重松 清(しげまつ きよし、1963年3月6日[2] - )は、日本の小説家。
岡山県生まれ。 少年時代吃音で悩んでいたことも後に作品に反映させている。早稲田大学教育学部卒。出版社勤務を経て、フリーライターに。
『ビフォア・ラン』(1991年)で作家デビューし、『ナイフ』(1997年)、『定年ゴジラ』(1998年)などで注目される。『ビタミンF』(2000年)で直木賞を受賞。主に現代的な家族の姿をモチーフとし、日常の中に潜む社会的問題を浮き彫りにする。少年少女の悩める心、成長の姿を扱った作品への評価も高い。
岡山県久米郡久米町(現・津山市)の生まれ[3]。中学、高校時代は山口県で過ごし、1981年、山口県立山口高等学校卒業後、18歳で上京[4]。早稲田大学教育学部国語国文学科卒業[3]。出版社に勤務した後[5]、田村章など多数のペンネームを持つフリーライターとして独立し[2]、ドラマ・映画のノベライズや雑誌記者、ゴーストライターなど、多くを手がけた。ほかに岡田幸四郎[6] など。
『ファイナルファンタジーシリーズ』で、有名な坂口博信が手がけるXbox 360用のゲームソフト『ロストオデッセイ』において、サブシナリオを担当する。
2007年度の第74回NHK全国学校音楽コンクール中学校の部課題曲「めぐりあい」の作詞を担当した。作曲は高嶋みどり。
山本周五郎賞、講談社ノンフィクション賞選考委員。
2017年、早稲田大学文化構想学部客員教授を務める[7]。
「」内が重松清の作品