窪田正孝
窪田 正孝(くぼた まさたか、1988年〈昭和63年〉8月6日[1] - )は、日本の俳優。 神奈川県出身[1]。スターダストプロモーション所属。妻は女優の水川あさみ。 略歴男3人兄弟の三男として生まれる(兄はそれぞれ4歳上と1歳上)[2][注 1]。 ガソリンスタンドで働き、整備士を目指して神奈川県立神奈川工業高等学校[4]に通う[5]など元々芸能界には興味がなかったが、母親の勧めで『De☆View』の誌内からスターダストプロモーションのオーディションを見つけて応募し、事務所に入所する[6]。 2006年4月、フジテレビ系深夜ドラマ『チェケラッチョ!! in TOKYO』で初主演を務め俳優デビュー。しかし、デビュー当時はオーディションを受けても落ちてばかりいたという[7]。 2008年、『ケータイ捜査官7』で再び主演に選ばれる。シリーズ監督をつとめた三池崇史を初めとし、金子修介、湯山邦彦、押井守などが監督陣として名を連ね、全45話と[8]放送が1年間続く隠れた人気ドラマとなった。[9]窪田の初期を代表する1作とも言われるが、のちに窪田はこの作品で三池に出会ったことが俳優としての転機だったことを明かしている[8]。「10年後に窪田を選んだ理由がわかる」と言われ、選んでもらった事が間違いではなかったと証明したいという思いが、それ以降の俳優活動のモチベーションに繋がったという[7]。翌2009年には主演ドラマ『浪花の華〜緒方洪庵事件帳〜』で時代劇にも初挑戦する[10]。 2012年6月、『平清盛』に平重盛役でNHK大河ドラマに初出演。2013年のフジテレビ系1月期ドラマ『最高の離婚』や2014年上半期放送のNHK連続テレビ小説『花子とアン』の出演で知名度が上がる[11][12]。その後もTBS系ドラマ『Nのために』や『アルジャーノンに花束を』、日本テレビ系ドラマ『デスノート』『THE LAST COP/ラストコップ』などへの出演が続き、ORICON STYLEの「2015ブレイク俳優」で上半期[11]および年間を通しても首位を獲得した[13]他、2015年の年末に発表された「Yahoo!検索大賞」でもパーソンカテゴリーの俳優部門を受賞した[14]。 2019年4月放送開始のフジテレビ系ドラマ『ラジエーションハウス〜放射線科の診断レポート〜』で月9ドラマ初主演[15]。 2020年前期のNHK連続テレビ小説『エール』では作曲家の古関裕而をモデルにした主人公を務めた[16]。朝ドラで男性が主演を務めるのは『マッサン』の玉山鉄二以来6年ぶり[17]。この年の活躍が認められ、将来有望な若手俳優に送られるエランドール賞新人賞を受賞した[18]。 2022年、映画『ある男』ではミステリアスな役柄を演じ、第46回日本アカデミー賞で最優秀助演男優賞に輝いた[19]。 2023年8月21日、主演が予定されていた舞台『いつぞやは』(8月26日 - 10月1日)を、第一頚椎の剥離骨折のため降板することを発表[20]。9月22日、映画『スイート・マイホーム』の公開御礼舞台あいさつに登壇し、公の場に復帰した[21]。 人物脱ぐと筋骨隆々。役で必要なときは鍛えたり食事に気を使ったりするが、普段は鉄棒にぶらさがって懸垂をするくらい[22]。ボクシングを趣味としている[23]。 小学生の時には野球、中学生の時には『SLAM DUNK』の影響でバスケットボール[24]。高校ではダンス部に所属しポッピンダンスをやっていた[25]。好きなアーティストはEXILE、特にATSUSHIを「神です」と語るほどの大ファン[26]。 焼肉が大好物である[27]。また甘党であり、特にアイスなどの氷菓子を好む[28][29]。車好きでもあり、「愛車は3〜4時間かけても洗いたい」と話すなど洗車好きでもある[30]。 私生活2017年7月期放送のフジテレビ系ドラマ『僕たちがやりました』での共演を機に交際していた女優の水川あさみと、約2年の交際期間を経て2019年9月21日に東京都内の区役所に婚姻届を提出し結婚したことを同日明らかにした[31][32]。 受賞歴
作品シングル
配信
出演テレビドラマ
WEBドラマ
映画
劇場アニメ
舞台
降板テレビ
テレビアニメCM
ラジオドラマ
PV
Web
新聞その他
イベント・ライブ
書籍雑誌連載
写真集
脚注注釈出典
外部リンク
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