バンダイ版「RISE OF NEW CHAMPIONS」では、ドイツ国内クラブジュニアユース決勝で彼が率いるブレーメンが、コルネリアス・ハイネ率いるドレスデンに敗れて優勝を逃し、ドイツ代表の中盤の座をもハイネに奪われてしまったために、当初はハイネを憎み嫌っていた。だが、ハイネのケガのリハビリに一生懸命に取り組む様子や、サッカーに対する情熱心が揺れ動き、やがてハイネの存在を認めるようになる。ハイネが中盤を任されている間はカルツとダブルボランチを組み、守備に努めている。
バンダイ版「RISE OF NEW CHAMPIONS」でも活躍を見せ、カルロス・バーラのシュートを真正面から止めている。また、あるルートでNewHeroと出会うことがあるが、その時点ではまだドイツ代表であることを明かしていなかったため、改めて代表として登場した際は、NewHeroを始め元々ドイツでも存在を知らなかった若林や見上監督も彼から事情を知り驚く様子が見られる。
バンダイ版「THE RISE OF NEW CHAMPIONS」でもパーフェクトキーパーの性能を発揮しており、受けられるシュートは必ず取りこぼさずキャッチできる唯一の選手となっている。また、ルートや条件によっては森崎にパーフェクトキーパーの秘訣を教えており、それにより森崎がシュナイダーのファイヤーショットを止めるシーンを見ることができる。
ふらの中マネージャーで家庭の事情でアメリカ[注 26]に引っ越すことになり、全国大会でチームが敗退するまでという条件でマネージャーを続ける。松山に恋心を抱きながらも想いを告げられず、また松山もそれに気付かない状況が続く中で、対南葛中戦でチームに白いハチマキを配り、松山のハチマキには鉢巻に白い糸で「I LOVE YOU」と刺繍を施す。ふらの中が南葛中に敗戦した直後母親と共に空港に向かい日本から離れるが、刺繍に気付いた松山が空港にタクシーを走らせてまで追い駆けていった。マネージャー仲間の町子からは松山に想いを伝えるよう再三助言されており、松山以外のサッカー部員には松山のことが好きだと気付かれていたが、部員全員が松山はこっち方面は鈍感だと言っている。高校進学に当たり日本に帰国することになり、ふらの高校の受験直後に松山と再会を果たす。
日系ブラジル人。翼の師匠にしてもっとも尊敬する人物。元ブラジル代表の10番でセンターフォワード。網膜剥離を患い、海に飛び込んで自殺を図るも大空広大に助けられ、友人関係になる。その縁で浜松にある東都大学病院の眼科医を紹介され、精密検査・診察を兼ねて訪日し、大空家にしばらく居候する。大空家への訪問時間が深夜だったため、泥棒に間違えられた奈津子に水をぶっかけられた。その後は翼のブラジル留学を手助けしたりと常に陰から見守り、時に厳しく接する。小学生編では翼をブラジルに連れて行くと約束するも、自分の身勝手で家族を離れさせることに負い目を感じ始め、また、翼を一流のプロに育て上げる自信がなくなっていったため、結局一人でブラジルに帰国する。日本を去るとき、翼に1冊のノートを残した。この中にはサッカーにおける様々なアドバイスが記され、このノートをきっかけに翼はFWからMFに転向、ドライブシュートを身につけた。帰国後はサンパウロFCの少年部門の指導者として活躍。その後、ジュニアユース大会期間中に片桐の再三の説得により翼をブラジルに連れて行くことを決意し、決勝戦終了直後に再び翼の前に現れ、改めてブラジルでサッカーを教えることを約束した。ブラジルに渡った翼を指導し続けた。【ワールドユース編】ではブラジルユース代表の監督に就任するため一時期翼と決別し、チームを準優勝に導く。その後は【ROAD TO 2002】においてヨーロッパに挑戦する翼を後押しした。【ライジングサン】ではジョアンが監督を務めるU-23ブラジル代表のコーチに就く。名言は「Viva Tsubasa!(ビバ・ツバサ!)」。