大高緑地
大高緑地(おおだかりょくち)は、愛知県名古屋市緑区にある愛知県営の都市公園(広域公園)である[1]。大高緑地公園とも呼ばれる。 概要愛知県営の緑地公園である。計画公園面積は121.2haで、2020年(令和2年)現在106.6ヘクタールが供用されている[1]。 1940年(昭和15年)、環状緑地帯として都市計画決定され、1952年(昭和27年)に事業着手して1963年(昭和38年)4月に開園[2]。以降、各種施設(後述)を整備して供用面積を順次拡大、1964年(昭和39年)知多郡大高町が名古屋市に編入されたことにより緑地全域が名古屋市になる。2016年(平成28年)に全体供用を開始する予定となっている[2]。 敷地内にはゴーカートのある交通公園やプール、ベビーゴルフ場、野球場、テニスコート、ゲートボール場、デイキャンプ場などが整備されている。 2012年(平成24年)に名古屋市が主催した第1回名古屋まちなみデザインセレクションの市民投票において、「大高緑地 竹林散策路」がまちなみデザイン20選(第1回)に選定された[3][4]。 2016年(平成28年)7月1日には恐竜テーマパーク「ディノアドベンチャー名古屋」がオープンした[5][6](詳細は後述)。 2021年(令和3年)、水泳場が老朽化に伴い閉鎖された。 主な設備
イベント
ディノアドベンチャー名古屋ディノアドベンチャー名古屋は、大高緑地公園内にある恐竜のテーマパーク。2016年(平成28年)7月1日に第1期工事の終わった約0.9ヘクタールをプレオープンし[6]、2016年(平成28年)11月3日にパワーアップオープンした[7]。管理運営は岐阜県郡上市でキャンプ場やディノアドベンチャーライドを運営する株式会社エヌエーオー[6]。 プレオープン時は園内に整備された全長約600メートルの遊歩道を歩きながら敷地内に配置された実物大の動く恐竜模型12体をめぐるというもの[6]であったが、11月3日のパワーアップオープンに伴い全長は約900メートルに延長され、恐竜模型も新たに6体追加され18体となった[7]。今後は、カートにのって恐竜探検をするライド型アトラクションが整備される予定である[7]。 交通鉄道バスギャラリー
周辺
その他かつて、同公園は夜になると暴走族が集団で暴走するような場所になっており、死亡事故も発生していたため、1987年(昭和62年)には公園内道路を夜間閉鎖する措置が取られた[8]。 一方で国道1号沿いにあった第一駐車場は1988年(昭和63年)2月時点でも、夜間でも出入り自由になっており、週末の夜はアベックの車が集まっていたが[9]、同月に同所で名古屋アベック殺人事件が発生したことがきっかけで、事件後には入り口に門扉が設置され、開門時間は6時30分から19時30分までになった[10]。その後、2022年(令和4年)時点では駐車場は19時閉門(翌7時開門)となっている[11]。 脚注
関連項目外部リンク
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