国道204号(こくどう204ごう)は、佐賀県唐津市から玄界灘沿岸を経由して、長崎県佐世保市に至る一般国道である。
概要
佐賀県唐津市から伊万里市までは東松浦半島の玄界灘沿いを大きく迂回して通る。伊万里市から長崎県佐世保市までは松浦鉄道西九州線と並行するように松浦市、平戸市田平町を経由する。
路線データ
一般国道の路線を指定する政令[1][注釈 1]に基づく起終点および重要な経過地は次のとおり。
歴史
路線状況
バイパス
重複区間
- 国道382号(佐賀県唐津市和多田西山・唐津市瀬田原交差点(起点) - 唐津市呼子町呼子・持山交差点)
- 国道202号・国道498号(佐賀県伊万里市二里町大里甲・国見台西交差点 - 伊万里市二里町大里乙・二里大橋交差点)
- 国道383号(佐賀県伊万里市二里町大里乙・二里大橋交差点 - 長崎県平戸市田平町小手田免・平戸大橋入口交差点)
- 国道498号(長崎県佐世保市瀬戸越町・瀬戸越町交差点 - 佐世保市八幡町・八幡歩道橋(終点))
道路施設
橋梁
- 佐賀県
- 長松大橋(町田川、唐津市)
- 上新田橋(佐志川、唐津市)
- 浦川橋(浦川、唐津市)
- 相賀橋(唐津市)
- 鼓橋(橋本川、唐津市)
- わたりこ橋(下川、唐津市)
- 横野橋(唐津市)
- 観音橋(唐津市)
- 高尾橋(江頭川、唐津市)
- 名護屋大橋(名護屋浦、唐津市) - 258m、1967年3月完成、当初は有料橋[12]。
- 外津橋(外津浦、唐津市 - 東松浦郡玄海町)
- 仮屋橋(有浦川、玄海町)
- 座川橋(座川、玄海町-唐津市)
- 幸橋(座川、唐津市)
- 黒塩橋(伊万里市市)
- 郷川橋(伊万里市)
- 伊万里津大橋(伊万里川、伊万里市) - 1987年8月開通[11]
- 江湖(こうこ)の辻高架橋(松浦鉄道西九州線、伊万里市) - 1987年8月開通[11]
- 二里大橋(有田川、伊万里市、国道202号重複区間内)
- 中島橋(大里川、伊万里市)
- 天神橋(脇野川、伊万里市)
- 里橋(里川、伊万里市)
- 楠久橋(楠久川、伊万里市)
- 長崎県
- 人柱橋(人柱川、松浦市)
- 今福橋(今福川、松浦市)
- 小福蓮(松浦市)
- 浦橋(松浦市)
- 江口橋(調川川、松浦市)
- 丹花橋(浦川、松浦市)
- 蓮田橋(松浦市)
- 鹿爪橋(志佐川、松浦市)
- 竜尾橋(竜尾川、松浦市)
- 坂瀬橋(坂瀬川、松浦市 - 平戸市)
- 関橋(平戸市)
- 城山橋(釜田川、平戸市)
- 潜竜橋(江迎川、佐世保市)
- 市松橋(北松浦郡佐々町)
- 新佐々橋(佐々川、北松浦郡佐々町)
- 妙見橋(木場川、北松浦郡佐々町)
- 中央橋(相浦川、佐世保市)
- 黒橋(相浦川、佐世保市)
- 大野橋(相浦川、佐世保市)
- 梅田橋(佐世保川、佐世保市)
トンネル
- 佐賀県
- 長崎県
- 本山トンネル:延長325 m、1994年(平成6年)竣工、佐世保市
道の駅
地理
国道204号のうち、東松浦半島の海岸線沿いを周回する区間は、途中に浜野浦、朝市で有名な呼子地区、加部島へ渡る呼子大橋、七ツ釜、立神岩、名護屋城址、波戸岬など観光スポットが多い。
唐房バイパスが開通した際に唐房バイパスから波戸岬にかけての道にルート・グランブルー〜ジャックマイヨールが愛した海〜という愛称がつけられた。特に東松浦郡玄海町にある浜野浦の棚田付近が、玄界灘から続く仮屋湾の海と相まって眺めがよい風景があるところで知られている。
通過する自治体
交差する道路
交差する鉄道
沿線
- 佐賀県唐津市
- 東松浦郡玄海町
- 伊万里市
- 長崎県松浦市
- 平戸市
- 北松浦郡佐々町
- 佐々町役場
- 松浦鉄道西九州線佐々駅・佐々バスセンター
- 佐世保市
脚注
注釈
出典
参考文献
関連項目
外部リンク
ウィキメディア・コモンズには、
国道204号に関連するカテゴリがあります。
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1 - 100 (1 - 57号は旧一級国道。59 - 100号は欠番) |
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101 - 200 (旧二級国道、109 - 111号は廃止・欠番) |
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201 - 300 (201 - 271号は旧二級国道、214 - 216号は廃止・欠番) |
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