プリミドン
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| IUPAC命名法による物質名 |
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- 5-Ethyl-5-phenyl-1,3-diazinane-4,6-dione
| 臨床データ |
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販売名 |
Lepsiral, Mysoline, Resimatil, others |
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Drugs.com |
monograph |
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MedlinePlus |
a682023 |
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ライセンス |
US Daily Med:リンク |
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胎児危険度分類 |
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法的規制 |
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薬物動態データ |
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生物学的利用能 | ~100%[3] |
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血漿タンパク結合 | 25%[3] |
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代謝 | Liver |
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半減期 | Primidone: 5-18 h, Phenobarbital: 75-120 h[3], PEMA: 16 h[4] Time to reach steady state: Primidone: 2-3 days, Phenobarbital&PEMA 1-4weeks[5] |
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排泄 | Kidney |
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データベースID |
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別名 |
desoxyphenobarbital, desoxyphenobarbitone |
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化学的データ |
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化学式 | C12H14N2O2 |
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分子量 | 218.252 |
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- O=C1NCNC(=O)C1(c2ccccc2)CC
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- InChI=1S/C12H14N2O2/c1-2-12(9-6-4-3-5-7-9)10(15)13-8-14-11(12)16/h3-7H,2,8H2,1H3,(H,13,15)(H,14,16)
- Key:DQMZLTXERSFNPB-UHFFFAOYSA-N
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プリミドン(英: Primidone)は、部分てんかんや全般性てんかんを含むてんかんの治療に用いられる医薬品である[6]。また、本態性振戦にも用いられる[7]。投与量は、血中で測定されたレベルに基づいて調節される場合がある[6]。投与法は経口である[6]。
一般的な副作用には、眠気、協調運動障害、吐き気、食欲不振、などがあげられる[6]。重度の副作用には、自殺、精神病、血球の欠乏、などがあげられる[7][6]。妊娠中の人への使用は胎児に害を及ぼす可能性がある[6]。プリミドンは、バルビツール酸系の抗てんかん薬である[6]。その作用機序は全体的に不明である[6]。
プリミドンが米国で医薬品として承認されたのは1954年である[6]。後発医薬品として入手できる[7]。2019年の英国の国民保健サービスにかかる1か月分の費用は約68.40ポンドである[7]。米国での1か月分の卸売価格は約3.20米ドルである[8]。2017年の米国で238番目に最も一般的に処方された医薬品であり、その処方件数は200万件を超える[9][10]。
出典
- ^ “Primidone SERB 50mg Tablets - Summary of Product Characteristics (SmPC)”. (emc) (18 August 2014). 5 August 2019時点のオリジナルよりアーカイブ。16 May 2020閲覧。
- ^ a b “Primidone (Mysoline) Use During Pregnancy”. Drugs.com (18 February 2019). 26 November 2020時点のオリジナルよりアーカイブ。16 May 2020閲覧。
- ^ a b c Ochoa, Juan G (2005年). “Antiepileptic Drugs: An Overview”. eMedicine. eMedicine, Inc.. 2012年2月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2005年7月2日閲覧。
- ^ CDER, U.S. DEPARTMENT OF HEALTH AND HUMAN SERVICES (2003–2005). “Primidone (Mysoline)”. Pharmacology Guide for Brain Injury Treatment. Brain Injury Resource Foundation. 2010年3月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2005年7月2日閲覧。
- ^ Yale Medical School, Department of Laboratory Medicine (1998年). “Therapeutic Drug Levels”. YNHH Laboratory Manual - Reference Documents. Yale Medical School. 2009年2月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2005年7月13日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i “Primidone Monograph for Professionals” (英語). Drugs.com. American Society of Health-System Pharmacists. 29 June 2019時点のオリジナルよりアーカイブ。8 April 2019閲覧。
- ^ a b c d British national formulary : BNF 76 (76 ed.). Pharmaceutical Press. (2018). pp. 332. ISBN 9780857113382
- ^ “NADAC as of 2019-02-27” (英語). Centers for Medicare and Medicaid Services. 2019年3月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。3 March 2019閲覧。
- ^ “The Top 300 of 2020”. ClinCalc. 18 March 2020時点のオリジナルよりアーカイブ。11 April 2020閲覧。
- ^ “Primidone - Drug Usage Statistics”. ClinCalc. 11 April 2020時点のオリジナルよりアーカイブ。11 April 2020閲覧。
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アルコール | |
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バルビツール酸系 | |
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ベンゾジアゼピン類 | |
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ウレタン | |
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フラボノイド | |
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イミダゾール | |
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カヴァ成分 | |
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ウレイド(英語版) | |
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神経ステロイド | |
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非ベンゾジアゼピン系 | |
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フェノール類 | |
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ピラゾロピリジン類 | |
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キナゾリノン類 | |
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吸入麻酔薬/ガス | |
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その他/未分類 |
- 3-ヒドロキシブタナール
- アロガバト(英語版)
- アベルメクチン類 (例:イベルメクチン)
- 臭化物化合物 (例:臭化リチウム, 臭化カリウム, 臭化ナトリウム)
- カルバマゼピン
- クロラロース(英語版)
- クロルメザノン
- クロメチアゾール(英語版)
- ダリガバト(英語版)
- DEABL(英語版)
- 重水素化エチフォキシン(英語版)
- ジヒドロエルゴリン(英語版)類 (例:ジヒドロエルゴクリプチン(英語版), エルゴロイド(英語版))
- エタゼピン(英語版)
- エチフォキシン(英語版)
- フルピルチン(英語版)
- ホパンテン酸(英語版)
- KRM-II-81(英語版)
- ランタン
- ラベンダー油(英語版)
- リグナン類 (例:4-O-メチルホノキオール(英語版), ホノキオール(英語版), マグノロール(英語版), オボバトール(英語版))
- ロレクレゾール(英語版)
- イソ吉草酸メンチル(英語版)
- モナストロール(英語版)
- Org 25,435(英語版)
- プロパニジド
- レチガビン(英語版)
- サフラナール
- スチリペントール(英語版)
- スルホニルアルカン(英語版)類 (例:スルホンメタン(英語版), テトロナール(英語版), トリオナール(英語版))
- トピラマート
- セイヨウカノコソウ成分 (例:3-メチルブタン酸, イソバレルアミド, バレレン酸(英語版))
- 未分類のベンゾジアゼピン部位陽性調節因子: MRK-409(英語版)
- TCS-1205(英語版)
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