A&G TRIBAL RADIO エジソン
『A&G TRIBAL RADIO エジソン』(エー アンド ジー トライバル レディオ エジソン)は、文化放送制作で2015年4月から放送中のラジオ番組(アニラジ)である。 概要ここ最近、「アニメファン」におけるマーケットが「巨大」と化し、主な企業も「アニラジ」に注目し始めるなど、過渡期を迎えている中で[1]、これまで文化放送A&Gゾーンの中核ワイド番組として放送してきた『A&G 超RADIO SHOW〜アニスパ!〜』の放送枠と番組内容を受け継ぎ、新しく文化放送A&Gゾーンの中核ワイド番組としてスタート[2]。 内容はその週に入ってきたアニメとゲームに関するニュースを伝えるほか、アニスパから受け継いだゲストコーナーに加え、アニメや、いわゆる「オタクトレンド」を番組の中で取り上げて、いわゆる次世代の「エジソン」を作り出す、いわばリスナーとの橋渡しの役割を果たすものである[3][4]。 なお、タイトルにある「エジソン」には、「トーマス・アルバ・エジソンのような豊かな発想力を持って次世代のA&Gを担うA&G族の末裔(子孫)」、「A&GのSON(息子)」という意味が込められており[3][4]、英文表記を「EDISON」ではなく「AGSON」としている。また、「TRIBAL RADIO」には、「A&G族(A&G TRIBAL)のためのラジオ番組」という意味が込められている。 放送・配信時間番組開始当初の2015年度は、前番組同様に地上波放送は、ナイター期間中(4月 - 9月)は全編関東ローカル、ナイターオフ期間中(10月 - 3月)は21時台のみ一部NRN系列局ネット(山梨放送のみ該当)、22時台は関東ローカルの放送としていた。インターネット配信の超!A&G+では全国で聴取が可能。なお、2025年3月で超!A&G+はサービス終了となるが[5]、番組の処遇(地上波のみの放送あるいは別の配信プラットフォームへの移行)については未定。 2016年4月から9月までは地上波での本放送は全編関東ローカルの一方、別途地方局向けの30分版が制作されていた。こちらは、本放送からゲスト出演パート「TRIBAL SQUARE」とコーナー「アイデアトースター」を再構成して放送するというもの。また番組エンディングでは文化放送と超!A&G+でも配信されていることを告知していた。ナイターオフ期間中のNRN番組扱いは2016年度も継続したが(21時台のみ)、同時ネット局がなくなったため、地上波での本放送は事実上通年で全編関東ローカルとなっていた。2017年度はこうした現状を鑑み、NRN番組より一旦除外されたが、2018年10月改編で約2年ぶりに地方局へのネット(21時台のみ)が行われることになった。しかし、2020年10月改編ではネット局がなく、地上波は3年ぶりに通年で事実上全編関東ローカルとなった。 なお、NRN番組扱いのナイターオフ期間中はCM枠で番組テーマソングがフィラーとして挿入されており、期間中のみ各局が差し替えてCMを流す形を取っている(文化放送では21時台のみクレジット読みは事前収録したものを使用している)。また、野球中継の延長により文化放送で定時開始にならなくても、野球中継の無い地方局に向けて裏送り放送が行われる。その模様を超!A&G+で配信する。
過去のネット局
超!A&G+でのナイターシーズンの対応についてナイターシーズン(4月〜9月)に文化放送でスポーツ中継(主に「文化放送ホームランナイター」など[注 4])が延長した場合、「A&G 超RADIO SHOW〜アニスパ!プラス〜」までは穴埋め番組の「A-MusicStream」が番組開始まで配信されていたが、2014年度の配信をもって一旦終了となった。 2015年度からは「A-MusicStream」のコンセプトを残した状態の穴埋め番組が開始した。番組内容は「A-MusicStream」時代と一部を除き全く変わらず、アニソンがノンストップで流されるというものである。ただ、案内や説明などを担当していた原口は登場しなくなり、その代わりに本番組のパーソナリティの事前収録されたナレーションが使用される様に変更となった。このナレーションは2017年度から徐々に使用される頻度が少なくなり、2018年度からの「A-MusicStream」の再開と共に全て廃止された。 各年度によって対応が変わるため、ここからは各年度に分けて説明する。 2015年度上記にも記載している通り、「A-MusicStream」時代の様に原口は登場しなくなり、パーソナリティである花江・日高の「只今の時間、文化放送ではスポーツ中継をお届けしています。 超!A&G+ではエジソンが始まるまで心地よいアニソンをお送りします。」という事前収録されたものに変更とされた。このナレーションは花江・日高が出演していた2017年度まで同じものが使用されていた。 4月の配信では各10分毎に「エジソン」のオープニングが流れた後に花江・日高のナレーションが別BGM共に流すという方式を取っていたが、5月以降からは曲の冒頭や間奏の間に流すことが徐々に増え始め、徐々に元の「A-MusicStream」の方式に戻り始め、最終的に2016年度以降はこの方式に統一された。 また、配信中の簡易動画画面には、穴埋め番組の間のみ超!A&G+のロゴとその上に「エジソン」のロゴが表示され、各10分毎に一度フェードアウトさせる他、楽曲のワンコーラスを流した後に曲名のテロップが表示されるなど「A-MusicStream」の形状を継続してる部分もある。この画面は穴埋め番組の配信時のみで、番組本編が開始すると、通常の超!A&G+のロゴムービーとなる。この方式は番組開始以来、2016年・2017年度の一部時期を除いて変更されていない。 その他、2015年4月から約1ヶ月間は番組本編ジングルをジングルとして流していたが、2015年5月以降から当枠配信時間のみ「A-MusicStream」時代と同一の外人男性による「A&G Internet Radio 超!A&G+」・「A&G TRIBAL RADIO エジソン From 超!A&G+」と発言しているジングルに変更となった他、各10分毎に飛び降りできるように、余った時間はインスト楽曲を流し調節を行っていた。これに関しては2015年7月以降廃止されているが、29分・58分などの切れ目では引き続き継続されている。 ナイターオフ編成においては、日本シリーズ(例年10月下旬)が延長した場合、2015年度は「アニスパ!」同様、地方ラジオ局(山梨放送)とインターネット配信の超!A&G+とに対しては定刻の21:00から裏送りで開始し、文化放送の飛び乗りまではフリートークを中心とした内容で配信していた。 2016年度曲の冒頭や間奏の間に流すという方式へ完全統一されたこと以外は、2015年度後半の配信と変更は特になかった。ただ、9月の一部配信では番組冒頭・番組中盤で「A&Gオールスター2016」の宣伝が挿入されることが数回あり、内容としては各出演者の意気込みなどの音源が4分程度流されるというものだった。 10月の改編でNRN番組から除外された(2018年10月改編で再びNRN番組扱いに復帰)事により、地方ラジオ局でのネット局が存在しないため、ナイターオフ編成においては中継延長時にはナイターシーズン(4月 - 9月)同様の措置が採られるようになった。ただ、延長具合によっては途中で中断し、ゲスト枠などを放送するという対応が取られていたが、2017年度のナイターシーズン以降は行われていない。 ナイターシーズン中は方式も変更されず方式されていたが、ナイターオフ編成の10月22日・29日の配信では別スタッフである「霞 健人」が制作を行った[9]ものが配信された。そのため、簡易動画ではテロップなどが表示されず、超!A&G+のデフォルト映像がそのまま流されるだけだった他、ジングルも花江・日高のジングルのみが使用される程度になっており、ジャンルも特定の作品・ジャンルなどに絞られたものであった。 2017年度2016年度との変化は殆ど見受ける事は無かったが、4月22日の配信のみ霞が制作したものが配信された。内容は2016年度と同様のもので、それ以降は制作者も戻って今までの通りの方式で配信が行われていた。 その一方、当日の内容によってはナイターシーズン中であっても、ナイターオフシーズン同様に超!A&G+のみ定刻の21:00から文化放送での放送開始までの間、裏送り配信するケースも見られた。ただ、ナイターオフシーズンはNRN番組扱いでは無かったため、裏送りされずに穴埋め番組が放送されていた。
2018年度番組のリニューアルに合わせて、2014年まで放送されていた「A-MusicStream」の放送が約3年半振りに再開された。それに伴い、今まで挿入されていたナレーションが全て廃止され、その代わりに「A-MusicStream」と当番組のジングルを曲の冒頭や間奏の間に流すなど、当時に近い形式へ変更となった。また、動画に関しては前年度と大きな変更点はなく、各10分毎にフェードアウトするタイミングで「本編が始まるまで音楽をお送りします」や超!A&G+の対応方式が表記されたりするのは継続されている一方、常時左上に「cooperation of A-MusicStream」と表示されるようになり、「A-MusicStream」であるというアピールもなされるようになっている。 2014年度まではブログやTwitterに公式でセットリストを公開していたが、今回からは行われておらず、確認するには放送を直接聴くという事だけに限られている。 2017年度のナイターシーズン中に不定期で行われていた超!A&G+への裏送り対応が行われる事は無かったが、10月の改編から再び地方局へのネットが開始されたため、超!A&G+でもナイターオフの延長時には裏送り配信されている。この場合、21時台はフロート番組を除いて本来のタイムテーブルに沿って進行。22:00時点で野球中継が続いている場合は、超!A&G+向けにフリートーク・メール紹介・音楽のみで番組を続行する場合と、22:00で一旦終了して「A-MusicStream」を送る場合に分かれる。いずれの場合でも22時台に予定された内容およびフロート番組は文化放送での放送開始後に送る。CM枠は文化放送の放送開始まで一切挟まない。 2019年度土曜ナイター(「文化放送ホームランナイター」)のレギュラー放送が廃止され不定期放送に移った事から、シーズン中の中継が延長した場合の現状の対応は不明。日本シリーズ中継延長時の対応は、第1戦が行われた10月19日放送分では福井放送と超!A&G+向けに21:00から放送・配信を行った。 スポーツ中継に伴うものではないが、2019年10月12日は文化放送では令和元年東日本台風(台風19号)に伴う報道特別番組のため全編休止となり、福井放送ならびに超!A&G+に向けて当初のタイムテーブルに沿って放送を行った(22時台は超!A&G+のみに配信)[10]。 2020年度ナイターオフシーズンにおける地方ネット局は再び皆無となったものの、日本シリーズ中継延長時の超A&G+向けの放送は前年同様に実施。第1戦が行われた11月21日放送分では超!A&G+向けに21:00から配信を行った。 2021年度前年同様にナイターオフシーズンにおける地方ネット局は皆無の状態であるが、日本シリーズ中継延長時の超A&G+向けの放送は行わなれず、第1戦が行われた11月20日放送分では2018年度以来約3年ぶりに「A-MusicStream」が放送された。 なお、2018年度まで文化放送でのスポーツ中継の延長が22時以降に及ぶ場合、超!A&G+では以下の対応となる。
パーソナリティ
テーマ曲タイムテーブル2024年10月現在
エジソン スペース(フロート番組枠)
コーナー現在
終了
エジソン スペース(フロート番組枠)
ゲストゲストコーナーは原則として22時台「TRIBAL SQUARE」のみ。以下の表記で「-」はゲストなし。「休止」は予定されていたコーナー自体が休止。21時台については、「TRIBAL SQUARE」・スペシャルウィーク企画実施時のみ表記する。放送時間は文化放送でのものを掲載するが、地方ネット局及び超!A&G+向けの裏送りがあった場合は裏送り分の放送時間もしくは配信時間と文化放送での放送時間(翌0:00以降のみ)の通算時間を「/斜字」で別に記載する。また、文化放送でのスポーツ中継延長により放送終了が23時30分以降になる場合は、放送時間の下に時刻を記載。なお、2019年度以降は土曜ナイター(「文化放送ホームランナイター」)のレギュラー放送の廃止に伴い、放送時間の記載は原則削除している(放送時間変更の場合は放送日に注釈の形で記載)。 2015年
(パイロット版・#1 - #39)
2016年(#40 - #92)
2017年(#93 - #144)
2018年(#145 - #157)
(#158 - #195)
2019年(#196 - #247)
2020年(#248 - #260)
(#261 - #299)
2021年(#300 - #312)
(#313 - #351)
2022年(#352 - #404)
2023年(#405 - #456)
2024年(#457 - #508)
2025年(#509 - )
エジソンスペース内ゲストエジソンスペースI
エジソンスペースII
→詳細は「Yostar presents 加隈亜衣のアズールレーディオ § ゲスト」を参照
ゲスト一覧
エジソンスペースIII
2017年度
2018年度
2019年度
2020年度
2021年度
2022年度
エジソンスペースIV
エジソンアワード
その他
脚注注釈
出典
外部リンク
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