塩見三省
塩見 三省(しおみ さんせい、1948年1月12日 - )は、日本の俳優。本名同じ。京都府綾部市出身。同志社大学卒業。身長177cm、体重72kg。 来歴・人物1978年に演劇集団 円に入団。演劇『幕末純情伝』『熱海殺人事件』や1980年代はテレビドラマ、1990年代から映画にも活動の場を拡げ、『12人の優しい日本人』『Love Letter』に出演した。 『アウトレイジ ビヨンド』及び『アウトレイジ 最終章』での凄味のあるヤクザの若頭補佐から、『モリのアサガオ』の看守長に代表される人情味あふれる人格者まで、現在は名脇役として活躍している。2013年にはNHK連続テレビ小説『あまちゃん』に出演し「琥珀の勉さん」役を演じて注目を集めた[1]。『アウトレイジ ビヨンド』に出演するまで映画では悪役をやったことがなかったが、同映画では監督の北野武ですら「エライ怖くて」と言わしめる演技を披露した[2]。 2013年にテレビ朝日『徹子の部屋』に出演した際、お世話になった人物に岸田今日子を挙げ、俳優活動をする上で何かあった時に必ず声を掛けてくれたと感謝の言葉を述べている。 2014年3月に脳出血により倒れて、5カ月間入院。退院後も左手足などに後遺症が残り体重も10kg減少したが、懸命なリハビリを経て、2016年2月放送のNHK総合テレビ『恋の三陸 列車コンで行こう!』で復帰した[1][3][4]。自身のブログで、2014年3月ごろに体調を崩して入院、足に「不具合」が残ったもののリハビリを経て、2015年12月25日に「約2年ぶりにカメラの前に立ちました」と告白している[5]。体調不良の理由は脳出血であったことを2016年2月26日放送のNHK総合テレビ『あさイチ』にゲスト出演した際に公表した[6]。このリハビリの際、長嶋茂雄と一緒だったことを明かしている[7][6]。2017年公開の映画『アウトレイジ 最終章』のジャパンプレミアにて4年ぶりに公の場に姿を見せた[8]。2021年、闘病生活についてまとめた本『歌うように伝えたい』を出版。ゲスト出演したラジオでは、「病気により、俳優に、書くという表現手法がプラスされ、表現の幅が広がった」と話している。また、今後やりたいことを聞かれ、「俳優としては身障者である自分が、どうどうと撮影所に行き、(当たり前のように障害者が障害者を演じ、)バリアフリーな世界を作ることが自分の使命」と答えている[9]。 出演テレビドラマ
映画
Vシネマ
舞台
CM
著作
受賞
脚注
外部リンク
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