメリカ軍基地として使用されていたが、現在は日本に返還された。基地の一部跡地の再開発や多摩モノレールの開業により、駅周辺はもともと多摩地域の中心都市であった八王子を凌ぐ商業集積地へと発展した。多摩地域では町田駅・吉祥寺駅・八王子駅と並び駅前が発展している。立川駅は、中央線特別快速(中央特快)電車で東京駅から40分、新宿駅からは25分ほどである。また、立川飛行場跡地には立川広域防災基地が設置されており、首都圏での大規模災害発生時に災害応急対策活動の拠点として機能する。立川飛行場跡地は他にも昭和記念公園やファーレ立川などの大規模な公共施設・商業施設に整備された。
市南部の立川駅周辺は一大繁華街となっているものの、北部の西武拝島線沿線は住宅と田畑が混雑するスプロール化した住宅街が広がっている。市北部の旧・砂川町は憲法学上の重要判例である「砂川事件(砂川闘争)」があった場所として知られる。
隣接する自治体
歴史
江戸時代までは甲州街道および五日市街道沿いの村落に過ぎなかった。明治となって、板谷元右衛門(1842年生-1908年没)の大規模な土地の寄付による誘致運動によって、1889年に甲武鉄道(現在のJR中央線)が新宿-立川間で開業し、これ以降、立川市域南部の立川駅がターミナル駅となった。1922年立川飛行場が設置されたことによって商業・工業の集積が進んだことが、今日の繁栄の礎となっている。戦前は立川飛行場を中心とした軍事都市であり、戦後も1977年まで在日アメリカ軍の基地が置かれ、その後陸上自衛隊が使用している。跡地の一部は立川広域防災基地・昭和記念公園・ファーレ立川などに再開発され、商業施設や公共施設が立ち並んでいる。
2001年の「東京の新しい都市づくりビジョン」で核都市に指定されている。また、立川市を国立市と合併すると言う計画が存在していた。
地名の由来
2通りの説がある。
- 武蔵国府が現在の府中市にあった時代、その府中宿付近より見て現在の多摩市付近で東西に連なる山を多摩の横山と呼び、その多摩の横山から見て多摩川が縦方向(南北)に流れている近辺(現在の立川、日野近辺)を立の河と呼んでいた。立の河が次第に変化して現在の立川になったと言われている。よって、立川の「川」は現在の多摩川を指す。
- 地方豪族立川氏(たちかわ・し)が、現在の普済寺に城をつくったことから立川(たちかわ)になったと言われている。
なお、立川付近の多摩川の河原は立河原(たちかわのはら/たちがわら)と呼称(上記いずれの説に由来するのかは不明)され、後に合戦も行われている。
略史
人口
立川市(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年)
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117,057人
|
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1975年(昭和50年)
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138,129人
|
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1980年(昭和55年)
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142,675人
|
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1985年(昭和60年)
|
146,523人
|
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1990年(平成2年)
|
152,824人
|
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1995年(平成7年)
|
157,884人
|
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2000年(平成12年)
|
164,709人
|
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2005年(平成17年)
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172,566人
|
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2010年(平成22年)
|
179,668人
|
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2015年(平成27年)
|
176,295人
|
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2020年(令和2年)
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183,581人
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総務省統計局 国勢調査より
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昼間人口203,252、夜間人口179,668(2010年国勢調査)[5]
昼夜間人口
2005年に夜間人口(居住者)は172,563人であるが、市外からの通勤者と通学生および居住者のうちの市内に昼間残留する人口の合計である昼間人口は193,465人で昼は夜の1.121倍の人口になる。通勤者・通学生で見ると市内から市外へ出る通勤者46,380人、市外から市内へ入る通勤者は67,332人と通勤者では市外から市内へ入る通勤者のほうが多いが、学生では市外から市内へ入る学生は8,931人で市内から市外に出る通学生8,981人と学生では出入りは均衡している。(東京都編集『東京都の昼間人口2005』2008年発行144,145ページ 国勢調査では年齢不詳のものが東京都だけで16万人いる。上のグラフには年齢不詳のものを含め、昼夜間人口に関しては年齢不詳の人物は数字に入っていないので数字の間に誤差は生じる)
東京都特別区部への通勤率は17.6%(2010年国勢調査)。
地域
住居表示
立川市では、一部の区域で住居表示に関する法律に基づく住居表示が実施されている。また、旧砂川町域を中心とした一部の区域で町名地番整理が実施されている。
行政区画設置・住居表示実施一覧[6]
町名
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設置年月日
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住居表示実施年月日
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住居表示実施直前の町名
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備考
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富士見町一-七丁目
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1942年12月1日
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1964年10月10日
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富士見町1・2・4・5の各全部
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1987年10月1日
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富士見町3・6・7の全部
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柴崎町一-六丁目
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1942年12月1日
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1965年5月1日
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柴崎町1〜4の各全部及び柴崎町6の一部
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1987年10月1日
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柴崎町5・6の全部
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錦町一-六丁目
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1942年12月1日
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1965年11月1日
|
錦町1〜6の各全部
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羽衣町一-三丁目
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1942年12月1日
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1966年4月1日
|
羽衣町1・2の各全部
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1986年12月1日
|
羽衣町3の全部
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曙町一-三丁目
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1942年12月1日
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1966年10月1日
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曙町1〜3の各全部
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高松町一-三丁目
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1942年12月1日
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1967年4月1日
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高松町2・3の各全部及び高松町1の一部
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1970年12月1日
(一・二に編入)
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高松町1のうち住居表示未実施区域の全部
及び砂川町の一部
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砂川町一-八丁目
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1979年11月1日
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未実施
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町名地番整理実施区域
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緑町
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1942年12月1日
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未実施
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栄町一-六丁目
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1970年12月1日
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未実施
|
|
町名地番整理実施区域
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若葉町一-四丁目
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1971年5月1日(四)
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未実施
|
|
町名地番整理実施区域
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1971年7月1日(一-三)
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未実施
|
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町名地番整理実施区域
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幸町一-六丁目
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1971年5月1日(四)
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未実施
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町名地番整理実施区域
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1971年10月1日(上記以外)
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未実施
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町名地番整理実施区域
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柏町一-五丁目
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1971年5月1日(四の一部)
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未実施
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|
町名地番整理実施区域
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1972年5月1日(上記以外)
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未実施
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|
町名地番整理実施区域
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泉町
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1973年4月1日
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未実施
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上砂町一-七丁目
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1981年11月1日
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未実施
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町名地番整理実施区域
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一番町一-六丁目
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1982年9月1日
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未実施
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町名地番整理実施区域
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西砂町一-七丁目
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1983年7月1日
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未実施
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町名地番整理実施区域
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市外局番
- 市外局番 : 市内全域において042(立川MA)。
郵便番号
ナンバープレート
防災行政無線
- 1982年(昭和57年) 防災行政無線が整備される。
- 1983年(昭和58年) 3月18日、防災行政無線が開局する。
- 1987年(昭和62年) 4月1日、防災行政無線のチャイムの音色を変更。
- 2004年(平成16年) 4月1日、防災行政無線放送等変更。
- 2005年(平成17年) 12月21日、防災行政無線の子供の見守り放送が開始される。
- 2013年(平成25年) 12月27日、防災行政無線のデジタル化寸前により、防災行政無線放送等変更。
行政
市長
歴代村長
- 小川保一 1889年6月11日〜1890年6月10日
- 井上善次郎 1890年11月15日〜1904年5月16日
- 五十嵐兵三郎 1904年7月18日〜1908年7月17日
- 西村留五郎 1908年7月27日〜1910年5月6日
- 小川保一 1910年6月6日〜1910年9月17日
- 小川休 1911年3月15日〜1911年12月29日
- 小川孝喜 1913年11月6日〜1923年11月30日
- 歴代町長
- 小川孝喜 1923年12月1日〜1928年5月26日
- 中嶋舜司 1928年8月24日〜1932年8月23日
- 小川孝喜 1932年9月30日〜1933年12月8日
- 中嶋舜司 1933年12月10日〜1937年12月
- 板谷信一郎 1938年4月3日〜1940年12月1日
歴代市長[7]
代 |
氏名 |
就任日 |
退任日 |
備考
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官選立川市長
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1 |
小川孝喜 |
1941年(昭和16年)2月20日 |
1942年(昭和17年)7月27日 |
|
2 |
三浦碌郎 |
1943年(昭和18年)10月5日 |
1946年(昭和21年)10月9日 |
|
公選立川市長
|
3 |
中嶋舜司 |
1947年(昭和22年)4月7日 |
1951年(昭和26年)4月6日 |
|
4 |
板谷信一郎 |
1951年(昭和26年)4月23日 |
1955年(昭和30年)4月5日 |
|
5 |
中嶋舜司 |
1955年(昭和30年)5月1日 |
1959年(昭和34年)4月30日 |
|
6 |
桜井三男 |
1959年(昭和34年)5月1日 |
1963年(昭和38年)4月30日 |
|
7 |
1963年(昭和38年)5月1日 |
1967年(昭和42年)4月30日 |
|
8 |
1967年(昭和42年)5月1日 |
1967年(昭和42年)7月17日 |
在職中に死去
|
9 |
鈴木清 |
1967年(昭和42年)9月8日 |
1971年(昭和46年)9月7日 |
|
10 |
阿部行蔵 |
1971年(昭和46年)9月8日 |
1975年(昭和50年)9月7日 |
|
11 |
岸中士良 |
1975年(昭和50年)9月8日 |
1979年(昭和54年)9月7日 |
|
12 |
1979年(昭和54年)9月8日 |
1983年(昭和58年)9月7日 |
|
13 |
1983年(昭和58年)9月8日 |
1987年(昭和62年)9月7日 |
|
14 |
青木久 |
1987年(昭和62年)9月8日 |
1991年(平成3年)9月7日 |
|
15 |
1991年(平成3年)9月8日 |
1995年(平成7年)9月7日 |
|
16 |
1995年(平成7年)9月8日 |
1999年(平成11年)9月7日 |
|
17 |
1999年(平成11年)9月8日 |
2003年(平成15年)9月7日 |
|
18 |
2003年(平成15年)9月8日 |
2007年(平成19年)9月7日 |
|
19 |
清水庄平 |
2007年(平成19年)9月8日 |
2011年(平成23年)9月7日 |
|
20 |
2011年(平成23年)9月8日 |
2015年(平成27年)9月7日 |
|
21 |
2015年(平成27年)9月8日 |
2019年(令和元年)9月7日 |
|
22 |
2019年(令和元年)9月8日 |
2023年(令和5年) 9月7日 |
|
23 |
酒井大史 |
2023年(令和5年)9月8日 |
現職 |
|
副市長
市役所庁舎
- 立川市役所は2010年5月、立川基地跡の泉町1156番9(多摩都市モノレール線高松駅から徒歩10分)に移設された。地上3階・地下1階の低層・大平面建築となる。用地は19億6,900万円で国有地を取得、建築費は85億円。設計は野沢正光・山下設計 設計共同体。2008年6月起工式、竣工は2010年2月[9]。業務開始は5月6日。
特別地方公共団体
議会
立川市議会
東京都議会
- 2023年東京都議会議員補欠選挙
- 選挙区:立川市選挙区
- 被選出数:2人
- 任期:2025年7月22日まで
- 投票日:2023年10月15日
- 当日有権者数:154,306人
- 投票率:27.39%
候補者名 |
当落 |
年齢 |
党派名 |
新旧別 |
得票数
|
伊藤大輔 |
当 |
48 |
都民ファーストの会 |
新 |
17,499票
|
鈴木烈 |
当 |
49 |
立憲民主党 |
新 |
12,141票
|
木原宏 |
落 |
47 |
自由民主党 |
新 |
12,050票
|
- 2021年東京都議会議員選挙
- 選挙区:立川市選挙区
- 定数:2人
- 任期:2021年7月23日 - 2025年7月22日
- 投票日:2021年7月4日
- 当日有権者数:152,529人
- 投票率:37.24%
候補者名 |
当落 |
年齢 |
党派名 |
新旧別 |
得票数 |
備考
|
酒井大史 |
当 |
53 |
立憲民主党 |
元 |
20,633票 |
立川市長選挙立候補により2023年8月27日退職
|
清水孝治 |
当 |
55 |
自由民主党 |
現 |
20,470票 |
立川市長選挙立候補により2023年8月27日退職
|
石飛香織 |
落 |
37 |
都民ファーストの会 |
新 |
14,619票
|
- 2017年東京都議会議員選挙
- 選挙区:立川市選挙区
- 定数:2人
- 投票日:2017年7月2日
- 当日有権者数:149,586人
- 投票率:48.01%
候補者名 |
当落 |
年齢 |
党派名 |
新旧別 |
得票数
|
増田一郎 |
当 |
52 |
都民ファーストの会 |
新 |
24,912票
|
清水孝治 |
当 |
51 |
自由民主党 |
現 |
16,946票
|
酒井大史 |
落 |
49 |
無所属 |
現 |
16,257票
|
浅川修一 |
落 |
62 |
日本共産党 |
元 |
12,690票
|
衆議院
- 選挙区:東京21区(八王子市(おおむね旧由木村域)、立川市、日野市)
- 投票日:2024年10月27日
- 当日有権者数:405,235人
- 投票率:55.86%
当落 |
候補者名 |
年齢 |
所属党派 |
新旧別 |
得票数 |
重複
|
当 |
大河原雅子 |
71 |
立憲民主党 |
前 |
90,724票 |
○
|
|
小田原潔 |
60 |
無所属 |
前 |
69,421票 |
|
|
山下容子 |
65 |
日本維新の会 |
新 |
36,642票 |
○
|
|
森裕一 |
49 |
参政党 |
新 |
18,511票 |
|
公共機関
立川は内閣総理大臣を本部長とする緊急災害対策本部が設置可能な立川広域防災基地を有する防災都市である。多極分散型国土形成促進法(1988年制定)において業務核都市とされ、旧文部省、旧自治省の5つの研究・研修機関の立川への移転が行われたほか、東京地裁立川支部なども八王子から移転しており、多数の国の機関が所在する多摩地区の中核都市となっている。
立川広域防災基地
立川広域防災基地は、南関東直下地震(首都直下地震)など大規模災害発生時に広域的対応を行う緊急拠点である。立川飛行場と内閣府災害対策本部予備施設を中心に、自衛隊・東京消防庁・警視庁・医療機関等の施設が集められ、内閣総理大臣を本部長とする緊急災害対策本部が設置可能な重要な基地となっている。国立病院機構災害医療センターは、災害派遣医療チーム(DMAT)の研修を行う災害拠点病院の中の拠点であり、東日本大震災でも全国のDMATの総司令部として機能した。さらに、裁判所などの国の施設も、この基地周辺に集約されている。
警察
消防(東京消防庁)
司法
八王子市にあった東京地方裁判所および東京家庭裁判所の八王子支部の建物が老朽化し、手狭になったことにより、米軍立川基地跡地に新設された裁判所庁舎(緑町10-4)に2009年4月20日移転し、それぞれ立川支部となったほか、錦町にあった立川簡易裁判所も新庁舎に移転した。八王子検察審査会も新庁舎に移転し、立川検察審査会となった。
これとともに新設された立川第二法務総合庁舎(緑町6-3)には、八王子市から東京地方検察庁八王子支部、青梅区検察庁が移転し、地検八王子支部は立川支部となったほか、錦町から立川区検察庁が移転した。
また、泉町に立川拘置所を新設し、2009年6月から府中刑務所八王子拘置支所などから収容者を移送、八王子拘置支所は廃止された。
国の行政機関
都の行政機関
- 東京都立川地域防災センター
- 東京都多摩広域防災倉庫(旧立川政府倉庫)
- 東京都立川都税事務所
- 東京都多摩消費生活センター
- 東京都多摩建築指導事務所
- 東京都多摩環境事務所
- 東京都多摩立川保健所
- 東京都立川児童相談所
- 東京都農業振興事務所
- 東京都建設局北多摩北部建設事務所
- 東京都水道局多摩水道改革推進本部
- 水道局立川サービスステーション
- 東京都下水道局流域下水道本部
- 東京都教育庁西部学校経営支援センター
- 東京都労働情報センター多摩事務所
- 東京しごとセンター多摩
医療
研究・研修
電気・ガス
公園・スポーツ施設
公園
- 国営昭和記念公園
- 立川公園(根川緑道)
- 諏訪の森公園
- 見影橋公園
- 砂川公園
- 川越道緑地
- 栄緑地
- 高松第三公園
その他、様々
スポーツ施設
野球
|
|
- 立川公園新堤防運動広場(兼用)
- 砂川中央地区北野球場
- 砂川中央地区東野球場
|
テニス
- 泉町庭球場
- 砂川中央地区庭球場
- 西砂庭球場
- 錦町庭球場(フットサル場と兼用)
- 自治大学校庭球場
|
陸上競技場
|
ゲートボール場
- 泉町ゲートボール場
- 砂川中央地区ゲートボール場
- 砂川中央地区東ゲートボール場
|
多目的運動広場
- 中里多目的運動広場
- 砂川中央地区多目的運動広場
- 砂川中央地区北多目的運動広場
- 立川公園新堤防運動広場(兼用)
- 自治大学校多目的運動広場
|
フットサル場
|
体育館
武道場
|
文化施設
博物館・美術館・資料館
図書館
ホール
宗教施設
文化財
2020年現在、市内には国指定および登録文化財が4件、都指定文化財が2件、市指定文化財が28件存在する[11]。
- 国
- 東京都
- 立川市
- 大和田遺跡(柴崎町)
- 八幡神社本殿跡
- 満願寺跡
- 柴崎分水
- 蚕影神社
など
- 遺跡
- 2021年現在、市内には上述の大和田遺跡を含め21か所の遺跡が確認されている[12]。
- 向郷遺跡(羽衣町)
- 下大和田遺跡(柴崎町)
- 台の下遺跡(富士見町)
- 史跡
- 日野の渡し跡
- 栄緑地(立川飛行機砂川工場引込線跡)
- 鷹の道
- 川越道緑地と古民家園
観光
立川は総数109点のパブリック・アートが設置された業務地域ファーレ立川を有する文化・アートの街である。
イベント・祭り
ほか
名物・特産品
スポーツ
- 立川シティハーフマラソン(毎年3月、旧:立川・昭島マラソン)
- ミニテニス - 高齢者でも無理なくいつでもできるスポーツとして、元立川市職員(立川市教育委員会体育課スポーツ振興係長)の天野孝一が考案した屋内球技。立川市教育委員会が1986年から市内で巡回教室を開いて広めた。第68回国民体育大会(スポーツ祭東京2013、多摩国体)でもデモンストレーション競技として採用。ミニテニス用のラケットはテニスラケットのシャフトを極端に短くした感じで、ボールも手のひらサイズのビーチボールのような柔らかい素材でできている。体育館のバドミントンコートをアレンジして使い、手軽なことから生涯スポーツとして広く各地に普及している。日本ミニテニス協会の事務局・本部は立川市にある[14]。
実業団
住宅団地
- 都市再生機構けやき台第1団地 - 昭和41年 : 立川都市計画事業(一団地の住宅施設)
- 都市再生機構砂川第2団地 - 昭和46年 : 立川都市計画事業(一団地の住宅施設)
- 都市再生機構砂川第3団地 - 平成4年 : 立川都市計画事業(一団地の住宅施設)
- 都市再生機構砂川第4団地 - 昭和46年 : 立川都市計画事業(一団地の住宅施設)
- 都営砂川第1団地 - 昭和46年 : 立川都市計画事業(一団地の住宅施設)
- 東京都住宅供給公社江ノ島道東団地 - 昭和37年 : 立川都市計画事業(一団地の住宅施設)
- 東京都住宅供給公社富士見町団地 - 昭和44年事業年度変更 : 立川都市計画事業(一団地の住宅施設)
- けやき台団地(立川市・国分寺市にまたがる)
- 立川若葉町団地
- 立川幸町団地
- 立川柏町団地
- 松中団地
- 大山団地
- 富士見町団地
教育
幼稚園
2021年5月現在、11か所の幼稚園がある(すべて私立)[15]。
- 石川学園こばと幼稚園
- 認定こども園キンデルガルテン松中幼稚園
- 子供の国若草幼稚園
- 立川幼稚園
|
- 認定こども園立川かしの木幼稚園
- 立川双葉幼稚園
- 立川みどり幼稚園
- 多摩幼稚園
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- 藤幼稚園
- みたから幼稚園
- 認定こども園めぐみ幼稚園
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小学校
|
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- 立川市立大山小学校
- 立川市立柏小学校
- 立川市立上砂川小学校
- 立川市立新生小学校(市立南富士見小学校と市立多摩川小学校が統合し開校)
- 立川市立若葉台小学校(市立けやき台小学校と市立若葉小学校が統合し開校)
|
中学校
|
- 立川市立立川第四中学校
- 立川市立立川第五中学校
- 立川市立立川第六中学校
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中等教育学校
高等学校
各種学校
専修学校
大学
経済
産業
- 就業者数(2015年国勢調査)
- 第1次産業 673 ( 1.0%)
- 第2次産業 12,981(18.9%)
- 第3次産業 55,127(80.1%)
本社・本店が所在する企業
- かつて存在した企業
農業
ウドは立川の特産品である。ほかブロッコリー、植木の生産も盛んであり、五日市街道を中心に多様な農畜産物が生産されている。また、2013年5月にはJA東京みどりの農産物直売所「ファーマーズセンターみのーれ立川」が開業し、地産地消や特産化を推進している。
工業
- 主な事業所
商業
- 百貨店・ショッピング施設など
- ルミネ立川店(立川駅北口のJR東日本系列駅ビル、旧名称:WILL<ウィル>)
- グランデュオ立川(立川駅南口のJR東日本系列駅ビル)
- エキュート立川(改札外にも店舗を構えるのはエキュート初)
- 伊勢丹立川店(伊勢丹初の支店)
- 立川タカシマヤS.C.(2023年1月に百貨店区画の営業を終了し、同年11月リニューアルオープン)
- フロム中武(地元系商業テナントビル 旧名称:中武デパート)
- パークアベニュー(地元系商業テナントビル)
- 立川タクロス(立川駅北口西地区再開発で生まれた商業ビル。住宅部分はプラウドタワー立川)
- アレアレア(立川駅南口再開発で生まれた大型商業ビル。1と2の2つのビルからなる)
- ららぽーと立川立飛(多摩地域初出店)
- GREEN SPRINGS(立川駅北口みどり地区に建設された新街区)
この他、武蔵村山市に所在するイオンモールむさし村山の敷地の一部に立川市域(上砂町六丁目)がかかっている。
- かつて存在した施設
- スーパーマーケット
- ホームセンター・家具店・雑貨店・家電量販店
- 書店・CDショップ・レンタルビデオ店
- ホテル
- 娯楽施設
映画館
- かつて存在した施設
- かつて映画全盛期時代には、JR立川駅南北に10館の映画館があり賑わいをみせていた。
- 駅北口:立川シネマ・立川セントラル・立川中央・立川松竹
- 駅南口:立川名画座・立川大映・立川日活・立川東宝・立川東映南座・立川錦座
- 公営ギャンブル
- 金融機関
銀行
信託銀行
協同組織金融機関
- 農協・生協
- 商店街
- 現在、立川駅南口の商店街では、電子マネーであるSuica、PASMOを利用した新しい商店街ポイントシステムを導入するなど、積極的な商業振興を行っている[24]。
交通
鉄道
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- 中央線快速電車・■中央本線
- 青梅線
- 南武線
- 西武鉄道
- 拝島線
- 多摩都市モノレール
- 多摩都市モノレール線
- (多摩都市モノレール線玉川上水駅は東大和市に属する。)
バス
- 立川バス、東京空港交通、成田空港交通、京浜急行バス、山陽電鉄、南海バス、千曲バス、西武バス、西日本ジェイアールバス、三重交通、伊那バス、京王バス
- くるりんバス
道路
市内を通る道路および橋梁は以下の通り。
高速道路は通っていないが、広域的ネットワークを形成する主要地方道の多くが通っており、これもまた商工業の集積を高める要因となっている。
高速道路
国道
- かつては国道20号が市域の南端(錦町)を通っていたが、日野バイパスの開通に伴い都道256号となったため、現在市内を通る国道はない。
都道
橋梁
上流から順
- 多摩川
- 立日橋(東京都道149号立川日野線/多摩都市モノレール線)
- 日野橋(東京都道256号八王子国立線)
飛行場
姉妹都市
国内
海外
地域メディア
テレビ
- 東京MXテレビ制作
- 番組では、立川市を中心とした多摩地区で大人が楽しめる“魅惑のオトナスポット”に焦点を当て紹介。
- 人工の白い砂浜で、ビーチバレーやバーベキューを楽しむオトナたちの姿が。
- 東京の真ん中にいながら、本物のビーチにいるような非日常の楽しみ方をお伝えします。 都心の喧騒を忘れ、ダンディな気持ちに酔いしれる、“至高のひととき”をお届けします。
- ナレーション:阿部あき子
著名な出身・ゆかりの人物
文化
芸能・メディア
スポーツ
政治・経済
立川市に関係する作品
フィルムコミッション
フィルムコミッション事業とは、立川のまちを映画やテレビドラマなどの撮影に使うことで、映像を通じて多くの人にPRし、立川を好きになってもらったり、立川に遊びに来てもらうことを目的とした事業。
- 主な撮影作品
舞台となった作品
発表年順に記載。
- 映画
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- シン・ゴジラ (2016年、東宝) - ゴジラの襲撃により壊滅した都心から、官邸機能が立川広域防災基地内の災害対策本部予備施設に移管される。近隣の昭和記念公園や多摩都市モノレール車両基地も舞台として登場する。
- 映画 滑走路(2020年) - 立川のオリオン書房で俵万智と出会い、短歌を読み続けた歌人萩原慎一郎をモチーフとした映画。
- テレビドラマ
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- 小説
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- 詩集
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- 歌集 滑走路(2017年) - 著者である歌人の萩原慎一郎は、立川のオリオン書房で俵万智との出会いで短歌を始め、本の表紙も立飛をイメージしたとされる。
- 漫画
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- げんしけん二代目(2002年) - 多摩モノレールが登場。主人公達が石和温泉に慰安旅行する際、立川駅構内が描写されている。
- 聖☆おにいさん(2006年) - ブッダとイエスが立川のアパートで下界のバカンスを満喫するという設定。
- ハカイジュウ(2010年) - 立川市とその周辺が舞台。立川市で地震が発生し謎の怪物が次々と出現する設定。
- 凪のお暇(2016年) - 主人公・凪が人間関係をリセットすべく三軒茶屋から立川市へ引っ越してくる。
- サチコと神ねこ様(2019年) - 主人公のサチコと神ねこ様が住む町。神ねこ様が野良猫として生前に暮らしていた町でもある。
- 怪獣8号(2020年) - メインキャラクターたちが在籍する対怪獣防衛基地の本部がある。
- アニメ
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- 機動警察パトレイバー(1989年) - テレビシリーズ第11話「イヴの戦慄」で立川駅北口、昭和記念公園が登場。
- まほろまてぃっく(1998年) - 立川駅周辺及び多摩モノレール沿線が舞台。西武バスも登場している。2期、〜もっとうつくしいものも同様。
- とある魔術の禁書目録(2008年)、とある科学の超電磁砲(2009年) - アニメ版の学園都市において立川駅周辺とよく似た風景が登場する。市はこれを観光振興に繋げようと、多摩市や地元企業と協働して「とあるアニメの学園都市化計画」を展開し、モデルとなった場所を紹介する地図の配布などを行なっている[30][31]。また、期間限定で中央線沿線の各駅でもポスターが張られていた。2013年劇場映画化の際モノレールにてPRトレイン、キャスト(レールガンチーム)による舞台挨拶も実施。また、市民祭である春の楽市や秋の楽市などでオリジナルグッズの販売を行なっている。
- パパのいうことを聞きなさい!(2009年) - 立川駅及び駅周辺や多摩都市モノレール線沿線が登場している。
- フリージング(2010年) - アニメ版のオープニングにおいて多摩都市モノレール線のような車両が登場し、路線図に立川西駅や高岡不動駅とあるのが確認できる。物語の舞台となるウエストゼネティックスの駅は現実の柴崎体育館駅の位置にある。2013年10月放送の2期でも登場している。
- ガッチャマン クラウズ(2013年) - 立川市周辺が舞台。製作協力にも参加。本拠地は国営昭和記念公園の地下の設定。2015年7月放送の2期でも登場している。また、2013年から毎年10月開催のイベント「立川バル街」とのコラボレーションが行われている。
- サムライフラメンコ(2013年) - 1話に多摩モノレール、2話にて市内の通称・オニ公園が登場。
- 世界征服〜謀略のズヴィズダー〜(2014年) - 立川駅及び国営昭和記念公園周辺が舞台。西ウド川市として登場。うどが名物なので、忠誠の誓いにうどまんじゅうを差し出している。
- 彼女がフラグをおられたら(2014年)- 立川駅周辺や多摩モノレールが登場。
- ナゾトキネ(2016年)
- フレームアームズ・ガール(2017年)- 立川駅などが登場。原作を務める模型製作企業「壽屋」の本社も立川に所在している。
- カイトアンサ(2017年)
- 宇宙よりも遠い場所(2018年) - 南極を目指す少女たちを題材にした作品で、南極・北極科学館や立川駅周辺が登場する。市内にある国立極地研究所が制作に協力している。
- ゲーム
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- 東亰ザナドゥ(2015年) - 立川駅前、国営昭和記念公園、多摩モノレールなどがモデルとして使われている。制作の日本ファルコムの本社所在地でもある。
脚注
注釈
- ^ 立川市と昭島市に跨っているが所在地は立川市である。
出典
関連項目
外部リンク
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