山本千尋
山本 千尋(やまもと ちひろ、1996年8月29日 - )は、日本の女優、元武術太極拳選手[5][6]。 兵庫県神戸市東灘区出身[7]。スターダストプロモーション所属。 中国武術を3歳から習い、武術太極拳選手として世界ジュニア武術選手権大会で金メダルを2度獲得した後、女優へ転身。「新世代アクション女優」として注目を集める[8][9][10]。 来歴武術太極拳選手として香港のアクション映画、カンフーが好きな母の影響で、姉について3歳の頃から家の近くにあった中国武術の稽古場に通い始める[11]。小学生になって本格的に競技スポーツである「武術太極拳」の練習を開始し、週6日練習に通うほどのめり込む[12][13]。 小学6年生だった2008年12月にインドネシア・バリ島で開催された第2回世界ジュニア武術選手権大会で金メダル1、銀メダル1を獲得[14]。 2010年から2012年にかけてJOCジュニアオリンピックカップ武術太極拳大会で長拳、剣術、槍術の3種目で3連覇を果たした[12]。 芦屋学園高等学校普通科アスリートコース1年に在学中の2012年9月にマカオで開かれた第4回世界ジュニア武術選手権大会で金メダル1枚と銀メダル2枚を獲得し、2度目の世界一に輝いた[4][15][16][17]。同大会を区切りに競技生活に終止符を打つ[5]。 女優として日本テレビ系『スター☆ドラフト会議』へのスター候補生としての出演[18]を機にアクション女優への転身を勧められるようになり、マイナースポーツである「武術太極拳」を広めたいとの思いや幼い頃からのジャッキー・チェンやジェット・リーへの憧れから、女優を目指すようになる[8][19]。 2013年8月の舞台『時空警察ヴェッカー1983』で女優としてデビュー[3]。翌2014年6月公開の『太秦ライムライト』で映画に初出演しヒロイン役を演じて[20]、2015年の第3回ジャパンアクションアワードでベストアクション女優賞を受賞した[21]。 ハリウッドのアクション映画女優への憧れに加えて、2014年11月の『太秦ライムライト』プレミア上映でロサンゼルスを訪れたことで「ハリウッドに行きたい」という思いが強まり、高校卒業後の2015年にアメリカへ留学。ロサンゼルスのアクティングスクールにて演技を学ぶ[19][22]。 2015年末に帰国し、直後に出演した「『キングダム』連載10周年実写特別動画」(2016年4月公開)で羌瘣役を演じて、美しき女剣士の剣舞姿が話題を呼ぶ[8][23]。映画『仮面ライダー平成ジェネレーションズ Dr.パックマン対エグゼイド&ゴーストwithレジェンドライダー』(2016年12月公開)やテレビドラマ『ウルトラマンジード』(2017年)に出演し、特撮作品にも進出する[12]。 2017年2月末でクイーンズアベニューを退所し、2017年9月からスターダストプロモーションに所属[24]。 2018年5月には土曜時代ドラマ『そろばん侍 風の市兵衛』で念願の時代劇ドラマに初出演[25][26][27]。 2019年4月には『特捜9スペシャル』にゲスト出演し憧れの刑事ドラマに初挑戦[28]。 2019年5月公開の『チア男子!!』ではアクションのない文化系学生役を演じる[29]。 2019年10月より配信された特撮アクション時代劇『BLACKFOX: Age of the Ninja』で初主演を務める[9][10][30]。 2022年7月公開の日本映画『キングダム2 遥かなる大地へ』に羌象役で出演[31]。2016年の「『キングダム』連載10周年実写特別動画」では羌瘣を演じたが、本作では羌瘣が実の姉のように慕う役柄を演じる[31]。 2022年、『鎌倉殿の13人』でNHK大河ドラマ初出演[32]。 人物
受賞歴
主な戦績全て女子の部。A, B, C は、年齢別によるクラス分け[36]。
出演舞台
映画
ショートムービーテレビドラマ
ラジオドラマ
吹き替えアニメテレビ
ゲーム
ネット配信
CM
雑誌脚注出典
外部リンク
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