2011年の経済(2011ねんのけいざい)では、2011年(平成23年)の経済分野に関する出来事について記述する。
概要
できごと
1月
2月
3月
4月
- 1日
- 5日
- 6日
- 7日 - 欧州中央銀行は政策金利を0.25%引き上げ1.25%した。約3年ぶりの利上げ[119]。
- 8日 - 外国為替市場で豪ドル/米ドルが約29年ぶりの豪ドル高の1.0585米ドルになった[120]。
- 12日
- 14日 - 外国為替市場でドル/スイスフランが過去最安値のドル安の0.8892スイスフランになった[122]。
- 15日
- 18日 - S&Pはアメリカ合衆国の信用格付けの見通しを「安定的」から「弱含み」に引き下げた[125]。
- 20日
- 21日
- 22日
- 26日 - アイルランド2年債の利回りが12.08%になった。ギリシャ2年債利回りが24.45%になった。ポルトガル2年債利回りが11.74%になった。いずれもユーロ導入以降で最高の利回りを記録した[133]。
- 27日
- 28日 - 外国為替市場で豪ドル/米ドルが約29年ぶりの豪ドル高の1.0921米ドルになった[136]。
- 29日
- ロシアの中央銀行は政策金利を0.25%引き上げ8.25%した[137]。
- 外国為替市場でドル/スイスフランが過去最安値のドル安の0.8644スイスフランになった[138]。
5月
6月
7月
8月
9月
10月
- 1日 - 山口県の地方銀行・山口銀行を傘下に置く山口フィナンシャルグループの新会社として北九州銀行(本店:福岡県北九州市)がこの日発足。山口銀行の九州内23店舗の営業を北九州銀行が承継する。
- 3日 - クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場でドイツが過去最高の118bpに達した[260]。
- 4日 - 外国為替市場でユーロ/円が10年ぶりのユーロ安の100円76銭になった[261]。
- 5日
- 7日 - フィッチはイタリアのソブリン信用格付けを「AA-」から「A+」に引き下げ、スペインのソブリン信用格付けを「AA+」から「AA-」に2段階引き下げた。見通しは2国とも「弱含み」[264]。
- 11日 - インドネシアの中央銀行は政策金利(BIレート)を0.25%引き下げ過去最低の6.5%にした[265]。
- 12日
- 13日
- 14日
- 15日 - 東京・有楽町マリオンにて、阪急阪神百貨店直営の男性向け衣料雑貨専門店「阪急MEN'S TOKYO」が開業[271]。
- 18日
- ムーディーズはスペインソブリン格付けを「Aa2」から「A1」に2段階引き下げた。格付け見通しは「弱含み」[272]。
- S&Pはエジプトの長期外貨建てソブリン格付けを「BB」から「BB-」に引き下げ、長期自国通貨建て格付けを「BB+」から「BB-」に引き下げた。格付け見通しは「弱含み」[273]。
- 19日
- 日本の野田佳彦首相と韓国の李明博大統領は日韓通貨スワップの限度額を130億ドルから700億ドルに拡充することで合意した[274]。
- 日銀と韓国銀行の円ウォンスワップ:30億ドル→300億ドル(2012年10月末まで)
- チェンマイニシアティブ(2国間):100億ドル→据え置き
- 外為特会と韓国銀行(新設):0→300億ドル(期限1年)
- ブラジルの中央銀行は政策金利を0.5%引き下げ11.5%にした[275]。
- 21日 - 外国為替市場でドル/円が戦後最安値のドル安の75円78銭になった[276]。
- 25日
- 26日
- 27日
- ユーロ圏首脳会議で欧州金融安定ファシリティ(EFSF)の支援能力をレバレッジにより1兆ユーロ規模に拡大することと、民間保有のギリシャ国債50%減免で合意した。EU首脳会議で2012年6月末までに中核的自己資本比率を9%に引き上げることで合意した[280]。
- CDS市場関係者は「自発的」に債務減免に合意した場合、CDSの支払いが発生しないのではCDS市場の存在意義が問われる、と発言[281]。
- 外国為替市場でドル/円が戦後最安値のドル安の75円67銭になった[282]。
- 日銀は金融政策決定会合で資産買い入れ基金を5兆円積み増し、総額55兆円とする金融緩和策を決めた[283]。
- S&Pはキプロスの長期ソブリン格付けを「BBB+」から「BBB」に引き下げた[284]。
- 28日
- 31日
- 外国為替市場でドル/円が戦後最安値のドル安の75円32銭になった。その後、日本政府が円売りドル買い介入を行い79円台になった[286]。しかし、その後も円高の勢いは続いた。
- 米金融大手MFグローバル・ホールディングスが連邦倒産法第11章の適用を申請。
11月
- 1日 - オーストラリアの中央銀行は政策金利を0.25%引き下げ4.5%にした[287]。
- 2日 - ルーマニアの中央銀行は政策金利を0.25%引き下げ、過去最低の6%にした[288]。
- 3日
- 4日
- 5日 - ムーディーズはキプロスの格付けを「Baa1」から「Baa3」に2段階引き下げた[294]。
- 8日 - 光学機器大手のオリンパスはこの日、1990年代から続く損失隠しの問題等を受け、副社長・森久志の解任を発表[295]。
- 9日
- 10日
- インドネシアの中央銀行は政策金利を0.5%引き下げ過去最低の6%にした[297]。
- 日本の10年物国債の利回りが1年ぶりの低金利の0.96%となった[298]。
- 17日
- ジャスダック指数の終値は、年初来安値を更新した。
- S&Pはブラジルのソブリン債格付けを「BBB-」から「BBB」に引き下げた[299]。
- スペインの10年物国債の利回りが1997年以来最高の6.975%となった[300]。
- 日本の10年物国債の利回りが1年ぶりの低金利の0.945%となった[301]。
- 22日
- 23日 - ドイツの10年物国債の入札が札割れとなった。募集額60億ユーロに対し、応札額36億4400万ユーロで平均利回りは1.98%[306]。
- 24日
- 25日
- S&Pはベルギーの格付けを「AA+」から「AA」に引き下げた。格付け見通しは「弱含み」[308]。
- ムーディーズはハンガリーの外貨・自国通貨建て格付けを「Baa3」から「Ba1」(ジャンク級)に引き下げた。格付け見通しは「弱含み」[309]。
- ベルギーの10年物国債の利回りが11年ぶりの高水準5.86%となった[310]。
- 28日 - フィッチはアメリカ合衆国の長期外貨建ておよび現地通貨建ての発行体デフォルト格付けを「AAA」に据え置き、長期格付け見通しは「安定的」から「弱含み」に引き下げた[311]。
- 29日 - 米アメリカン航空と親会社AMRが、連邦倒産法第11章の適用を申請。
- 30日
- ブラジルの中央銀行は政策金利を0.5%引き上げ11%にした[312]。
- 日本、カナダ、イギリス、欧州連合、アメリカ合衆国、スイスの中央銀行は米ドル資金供給のため以下の協調行動を決めた[312]。
- 米ドル資金供給オペの適用金利を0.5%引き下げる
- 米連銀との米ドルスワップ取り決めの期限を6か月延長し2013年2月1日とする
- 米ドル以外の資金供給オペに備えた多角的スワップ取り決めを締結する
12月
受賞
経済指標
|
始値 |
最安値 |
最高値 |
終値
|
日経平均株価 |
10,352.19 |
8,135.79 |
10,891.60 |
8,455.35
|
NYダウ |
11,577 |
10,655 |
12,810 |
12,217
|
USD/JPY |
81.17 |
75.54 |
85.52 |
76.94
|
EUR/JPY |
108.38 |
99.55 |
123.31 |
99.59
|
死去
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脚注
関連項目
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1990年代 | |
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2000年代 | |
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2010年代 | |
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2020年代 | |
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