池田町(いけだまち)は、長野県北安曇郡にある町。本項では町制前の名称である池田町村(いけだまちむら)についても述べる。
安曇野の北部に位置し、高瀬川がある。かつては千国街道の宿場として栄えていた。
地理
長野県北西部の北アルプス地域に位置する。西に飛騨山脈(北アルプス)を望見することから、北アルプス広域連合で近隣市町村と協力し、町立美術館は愛称を「北アルプス展望美術館」としている。高瀬川が隣接する松川村との境界をなしている。
気候
年間降水量が800~1,200mm程度と少なく気温の較差が大きいという内陸性気候が特徴である。冬の寒さは厳しく、最低気温が-10℃以下の場合もあるが、降雪量は多くない。年間平均気温は約12℃である。
気象区分では池田町は長野県北部のうち大北地域に入る。
歴史
歴史
沿革
人口
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池田町と全国の年齢別人口分布(2005年)
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池田町の年齢・男女別人口分布(2005年)
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■紫色 ― 池田町 ■緑色 ― 日本全国
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■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性
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池田町(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年)
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10,245人
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1975年(昭和50年)
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10,317人
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1980年(昭和55年)
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10,610人
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1985年(昭和60年)
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10,792人
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1990年(平成2年)
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10,521人
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1995年(平成7年)
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10,712人
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2000年(平成12年)
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10,658人
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2005年(平成17年)
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10,630人
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2010年(平成22年)
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10,329人
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2015年(平成27年)
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9,926人
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2020年(令和2年)
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9,382人
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総務省統計局 国勢調査より
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行政
池田町を含む広域連合として北アルプス広域連合がある。所轄警察署は大町警察署、所轄消防署は北アルプス広域消防本部南部消防署である。
町長
- 矢口稔(やぐち みのる、2024年3月20日就任、1期目)
友好親善交流都市
議会
町議会
- 議長:横澤はま(よこさわはま)
- 議員定数:11人
- 議員任期:2023年4月30日 - 2025年4月29日
- 議長:矢口新平(やぐち しんぺい)
- 議員定数:12人
- 議員任期:2019年4月30日 - 2023年4月29日
長野県議会(北安曇郡選挙区)
- 定数:1人
- 任期:2019年(平成31年)4月30日 - 2023年(令和5年)4月29日
- 宮沢敏文(無所属)
衆議院
経済
主要企業
医療
教育
認定こども園
認定こども園は2か所設置されている[3]。
- 認定こども園 池田保育園(大字池田2420番地1) - 入園定員150名。
- 認定こども園 会染保育園(大字会染9014番地8) - 入園定員120名。
小学校
中学校
高等学校
専修学校
特別支援学校
交通
鉄道
町内を走る鉄道路線は無い。鉄道を利用する場合の最寄り駅は場所にもよるが、北部ではJR東日本大糸線の信濃松川駅、南部では同じく大糸線の安曇追分駅や篠ノ井線明科駅が利用しやすい。町営バスを利用する場合は大糸線の穂高駅と信濃松川駅と篠ノ井線の明科駅から利用できる。なお、役場の最寄りの駅は信濃松川駅である。[4]
廃止路線
1938年6月6日まで池田鉄道が走っており、町内には以下の駅があった。
- 十日市駅 - 会染駅 - 柏木駅 - 南池田駅 - 信濃池田駅 - 北池田駅
路線バス
- 町営バス - 町内と隣接自治体間を運行している。令和6年4月1日より高校生以下の運賃が無料化された。[5]
- 生坂村営バス - 池坂線が乗り入れている。
- 高速バス - 町内にバス停はないが隣接する松川村の道の駅安曇野松川にある停留所に停車する。
道路
町内に国道は通過していないし高速道路も通っていない。最寄りのインターチェンジは安曇野市にある安曇野インターチェンジ(長野自動車道)である。
ご当地ナンバー導入に向けた取り組み
安曇野市、北安曇郡池田町・松川村、東筑摩郡生坂村の4市町村を対象として、2025年を目途に、ご当地ナンバー「安曇野」の導入を目指している[6]。
文化施設
名所・旧跡・観光スポット
出身有名人
脚注
関連項目
外部リンク