国道286号(こくどう286ごう)は、宮城県仙台市青葉区から山形県山形市に至る一般国道である。
概要
古くから仙台と山形を結ぶ主要道だった笹谷街道に沿う国道である。県庁所在地間を結ぶ国道の一つである事から仙台 - 山形間のアクセスとして用いられる道路の一つである。
路線データ
一般国道の路線を指定する政令[1][注釈 1]に基づく起終点および重要な経過地は次のとおり。
歴史
路線状況
別名
- 東二番丁通
- 笹谷街道
- 愛宕上杉通
- 広瀬河畔通(愛宕大橋南詰 - 宮沢橋)
- 秋保通(宮沢橋 - 鹿野二丁目の区間も含まれる)
- 2008年(平成20年)4月1日までは、秋保通(長町バイパス)は宮沢橋交差点を起点としているが、国道286号となるのは鹿野二丁目交差点(写真)から西の区間であった。そのため一部の地図などでは宮沢橋 - 鹿野二丁目の区間も国道286号バイパスと誤植される誤りがしばしばあった(実際には、同区間は仙台市道373号南小泉茂庭線であった)。2008年(平成20年)4月1日に起点・経路が変更されたため、秋保通(長町バイパス)は全線が国道286号となった。
- ニーパーロク[12](286号という名前をモジった呼び名)
- 旧笹谷街道の起点である旧長町宿にあるエフエムたいはく(仙台市太白区)では、2008年(平成20年)10月4日から「ニー・パー・ロク!」という番組を放送していた(当初は毎週土曜21:30より、後に毎週金曜22:30 - 23:00)。
バイパス
- 生出バイパス(仙台市太白区茂庭中ノ瀬東 - 仙台市太白区茂庭字原山)
- 赤石バイパス(仙台市太白区坪沼内城 - 仙台市太白区茂庭川添東)
- 支倉道路(仙台市太白区坪沼山田 - 川崎町支倉字中山)[13]
- 碁石バイパス(川崎町支倉字碁石)
- 小野バイパス(川崎町小野字根岸 - 川崎町小野字弁天)
- 川崎バイパス(川崎町小野字弁天 - 川崎町前川字北原)
- (川崎町今宿字神林 - 川崎町今宿字笹谷町)
かつて指定されていた道路
宮城交通が運行する路線 川崎 - 仙台駅前 は川崎(宮城川崎IC近く)- 長町駅/たいはっくる前(旧始点・旧長町ターミナル)間でおおよそバイパス開通前の旧道を走行している。ただし 砂押町 - たいはっくる間 は現在旧道ではなく、長町南駅/太白区役所前 など道幅が広い市道を通るように路線が変更されている。
重複区間
- 国道48号(宮城県仙台市青葉区本町(起点) - 仙台市青葉区一番町)
- 国道457号(宮城県柴田郡川崎町川内 - 柴田郡川崎町今宿)
冬期閉鎖区間
- 笹谷峠
- 笹谷IC - 関沢IC(11月上旬 - 4月下旬)。台風による土砂崩れのため通年峠越えが出来なかった時期があったが、2002年(平成14年)から通れるようになった。
地理
通過する自治体
交差する道路
沿線
- 宮城県
- 勾当台公園
- 仙台三越
- 仙台市立東二番丁小学校
- 仙台国際ホテル
- 仙台中央郵便局
- 河北新報社
- 仙台中央警察署
- 仙台市立五橋中学校
- 仙台市福祉プラザ
- 五橋駅(仙台市地下鉄南北線)
- 山形県
脚注
注釈
- ^ 一般国道の路線を指定する政令の最終改正日である2004年3月19日の政令(平成16年3月19日政令第50号)に基づく表記。
- ^ a b c d e f g 2022年3月31日現在
出典
参考文献
関連項目
ウィキメディア・コモンズには、
国道286号に関連するカテゴリがあります。
外部リンク
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1 - 100 (1 - 57号は旧一級国道。59 - 100号は欠番) |
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101 - 200 (旧二級国道、109 - 111号は廃止・欠番) |
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201 - 300 (201 - 271号は旧二級国道、214 - 216号は廃止・欠番) |
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