AFCチャンピオンズリーグ2018 グループリーグ (AFC Champions League 2018 group stage )は、2018年2月12日から4月18日まで開催されたAFCチャンピオンズリーグ2018 本戦の第1ステージである。予選プレーオフ を勝ち抜いた8チームと、直接本戦出場権を獲得した24チームの計32チームで行われる。各グループを勝ち抜いた16チームが決勝トーナメント へ進出する。
抽選
グループリーグの抽選会は、マレーシア のクアラルンプール のAFCハウスで、2017年12月6日、16:30 マレーシア (UTC+8 )で開催され[ 1] 、その模様はAFCの公式YouTube チャンネルでライブ配信された[ 2] 。
具体的な振り分け方法は以下の通りであった[ 3] 。
西アジア地区は、3チーム以上が参加することが決まっている3協会(アラブ首長国連邦 ・カタール ・イラン )の順序を決め、数チームが参加することが決まっている4協会(アラブ首長国連邦 ・サウジアラビア ・カタール ・イラン )は協会内の順位でポジションを自動的に割り当てた。
まずストレートインが3チームいるカタールとアラブ首長国連邦とイランの抽選を行い、最初に決まった協会にA1・B2・C3のポジションを与え、4チーム目が進出する可能性がある「PO1勝者 」(アラブ首長国連邦)または「PO2 」勝者(イラン)または「PO3 」勝者(カタール)のいずれかをD4に割り当てた。二番目に決まった協会にはB1・C2・D3のポジションを与え、4チーム目が進出する可能性がある「PO1」または「PO2」または「PO3」勝者のいずれかをA4に割り当てた。最後に決まった協会にはC1・D2・A3のポジションを与え、4チーム目が進出する可能性がある「PO1」または「PO2」または「PO3」勝者のいずれかをB4に割り当てた(実際にはUAEが最初に決まってA1・B2・C3が割り当てられ、PO1勝者がD4に割り当てられた)。
ストレートインが2チームいるサウジアラビアはD1・A2のポジションが割り当てられた。
残ったB3とC4のポジションにウズベキスタンとPO4勝者 を割り当てた。
東アジア地区は、3チーム以上が参加することが決まっている2協会(韓国 ・日本 )の順序を決め、次に、この2協会と2チーム以上が参加することが決まっている2協会(中国 ・オーストラリア )を加えた4協会については協会内の順位でポジションを自動的に割り当てた。
まずストレートインが3チームいる韓国と日本の抽選を行い、先に決まった協会にE1・F2・G3のポジションを与え、4チーム目が進出する可能性がある「PO1 」勝者(韓国)または「PO2 」勝者(日本)のいずれかをH4に割り当てた。一方、後に決まった協会にはF1・G2・H3のポジションを与え、4チーム目が進出する可能性がある「PO1」または「PO2」勝者のいずれかをE4に割り当てた(実際には韓国が先に決まってE1・F2・G3が割り当てられ、プレーオフ2勝者がH4に割り当てられた)。
ストレートインが2チームいる中国は、G1・H2のポジションが割り当てられ、3・4チーム目が進出する可能性がある「PO3 」及び「PO4 」勝者は、最初の抽選で韓国が選ばれた場合はF4・E3に、日本が選ばれた場合はE4・F3に割り当てた。
同じくオーストラリアは、最初の抽選で韓国が選ばれた場合またはPO4勝者がE3に割り当てられた場合はH1・F3に、最初の抽選で日本が選ばれた場合またはプレーオフ3勝者がE3に割り当てられた場合はH1・E2のポジションが割り当てられた。
残ったG4とE2のポジションにタイと香港を割り当てた。
カントリーポットの抽選結果が以下の通りである
地区
ポジション
カントリー ポット
西地区
A1, B2, C3, D4
アラブ首長国連邦 +(PO1勝者 )
B1, C2, D3, A4
カタール +(PO3勝者 )
C1, D2, A3, B4
イラン +(PO2勝者 )
東地区
E1, F2, G3, H4
韓国 +(PO1勝者 )
F1, G2, H3, E4
日本 +(PO2勝者 )
括弧内の打ち消しされたクラブは抽選時のクラブである
順位決定方法
各グループの上位2チームがラウンド16に進出する。勝ち点は勝利3、引き分け1、敗退0として計算を行う。各グループで勝ち点が同点のチームが2つ以上ある場合は、以下の順に比較して順位を決定する[ 4] 。
当該チーム同士の対戦における、勝ち点の多少
当該チーム同士の対戦における、得失点差
当該チーム同士の対戦における、ゴール数の多少
当該チーム同士の対戦における、アウェーゴール数の多少
1から4を、 (全ての順位が決まるまで)繰り返し適用する。決められない場合は、下記6以降を適用
当該チームのグループ全試合における、得失点差
当該チームのグループ全試合における、ゴール数の多少
ここまで参照し、それでも2クラブが差がつかず、さらにその両方が同じ試合会場にいる場合は、PK戦を行う
警告および退場処分になった回数をポイント化 (警告=1ポイント、2回目の警告による退場=3ポイント、いわゆる一発退場=3ポイント、警告に続いて退場=4ポイント)し、ポイントの少ない方を上位とする
AFCランキング (国・協会別)の順位の高い方の所属チームを上位とする
日程
各節の日程は以下の通り[ 5] 。
西地区の試合は月曜日と火曜日に行われる (2グループずつで分けられる)。
東地区の試合は火曜日と水曜日に行われる (2グループずつで分けられる)。
各節
日程
組み合わせ
第1節
2018年2月12-14日
チーム1 vs. チーム4, チーム3 vs. チーム2
第2節
2018年2月19-21日
チーム4 vs. チーム3, チーム2 vs. チーム1
第3節
2018年3月5-7日
チーム4 vs. チーム2, チーム1 vs. チーム3
第4節
2018年3月12-14日
チーム2 vs. チーム4, チーム3 vs. チーム1
第5節
2018年4月2-4日
チーム4 vs. チーム1, チーム2 vs. チーム3
第6節
2018年4月16-18日
チーム1 vs. チーム2, チーム3 vs. チーム4
グループステージ
西地区
グループA
^ a b 直接対戦成績による(アル・ジャジーラ 3-2 アル・ガラファ / アル・ガラファ 2-3 アル・ジャジーラ)。
グループB
グループC
グループD
東地区
グループE
グループF
グループG
グループH
注釈
^ 日本の第2シードチームは組み合わせ抽選時点で確定していなかった。
^ a b c d サウジアラビアとイランの関係悪化に伴い、試合開催における安全面を考慮し、両国のクラブ間による試合を第三国の中立地で開催する。
^ 傑志 v 天津権健の試合は傑志 の本拠地である香港スタジアム が香港セブンズ で使用するため、旺角大球場 で開催される。
脚注
外部リンク