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この項目では、将棋の女流棋士の西山朋佳について説明しています。西山朋佳の姉である囲碁棋士については「西山静佳」をご覧ください。 |
西山 朋佳(にしやま ともか、1995年6月27日 - )は、日本将棋連盟所属の女流棋士。伊藤博文七段門下[1]。女流棋士番号は73[2]。大阪府大阪狭山市出身[1]。大阪学芸高等学校卒業[3]、慶應義塾大学環境情報学部中退[4]。西山静佳(囲碁棋士、関西棋院所属[5])は実姉[6]。棋風は「豪腕」[7]と呼ばれる。
棋歴
奨励会時代
父と姉(3学年上)の影響で将棋を始め[8]、5歳の時から将棋教室に通った[9]。子供の頃から、男性と将棋を指すことが多かったという[8]。
10歳の時、後に師匠となる伊藤博文七段が、西山の自宅(大阪狭山市内)から程近い羽曳野市内に開設した将棋教室に入会した[10]。
中学2年の時に研修会の入会試験を受け、8連勝と好成績を挙げたことで奨励会入りを意識した[8]。
2009年8月、第30回全国中学生選抜将棋選手権大会・女子の部で優勝[11][12]。
2009年11月8日、関西研修会に入会(B1クラス)[13]。
2010年3月7日[14]、中学2年で関西奨励会に入会(6級)[1]。
2011年5月、里見香奈女流三冠(当時)の奨励会1級編入試験の対局相手となり、4級であった西山は香落ちの手合いで敗れた[15]。
2014年1月、現行制度では女性として2人目・最年少の18歳7か月で初段に昇段[16]。同年9月、女性として2人目・最年少の19歳2か月で二段に昇段[14]。
2015年12月、女性として2人目・最年少の20歳5か月で三段に昇段[17]。三段リーグには第59回(2016年度前期)から参加している[17]。なお、三段リーグ参加の同期に藤井聡太がおり、藤井は最終局に勝利して1期抜けでプロ入りを決めたが、その最終局の相手が西山であった[18]。
奨励会に所属する一方、女流棋戦にも参加し[注釈 1]、2014年、第4期女流王座戦五番勝負[注釈 2]でタイトル戦に初登場したが、加藤桃子女王に3連敗して敗退[21][6]。2018年5月24日、第11期マイナビ女子オープン五番勝負第4局で加藤桃子女王に勝ち、3勝1敗でシリーズを制して初タイトル「女王」を獲得[22]。女流棋士ではない奨励会員の女流タイトル獲得は加藤に続き2人目となる[23]。
2019年度
2019年5月22日、第12期マイナビ女子オープン五番勝負第4局で挑戦者の里見香奈女流四冠に勝ち、3勝1敗でシリーズを制して連覇[24]。同年11月1日、第41期女流王将戦三番勝負第3局で里見香奈女流王将に勝ち、2勝1敗でシリーズを制して女流王将を獲得し、女流二冠となった[25]。同年12月4日、第9期女流王座戦五番勝負第4局で里見香奈女流王座に勝ち、3勝1敗でシリーズを制して女流王座を獲得し、女流三冠となると同時に、女流棋士ではない女性奨励会員が獲得可能な3つの女流タイトル(女王・女流王座・女流王将)を独占した[26]。
2020年3月7日[27]、第66回[28]三段リーグ最終日を12勝4敗で迎え[29]、女性初の四段昇段の可能性を残していた[29]。西山は最終日の2局を連勝して最終成績を14勝4敗としたが[27]、谷合廣紀・服部慎一郎・西山の3名が14勝4敗で並び[27]、前期の成績によって決まる順位の差により谷合と服部の2名が四段昇段[27]、西山は次点となって[28]昇段を逸した[27]。2024年9月の時点まで、三段リーグには3人の女性が入ったが、四段への昇段者はゼロで、次点の成績を挙げたのは西山ただ一人である[30][31]。
2020年度
4月1日、第34期竜王戦で長谷部浩平に勝利し女性で初めて6組ランキング戦ベスト4に入った。
6月3日、第13期マイナビ女子オープン五番勝負第5局で挑戦者の加藤桃子に勝ち、3勝2敗でシリーズを制して3連覇[32]。
7月30日、第92期棋聖戦の1次予選決勝で北島忠雄に勝利し、棋戦で女性で初めて1次予選を突破した[33]。
9月26日、前期三段リーグ戦で次点を取ったことにより順位1位で臨んだ第67回奨励会三段リーグ戦だったが、終盤の8連敗が響き、7勝11敗に終わった[34]。
10月30日、第42期霧島酒造杯女流王将戦第3局で室谷由紀に勝利し、2勝1敗で防衛を果たした[35]。
12月14日、最終局までもつれ込んだ第10期リコー杯女流王座戦第5局で挑戦者の里見香奈女流四冠を破り、3勝2敗で防衛を果たした[36]。
2021年1月の第92期ヒューリック杯棋聖戦に女流棋士枠で参加すると、棋士以外としておよび女性として初の一次予選突破を果たした。二次予選では初戦の準決勝を勝利したものの、決勝で屋敷伸之九段に敗れ、本戦進出はならなかった[37]。
3月6日、第68回奨励会三段リーグ戦の最終戦を勝利で終えたものの、終盤の6連敗が響き、9勝9敗に終わった[38]。
3月24日、第34期竜王戦6組ランキング戦で小山怜央アマに敗れ、ベスト4入りはならなかった[39]。
4月1日、奨励会を退会[40]。
女流棋士時代
2021年度
2021年4月1日、奨励会の年齢制限を前にして、奨励会を退会して女流棋士(東京所属)に転向することを明らかにした[41][42]。同日、女流棋士への資格申請書を連盟に提出した[43]。奨励会三段であった西山は、奨励会規定「奨励会2級以上で退会の場合は、退会時の段級位でそのまま女流棋士の資格を得る」により、2021年4月1日付で女流三段となった[43]。
同年6月1日、第14期マイナビ女子オープン五番勝負第5局で挑戦者の伊藤沙恵に勝利。3勝2敗でシリーズを制して4連覇。女流棋士転向後のタイトル獲得により、2021年6月1日付で連盟正会員となった[44]。
同年7月9日、第1期ヒューリック杯白玲戦の順位決定リーグ・順位決定トーナメントを勝ち抜き、渡部愛との七番勝負を決定した[45]。
同年10月16日、第1期ヒューリック杯白玲戦七番勝負第4局で渡部愛に勝利。4勝0敗のストレートでシリーズを制し、初代白玲となった。
2022年度
2022年6月13日、第15期マイナビ女子オープン五番勝負第5局で挑戦者の里見香奈に勝利し、3勝2敗で女王のタイトル防衛を果たす。あわせて、女王のタイトル5連覇により「永世女王」の資格を得た。同女流棋戦で永世称号の資格獲得したのは西山が初[46]。また、女流棋士転向後「タイトル3期」(白玲1期、女王2期)の規定を満たし、同日付で女流四段に昇段した。
2023年2月24日、第49期岡田美術館杯女流名人戦で、伊藤沙恵女流名人に勝利し、女流名人の座についた[47]。
2023年度
10月4日、第17回朝日杯将棋オープン戦一次予選決勝でこの年棋聖戦と王位戦のダブルタイトル挑戦をした佐々木大地を破り、女流棋士として初の一次予選突破を果たした[48]。西山は、一次予選決勝での勝利で「棋士公式棋戦の通算成績」を36勝35敗[49](奨励会時代からの通算成績)と勝ち越した。
10月17日、霧島酒造杯第45期女流王将戦第2局で香川愛生女流四段に勝利し、2勝0敗でタイトル防衛[50]。また、女流棋士転向後「タイトル7期」の規定を満たし、同日付で女流五段に昇段した。
10月28日、第3期ヒューリック杯白玲戦七番勝負第7局で里見香奈に勝利。4勝3敗で白玲を2期ぶりに獲得。
11月、第31期倉敷藤花戦三番勝負で里見香奈に挑戦するが0勝2敗で敗退。
2024年2月25日、第50期女流名人戦五番勝負で福間香奈(旧姓里見)に1勝3敗で敗れ女流名人を失冠、女流三冠に後退。
2024年度
2024年5月12日、第17期マイナビ女子オープン五番勝負で挑戦者の大島綾華女流二段を3勝0敗で退け、女王のタイトルを7連覇。
2024年7月4日、第18回朝日杯将棋オープン戦での勝利により「棋士編入試験」受験資格を獲得、受験する意向を表明(詳細は別項)。
「棋士編入試験」の受験へ
公式棋戦成績(2023年1月10日-2024年7月4日)
対局日 |
棋戦 |
対戦相手 |
結果/勝-敗
|
2023年0 01月10日 |
竜王戦 |
岡部怜央 |
四段 |
● |
-
|
06月07日 |
棋聖戦 |
木下浩一 |
六段 |
○ |
1-0
|
0000同日 |
棋聖戦 |
所司和晴 |
七段 |
○ |
2-0
|
07月28日 |
朝日杯 |
堀口一史座 |
七段 |
○ |
3-0
|
0000同日 |
朝日杯 |
谷合廣紀 |
四段 |
○ |
4-0
|
08月10日 |
青流戦 |
斉藤優希 |
三段 |
○ |
5-0
|
0000同日 |
青流戦 |
横山友紀 |
四段 |
● |
5-1
|
09月19日 |
棋聖戦 |
梶浦宏孝 |
七段 |
○ |
6-1
|
0000同日 |
棋聖戦 |
三枚堂達也 |
七段 |
● |
6-2
|
09月21日 |
王座戦 |
島朗 |
九段 |
● |
6-3
|
10月04日 |
朝日杯 |
渡辺和史 |
六段 |
○ |
7-3
|
0000同日 |
朝日杯 |
佐々木大地 |
七段 |
○ |
8-3
|
11月15日 |
銀河戦 |
藤本渚 |
四段 |
● |
8-4
|
12月08日 |
朝日杯 |
佐藤康光 |
九段 |
● |
8-5
|
12月25日 |
竜王戦 |
小山怜央 |
四段 |
● |
8-6
|
2024年0 01月26日 |
棋王戦 |
富岡英作 |
八段 |
○ |
9-6
|
03月05日 |
棋王戦 |
谷合廣紀 |
四段 |
● |
9-7
|
05月20日 |
NHK杯 |
木村一基 |
九段 |
○ |
10-7
|
06月07日 |
棋聖戦 |
石田直裕 |
五段 |
○ |
11-7
|
0000同日 |
棋聖戦 |
高橋道雄 |
九段 |
○ |
12-7
|
07月04日 |
朝日杯 |
阿部光瑠 |
七段 |
○ |
13-7
|
0000同日 |
朝日杯 |
佐々木大地 |
七段 |
● |
-
|
女流タイトルホルダーには公式棋戦(いわゆる「男性棋戦」)への出場機会が設けられており、福間香奈と並んで西山もこれまで複数回の公式棋戦対局を重ねてきた。その中で、福間が2022年度に「棋士編入試験」に挑んだように、西山も棋士編入試験へ迫る機会を2024年度までに二度経験している。
一度目は2023年度、前述の第17回朝日杯将棋オープン戦二次予選進出を果たした時であった。この時点で「いいとこ取り」で公式棋戦成績「8勝3敗」としており[51]、進行中の棋戦「第32期銀河戦」本戦または「第17回朝日杯」二次予選での成績次第では「棋士編入試験」資格を得られる状況(いいとこ取りで「10勝以上」かつ「勝率0.650以上」)に迫っていた。しかし、銀河戦本戦では藤本渚に、朝日杯二次予選1回戦では佐藤康光にいずれも敗れた。また、続く第37期竜王戦6組の初戦で小山怜央にも敗れ、公式棋戦3連敗で公式棋戦成績を「8勝6敗」とし、「10勝以上かつ勝率0.650以上」から遠のいた。
二度目は2024年度、前述の第37期竜王戦の敗退以降である。2024年1月に始まった第50期棋王戦予選を1勝1敗、2024年5月の第96期棋聖戦一次予選では2連勝し、前述の2023年度からの公式棋戦成績を「11勝7敗」とした。また、テレビ棋戦である第74回NHK杯において5月20日の対局で勝利していたことが、6月23日の放送で判明した。ここまで西山は公式棋戦成績を「いいとこどり」で「12勝7敗」とし、「棋士編入試験」資格まで残り1勝に迫った[52]。
2024年7月4日、第18回朝日杯一次予選の阿部光瑠戦でも勝利し、西山は公式棋戦成績を「13勝7敗(勝率0.650)」として「棋士編入試験」資格を得た[53]。女性・女流棋士が棋士編入試験の受験資格を得るのは史上2人目で、2022年に棋士編入試験を受験・不合格となった福間香奈(当時は里見姓)以来2年ぶりのことであった[53]。棋士編入試験への受験申請は任意で、申請締切りは資格獲得から1か月以内であるが、西山は受験する意向を同日に表明した[54]。
- 棋士編入試験の概要・対局結果
棋士編入試験の対局は、申請を正式受理した月の2か月後となる2024年9月から1か月に1局ずつ、受験者が3勝または3敗するまで最大で全5局を行なう(五番勝負)。試験官は現役棋士の新人5名(棋士番号338-342番)が担当する。持ち時間は、試験官・受験者とも各3時間(ストップウォッチ方式)、第1局でのみ振り駒を行ない、第2局以降は手番の先後を交互に入れ替えて行なわれる。
編入試験第1局は、振り駒により後手番となった西山が、女性受験者として初めて棋士編入試験対局に勝利した[55]。
棋士編入試験【3勝で合格】(2024年9月-2025年1月)[56][57]
対局順 / 対局日 |
試験官 (棋士番号) |
対局結果/西山手番 |
備考 |
西山の対戦成績(三段リーグ当時)
|
1
|
2024年00 09月10日 |
高橋佑二郎 四段 |
(342) |
○勝ち (132手) |
後手△ |
振り駒 |
対戦なし(リーグ同期:第68回)-000
|
2
|
10月02日 |
_山川泰熙 四段 |
(341) |
●負け (104手) |
先手▲ |
|
2勝1敗(リーグ同期:第62-68回)
|
3
|
11月08日 |
_上野裕寿 四段 |
(340) |
- |
後手△ |
|
1勝0敗(リーグ同期:第64-68回)
|
4
|
12月 |
_宮嶋健太 四段 |
(339) |
- |
先手▲ |
|
2勝0敗(リーグ同期:第66-68回)
|
5
|
2025年 01月 |
_柵木幹太 四段 |
(338) |
- |
後手△ |
|
0勝5敗(リーグ同期:第59-68回)
|
西山朋佳 女流三冠 成績1勝1敗 (第2局終了時点)
|
棋風
振り飛車党[58]。ゴキゲン中飛車と三間飛車が得意戦法で、軽いさばき、力強い攻めを特徴とする[59]。
序中盤で不利になっても、終盤力で逆転勝ちする「怪力」で知られる[60]。観戦記者の津野章二は、女性とはとても思えない豪快な将棋を指す、と評する[61]。
鈴木大介によると、「強かった頃の鈴木大介に似ている」と将棋界で評されている[60]。
女流棋戦では持ち時間をほとんど使わない傾向であったが、2017年度に行われた第11期マイナビ女子オープン本戦(西山は本戦シード)では、持ち時間をきっちり使う傾向に変化した[21]。また、主にネット将棋の実戦を重ねることで腕を磨いていた西山は、初タイトル「女王」を獲得する前年の2017年から男性棋士と研究会を行うようになり、練習対局の後の感想戦で男性棋士から様々な指摘を受けることで、将棋観が変わったという[62]。
棋士から称賛された妙手「△4五同桂」
初タイトル「女王」を獲得した第11期マイナビ女子オープン五番勝負の第2局(2018年4月25日、於 山梨県甲府市 常磐ホテル。西山が勝利)で西山が指した、加藤桃子女王に飛車をタダで取らせると同時に馬を作らせる一手「△4五同桂」(36手目[63])は将棋界に衝撃を与えた[60]。田名後健吾(『将棋世界』編集長)は「誰もが考えもしない強手」と記した[64]。
大崎善生(元・『将棋世界』編集長)は「常識を覆す一手」と絶賛し、棋士たちの評を下記のように伝える[60]。
〔棋士が〕100人いて思いつくのは3人、実際に指せる人は1人でしょう。
— 某棋士。〔〕内は引用者が補完、[60]
人物
昇段履歴
奨励会
女流棋士
昇段規定は、将棋の段級 を参照。
主な成績
獲得タイトル
色付き は現在在位。詳細は#年表を参照。
他の女流棋士との比較は、棋戦 (将棋)#女流タイトル 、および、将棋の女流タイトル在位者一覧 を参照。
タイトル |
番勝負
|
獲得年度
|
登場
|
獲得期数
|
連覇
|
クイーン称号
|
白玲 |
七番勝負 9-11月
|
2021 / 2023-2024
|
4回
|
3期 (歴代1位)
|
2連覇 (歴代1位)
|
|
清麗 |
五番勝負 8-9月
|
-
|
1回
|
-
|
-
|
|
女王 |
五番勝負 4-5月
|
2018-2024
|
7回
|
7期 (歴代1位)
|
7連覇 (歴代1位)
|
永世女王
|
女流王座 |
五番勝負 10-12月
|
2019-2020
|
4回
|
2期
|
2連覇
|
|
女流名人 |
五番勝負 1-2月
|
2022
|
2回
|
1期
|
-
|
|
女流王位 |
五番勝負 4-6月
|
-
|
1回
|
-
|
-
|
|
女流王将 |
三番勝負 10月
|
2019-2020 / 2022-2024
|
6回
|
5期
|
3連覇
|
クイーン王将
|
倉敷藤花 |
三番勝負 11月
|
-
|
2回
|
-
|
-
|
|
獲得合計18期=歴代4位 / 登場回数 合計27回 (第46期女流王将戦〈2024年度〉終了まで / 番勝負終了前は除く)
|
将棋大賞
在籍クラス
女流順位戦の在籍クラスの年別一覧
開始 年度
|
(出典)女流順位戦
|
期
|
白玲
|
A級
|
B級
|
C級
|
D級
|
0
|
2021
|
1
|
(「順位決定トーナメント戦決勝進出)」
|
2022
|
2
|
白玲
|
|
|
|
|
--
|
2023
|
3
|
|
A01
|
|
|
|
8-1
|
2024
|
4
|
白玲
|
|
|
|
|
--
|
2025
|
5
|
白玲
|
|
|
|
|
--
|
女流順位戦の 枠表記 は挑戦者。右欄の数字は勝-敗(番勝負/PO含まず)。 順位戦の右数字はクラス内順位 ( x当期降級点 / *累積降級点 / +降級点消去 )
|
年度別成績
女流棋戦(公式戦)成績
年度 |
対局数 |
勝数 |
負数 |
勝率 |
(出典)
|
2021
|
38 |
30 |
8 |
0.7894 |
[20]
|
2022
|
65 |
46 |
19 |
0.7076 |
[21]
|
2023
|
51 |
38 |
13 |
0.7450 |
[22]
|
(小計)
|
154 |
114 |
40 |
0.7402 |
|
2021-2023 通算
|
154 |
114 |
40 |
0.7402 |
[23]
|
2023年度まで
|
棋士公式棋戦(男性棋戦)成績
奨励会時代 (2016年度-2020年度)
|
年度 |
対局数 |
勝数 |
負数 |
勝率 |
(出典)
|
2016
|
1 |
0 |
1 |
0.0000 |
[24]
|
2017
|
1 |
1 |
0 |
1.0000 |
[25]
|
2018
|
4 |
0 |
4 |
0.0000 |
[70]
|
2019
|
8 |
5 |
3 |
0.6250 |
[71]
|
2020
|
21 |
12 |
9 |
0.5714 |
[72]
|
2016-2020 (小計)
|
35 |
18 |
17 |
|
|
女流棋士転向後 (2021年度以降)
|
年度 |
対局数 |
勝数 |
負数 |
勝率 |
(出典)
|
2021
|
15 |
8 |
7 |
0.5333 |
[26]
|
2022
|
10 |
2 |
8 |
0.2000 |
[27]
|
2023
|
16 |
9 |
7 |
0.5625 |
[28]
|
2021-2023 (小計)
|
41 |
19 |
22 |
0.4634 |
[29]
|
2016-2023 通算
|
76 |
37 |
39 |
|
|
2023年度まで
|
年表
- タイトル戦の欄の氏名は対戦相手(挑:防衛戦での挑戦者)。
色付き のマス目は獲得(奪取または防衛)。 0Q のマス目はクイーン称号獲得。 0L はタイトル戦敗退(失冠)、 氏名の下は左から順に、o : 西山の勝ち / x : 西山の負け
- - は棋戦創設前。 ※ は棋戦不参加。
- 将棋大賞は、最女 : 最優秀女流棋士賞、優女 : 優秀女流棋士賞、女棋 : 女流棋士賞、
- 名特 : 名局賞特別賞、女名 : 女流名局賞、女対 : 女流最多対局賞
|
脚注
注釈
- ^ 2011年5月27日、日本将棋連盟が「女性の奨励会員が女流棋戦にエントリーし、出場することは自由である」と発表し[19]、その結果、女性奨励会員がマイナビ女子オープンと女流王座戦に出場できるようになった。
- ^ 里見香奈第3期女流王座の休場・タイトル返上により、決勝戦まで勝ち上がった加藤桃子女王と西山(初段)が五番勝負を行い、勝者が第4期女流王座となった[20]。
- ^ 奨励会規定「奨励会2級以上で退会の場合は、退会時の段級位でそのまま女流棋士の資格を得る」により、奨励会を三段で退会した西山は、女流三段として女流資格を得た。
- ^ 新規女流棋戦の増加もあり、2022年度において女流歴代最多となる65局を対局。なお、同年度における棋士の最多対局賞は服部慎一郎の68局であるが、西山は女流棋戦の他に棋士公式戦女流参加枠の対局を10局行っており、これも含めた75局の対局数は服部を超える。
出典
参考文献
- 津江章二『藤井聡太 名人をこす少年』日本文芸社、2017年。
外部リンク
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タイトル保持者 【4名】 |
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永世称号 有資格者 |
- 女流七段 清水市代(クイーン名人・クイーン王位・クイーン王将・クイーン倉敷藤花)
- 女流六段 中井広恵(クイーン名人)
|
---|
|
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女流五段 【 2名】 | |
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女流四段 【 9名】 | |
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女流三段 【11名】 | |
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女流二段 【20名】 | |
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女流初段 【19名】 | |
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女流1級 【 9名】 | |
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女流2級 【 7名】 | |
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現役女流棋士 全81名(2024年11月01日時点)/ △は2024年度の昇段 詳細は将棋の女流棋士一覧を参照。 / 引退者については「Template:将棋の引退女流棋士」を参照。 |
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白玲 | |
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A級 | |
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B級 | |
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C級 | |
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D級 | |
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次期参加 | |
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休場 | |
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数字は順位 / 名前横の「休」は今期休場者 / D級の「*」は降級点の数(3つで女流順位戦の参加資格を失う) 「次期参加」は組み合わせ抽選基準日以降にプロ入りした女流棋士(当期は未参加) / 「休場」は第1期からの休場者(棋戦未参加) |
将棋大賞 |
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2000年代 | |
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2010年代 | |
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2020年代 | |
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第45回から優秀女流棋士賞、第44回までは女流棋士賞。第26回までは女流棋士賞が女流の最高賞であったため、第26回以前は第27回創設の最優秀女流棋士賞として扱う。括弧内は受賞年。前年度の活躍が対象。 |
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2010年代 | |
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2020年代 | |
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2019年から創設。数字は受賞年。前年度の対局が対象。勝者は左側に表記。 |
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2010年代 | |
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2020年代 | |
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第37回より創設。括弧内は受賞年。前年度の活躍が対象。 |
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竜王 | |
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1組 (定員16名) | |
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2組 (定員16名) | |
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3組 (定員16名) | |
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4組 (定員32名) | |
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5組 (定員32名) | |
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6組 (参加70名) |
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★挑戦者 / △次期昇級 / ▼次期降級 / 初 初参加棋士(棋士として初参加) / 詳細については将棋棋士の在籍クラスを参照。 |