草刈民代
草刈 民代(くさかり たみよ、本名:周防 民代(すお たみよ)[1]、1965年5月10日 - )は、日本の女優。元バレリーナ。愛称は「たみちゃん」。ワタナベエンターテインメント所属(2024年3月まで)[2][3]。夫は映画監督の周防正行。 経歴東京都新宿区出身。3姉妹の長女。実家は、中央精版印刷株式会社を経営。前社長は、父の草刈龍平。現在の社長は、妹の草刈明代[4]。父方の祖父は元中央精版印刷社長の草刈親雄。 なお、俳優の草刈正雄とは苗字が同じというだけであって、血縁関係はない。 川村小学校卒業、川村中学校卒業、川村高等学校中退。 札幌五輪のジャネット・リンに憧れバレエを始める。1973年、小林紀子バレエアカデミーに入門し、1981年、牧阿佐美バレヱ団に参加。ちなみに夫の周防正行によると、草刈はバレエを始めた8歳の頃からすでに「私は将来プロのバレエダンサーになるために今一生懸命やっているんだ」と高い意識を持って練習に励んでいたという[5]。 1983年デビュー以来、同バレエ団の主役クラスを演じるダンサーに成長した。その後数々の賞を受賞。 1990年にソビエト文化省招聘により海外で初めて公演を行った。 1996年、『Shall we ダンス?』で初映画出演及び初主演を果たす(役所広司とダブル主演)。同年3月9日に監督だった周防と結婚。 1997年、上記映画への出演に対して第20回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞やキネマ旬報新人女優賞など、数々の賞を得る。 2001年、草刈が憧れていたといわれる『カルメン組曲』への出演を果たす。 2009年、自身がプロデュースも兼ねた公演『エスプリ〜ローラン・プティの世界〜』最終日(4月24日)をもって、バレリーナとしての現役を引退[6]。 バレエダンサー引退後は、女優業に完全に転身し、安田顕との二人芝居「宮城野」は女優転身後の初舞台となった[7]。 2010年に放映されたNHKの大河ドラマ『龍馬伝』にて、テレビドラマ初出演した。 2011年、『ダンシング・チャップリン』に主演。 2016年2月1日、個人事務所からオスカープロモーションに移籍[8]。 2020年1月6日、ワタナベエンターテインメントへの移籍を発表[2]。 2022年、ロシアとの戦争状態により被害を受けたウクライナのキーウ(キエフ)バレエ団を支援するための来日公演を企画・プロデュースした[9][10]。 2024年9月11日、ワタナベエンターテインメントを3月末で退所していたことを明らかにする[3]。現在は、マネージャーをつけず、自分一人でマネージメントを行っている[11]。 レパートリー
出演テレビドラマ
映画
ウェブテレビ
舞台
劇場アニメ
ビデオ
ドキュメンタリー
その他のテレビ番組
ラジオ番組
CM
書籍著書
写真集
関連書籍
DVD
受賞歴
脚注
外部リンク
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