織田 信明(おだ のぶあきら)は、江戸時代前期から中期にかけての旗本。通称は仙千代、式部。官位は従四位下・侍従、讃岐守。
生涯
交代寄合・織田長政の長男として誕生した。生母は松平英親の養女。初名は信秋。
元禄3年(1690年)12月12日、家督を相続する。同日、父・長政の遺言により、弟・信清に300石を分与した。その結果、所領は2700石となった。
元禄14年(1701年)9月21日、高家旗本となる。宝永2年(1705年)1月21日、高家職に就任、従五位下・侍従・讃岐守に叙任する。後に従四位下に昇進する。享保8年(1723年)2月18日、高家職を辞任、7月23日、隠居する。長男の信客は早世しており、養子に迎えた甥の信栄に家督を譲る。以後、退翁と号する。
元文元年(1736年)9月20日、死去。享年75。
系譜
子女は1男1女。
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織田氏 (平姓) | |
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伊勢守家 | |
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大和守家 | |
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因幡守家 | |
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藤左衛門家 | |
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弾正忠家 | |
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信長流 |
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信勝流 |
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信包流 |
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信治流 |
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長益流 |
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